東京タウンウォッチング 鎌倉歴史的重要建築物２点081226

　東京タウンウォッチング　鎌倉歴史的重要建築物２点081226 　 　鎌倉散策。鎌倉市では、観光資源として歴史的な建築物を指定して保全を図っている。鶴岡八幡宮に向かって参道（段葛）のある大通りを（若宮大路）と言います。八幡宮にほど近く、左手の店が建ち並ぶ一角に２点の重要建築物を発見。「三河屋酒店」（画像上）と「湯浅物産館」（下）、それぞれ約８０年、７０年経つ建物。「三河屋」さんは平屋で、瓦屋根が優美な感じ、「湯浅物産館」さんは昭和初期の頃だから、大正から昭和にかけて流行した西洋風モダン建築の名残が２階正面のガラス窓のデザインに見て取れる。　それぞれに味わいのある建物です。湯浅さんは貝細工の文字が残っている所から想像すると、鎌倉から江の島にかけての海岸で採取された貝類の装飾品を主に扱っていたものらしい。ご主人に聞くと、実は窓のガラスのサイズが合わず特注しないとならないとか、風通しが良すぎて寒いとか、苦笑されていたのが印象に残った。　店頭に赤の銅板プレートがあるので注意してみたらよい。湯浅さんのご主人に住み心地や悩みを聞いてみるのも一興です（失礼ご容赦）。(^_^)