パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

ホリデーパーティー

2005-12-08 23:52:07 | 音楽
 パンダとそらまめさんが行っている英会話学校で「ホリデーパーティー」がありました。先生方の英語のコントやゲーム、くじ引き(そらまめさんはセーターをゲットしました)など催し物もいっぱいそしてその催し物の一つにパンダのヴァイオリン演奏も入れてもらっちゃいました当然ピアノもないし、広く響く部屋ではないし、環境が整った状態ではないことは分かっていましたが、NYでも少しでも自分が演奏できるところを積極的に作っていきたいと思ったので、参加させてもらいました。伴奏はCDを使って。またCDチェンジをするときにはソロで演奏して、うまくプログラムを組み立てました。演奏もなんとかみなさんに楽しんでもらえたかな演奏前はヴァイオリンの緊張よりも、プログラムの進行を英語でやっていかないといけないというほうがが緊張していましたにわか練習をしたおかげで、ゆっくりながらもカンニングペーパーを見ることなく進めていけました。今日の演奏もCDチェンジなどを含め、ステージマネージャーをしてくれたそらまめさんのおかげで、なんとか乗り切ることができました。ありがとうございましたですいや~しかし、舞台で弾くほうが観客との距離があり、自分の空間を作ることが出来て気持ちいいし、演奏に集中しやすいですね。今日のようなホント目の前で、真横にもたくさんの人・・・という状態は面白いくらい緊張してしまうまだまだ未熟ななパンダでありましたしかしこのようなパーティーを開くためには本当に多くのスタッフさんの力があってこそです。お部屋の飾り付けや飲み物、お寿司をはじめたくさんの手作りお料理も用意してくださっていて、大感謝でありました

 その後、お世話になっている音楽理論を教えていただいている先生が誘ってくださったコンサートに行ってきました。内容は日本の伝統音楽、三味線アンサンブルコンサート前にあったレクチャーにも参加しましたが、これが最高に勉強になりましたと同時に自分の国の音楽について何も知らないこともなんだか辛くなってしまいました実際、日本にいたときもこのように間近で三味線の音を聞く機会はなかったし、日本の音楽、三味線の歴史などをはじめ、三味線のスタイル(例:Itchu-bushiやTokiwazu-bushiなど)、スタイルによって三味線が違うということも初めて知り、「へ~そうだったんだぁ」という発見ばかりでした。なんだか外国で自分の国の音楽を勉強してる!って不思議な気分ですが、知らない人たちが前提となっているからこそ分かりやすかったり、また自分も素直に受け止められるのかもしれません。
とにかく今日は日本の音楽の特徴を改めて勉強しました。1000年前の音楽が、今もなお同じ形式で見ることができる音楽は、日本音楽の良い特徴であり、音楽世界の中でも珍しいようです。
でも実際はこのようなレクチャーが日本の学校教育の中で行われるべきものだとパンダは思います。12代目Miyako Itchuさんも言っていましたが、今の日本では残念なことにほとんどの人が日本音楽について知らない・・・と。日本伝統音楽がもっとロープライスで身近に聴ける環境ができるといいのですが・・・パンダも世界に誇れる日本音楽についてもっと知りたいな~と素直に思えました。

 そんなこんなの音楽経験をし、満足とは終わらないのがパンダの人生ってか どんな本番もやっぱり緊張し、終わるとホッとしてしまうもの。そんなちょっとした疲れで注意力が落ち、そして普段のドジが重なりを落としてしまいました日本でもやったことのないこの失敗にかなり落ち込み、せっかくのいいコンサートの気分がになってしまいました。明朝、お店の開店と同時に行って対処法をアドバイスしていただくつもりです。あ~あ
でも自分を励ますためにもいいことも一つ。パーティーで聴いてくださっていた男の子がヴァイオリンに興味をもったらしく、ぜひやりたいなんて素敵なこともいってくれてましたとさこれで眠れるかな