谷津干潟ではセイタカシギは私が鳥撮りを始めたころから何度も撮影しています。今回久しぶりにじっくりと撮影する機会に恵まれました、長年見慣れたいるはずの鳥なのですが今まで見たことの無いような頭と首筋の黒い個体が居ました。頭の黒い個体は以前にも良く見かけていてセイタカシギの個体差と認識していましたが今回の個体は個体差の範囲を遥かに超えているようで別種ではないかと思いましたが、セイタカシギの亜種であるオーストラリアセイタカシギとは大きさも首にかかる黒い部分の位置も異なるようです、もう一つの亜種であるエリグロセイタカシギ(北米に分布)に良く似ているようですが顔の部分の黒の入り方が異なっているようです(エリグロセイタカシギは目の周りが白い)。この個体は当日全部で18羽のセイタカシギが確認されましたがそのうちの2羽にこの特徴が有り背中の羽の色からおそらくオス、メスと思われます。、エリグロセイタカシギは動物園などでかなり飼われているようで、逃げ出して普通のセイタカシギと交雑したものかも知れません。それとも単に普通のセイタカシギの個体差に含まれてしまうのか?いずれにせよ私の未熟な見識では良く分かりません、どなたかお分かりの方居ましたらコメント下されば幸いです。2011年3月20日 谷津干潟にて
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