パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

AACコンサート@リンカーンセンター(アリス・タリー・ホール)

2006-12-04 23:53:29 | 音楽
 今日授業でプレゼンがあったりしてちょっと遅れましたが(いやまたも頭の回転に英語回路がついていかない悲しい状況)、実は金曜日はこの冬初のAACのコンサートでした(前にパンダさんがお知らせしてたヤツ)。リンカーンセンター(アリス・タリー・ホール)で金曜夜にコンサートなんてスゴイ。実は前回の立ち上げ時と違ってお客さんはどうなんだろうと思っていたのですが、8割方埋まってた気がする。(中央かなり後方だったのでよく見えた)

んで、演奏はぁ~、ちょっとmixedな感想なので箇条書きに。

○チェロのソロはとんでもなかった(Yves Dharamrajさん、フランスーインド間のアメリカンらしい)。いや、ホントに。とっても若そうなのに。音色、音の出し入れ、響かせ具合、何となく個性も感じるし、これはすごい またこう言っていいのか分かりませんが、溌剌とした音の伸びがどんどん成長中の伸び盛りにも聞こえて、宝石が磨かれて輝きをどんどん増す様(あるいはフリーザの変身中)を目撃しているようでもありました。

○マーラーSymphony No.1は壮大だったけど、ひょっとして私の好みの曲じゃないのかも(コンサート・ホールで聴くのは初めて)。人気あるのになぁ~。いや、アイーダよりもコシ・ファン・トゥッテが好きだった時点でそうなのかもしれませんが、コンサートで私が期待するのは、華やかなメロディー・ラインを聴きたいというよりは、いろんな音の重なりで満たされた空間でその重なりが変化していく様を楽しみたい(コンサート・ホールならでは!)ということなので、マーラーの華々しい管楽器の響きがちょっとtoo muchに思えた。アレ、後ろの方に座ってたせい(・ ・?) 弦楽器(ヴァイオリンからヴィオラ)が1.5~1.2倍ぐらいいればキレイな音の重なりになるんじゃないかとか思ったんだけどどうなんでしょう。。。まぁ結局は好みの問題なんでしょうけどね(隣のアメリカ人は真っ先にスタンディング・オベーションだった)。

○コンサート・マスターとその隣の方の音色美しかったなぁ

○っとまぁ、いろいろぎっしり詰まってた演奏会なのでした。次も期待。

パンダさんは明日もコンサートで中です。頑張ってね。