龍体力学覚え書き

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日本に「ボランチ」を根付かせた人

2018-07-26 23:22:38 | days
サッカー日本代表の監督が森保一さんに決定。現役時代の記憶がある人物(オフト監督時代の守備的MF)が代表監督になった。ある意味、感慨深い。

言うことを聞かない外国人監督よりも、広告代理店や怪しげな業界団体やいうなればカルトな宗教団体などの、底抜けにいかがわしい連中の思惑に忠実なサッカー協会幹部の言いなりになりそうな人物を選んだという感じで、まあ胡散臭い利権はびこる日本には相応しいチョイスなのかなという気分である(順番的に、今度はワールドカップ本大会に出られたとしてもグループリーグ敗退の番。事情通でまともな外国人はやらんわな)。

最強チームを作るのを必ず邪魔する「外野」がいて、大抵横槍を入れてくるのがお約束の日本代表(サッカーに限らず、野球など、非合法**が対象にしてそうな競技は、最強チーム作る気あんのか?・・・と問い詰めたい選考によくお目にかかるわけで)。

背後にマフィアでもいたかもしれないイタリア人監督でさえ、最終的には現場の利権選手たちによる「俺たちのサッカー」とやらの犠牲になるわけだから(ブラジル・ワールドカップのグループリーグにて)、よほどの変わり者以外なり手がなく、まともな外国人はもう代表監督になってくれないのではないか?

アギーレさん、ハリルホジッチさんとまだ2例とはいえ、ザッケローニさんに続く外国人監督のキャラを見ても、トータルバランスに優れた人格者のなり手がない傾向が浮かび上がっているような、ないような。

まあそれはさておき、サンフレッチェ広島の元監督だった今度の新監督。その前任者がペトロヴィッチさん(そこでもコーチを務めていたのが今回の新監督さん)。その人物(現札幌監督)の師匠にあたるのが元日本代表監督でもあったオシムさんである(オーストリアのシュトルム・グラーツで監督とコーチの間柄)。

直接の弟子ではないにせよ、孫弟子みたいな流れにあるといえるかもしれないので、一時期雨後の筍のように出版されたオシムさん関連本の何冊かに目を通してみて、新監督が行うサッカーにどういう影響がみられるかをチェックしようと思い立った。

手始めに、スポーツ系の雑誌「ナンバー」のオシムさんのインタビュー記事をまとめたムック本を1冊通読。平成22年に出版されたものなのに、読み物として全然「現役」。

普通のサッカー選手やOBについて書かれた本と違って(そんな本は手に取る気にもならん。モウリーニョの本は1冊読んだが)、1冊読めば充分という気が全然しない。あと何冊か調達することにしたい。

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