「刻苦勉励せよ」

映画だったのかドラマだったのか、とにかく何かの撮影に参加している夢をみた。

映画には全く興味がないし、ドラマももう余程のことがなければ観ない。時間の無駄だから（競馬必勝法の妄想とか、出走表を見ながら馬券の検討をしている方がよほど楽しい）。

それなのに自分が主役？として撮影に臨んでいる。あり得なすぎてなんじゃこりゃ？なのだった。

撮影場所はおそらく東京ディズニーシー。入り口付近にあるホテルや売店付近をもっぱら使用して、何やら殺し合いの様相を呈している。そのホテルは、ディズニーのキャラクターホテル？ではなく、超高級ホテルのように改装されていた印象。

映画の役どころは、丸腰の主人公。でもニュータイプというか、思念で敵の攻撃を無効化したり、相手の動きもある程度読めるので、危機を寸前でかわして難を逃れ続けていた。

味方のような敵のような謎のキャラで香川某氏がひとり二役で出ていたり、たしか協力者サイドに阿部ちゃんもいたぞ。味方の阿部ちゃんは気分的に心強い。

ただヒロイン役に目立った存在がおらず、もちろん濡れ場もなし。そこが至極残念だった。登場する女性陣は一般のエキストラというか見慣れぬ素人さんばかりだったので、まったく印象に残っていないし。

ところがナレーターに力が入っていて、美輪明宏＆タモリのご両人。あろうことか2人体制。

危機迫るラストシーンにおいて、美輪さんがメッセージをくれた。

「刻苦勉励せよ」

という言葉だったと記憶しているが、同時に東郷平八郎元帥の日本海海戦における訓示を調べてみようと、夢から覚めてからそのことがもう頭から離れなくなった。

でもって調べてみると・・・

「皇国の興廃この一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」

くわーっ・・・。

すごくカッコイイお言葉だ。その歴史的一戦に勝ったことを知っているから・・・だけれど。

「刻苦勉励せよ」
「皇国の興廃この一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」

これらを美輪明宏さんの声音で脳内想起すると、心底ゾワゾワ来る。

それにゾクゾクするほどに、前向きな気分が沸き上がってくる。沸々と。


つい先日、このブログの訪問者様が10万を越えたようなので（大半は巡回ロボットなのではないか？・・・と疑っているが）、その記念にブログのタイトルを変えてしまえ。

ここ数日、何かいい言葉はないかな？・・・と考えていたのが奏功したかも。