東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

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タウンウォッチング「キャッチコピー」 ヨコハマ・ベイクオーター「とろけるブリオッシュ」

2007-06-17 14:49:59 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
 ヨコハマベイクォーターに「とろけるブリオッシュ」のキャッチコピーで人気の店がある。
個数限定で、予告時間を決めて焼き上げるスタイルを取っているが、いつも販売と同時に売り切れが続いているようだ。
 コンテストで優勝した、フランス、イタリア、スペインなど世界のパティシェのブランド商品のベーカリーカフェ…という触れ込みや焼きたて行列待ちというイメージ効果も大きそうだが、何と言っても目玉フランス菓子ブリオッシュの(とろける…)というキャッチコピーが効いてるのではないか。
 キャッチコピーは、魅きつけるコトバはないか? と考える、ひらめく…アイデア訓練になると同時に、どうすれば(お客様の心理)に共感を呼び起こせるか、自然に顧客思考でモノを考えるクセが身につく方法として、関心を持って欲しい。
 淑徳大学タウンウォッチングでは、ヨコハマベイクォーターの後、ラゾーナ川崎プラザへ行ったが、テナントの「ロフト」店内で、父の日ギフトに合わせて、センスと扇子を引っかけたものやちょいワルおやじを取り上げたキャッチコピーなど、愉快なものを見かけた。ヴィレッジヴァンガードという本と雑貨の店が、スタッフの手書きで本のキャッチコピーで売上を伸ばしているという。これは、現場スタッフの知恵が活かされてヤル気にもつながる良い例だろう。
コメント (1)
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