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今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

京劇「楊門女将」

2006-06-06 22:26:00 | theater



先週、2日の金曜日に見に行ってきました。
京劇を生で観るのは初めて。
衣装が華やかでした。






かぶり物とか背中につけてる旗とか雉羽とか…
頭につけてるぼんぼんが可愛かった。
ちょっと宝塚を連想したりしました…想像力が貧困ですみません(爆)
あと、見栄を切るというか、型を決めるというか、ポーズを止めるとことか、歌舞伎を連想しましたね。

一番ビックリしたのが、「声」
すっごく高い声を出して、台詞言ったり、歌ったり。
ちょっと、子供の声みたいな感じ。
伴奏は音楽というより、効果音?状態(爆)
台詞や歌詞と一体となって進行するんです。

歌舞伎でいうところの四天ですか、あんな感じでトンボきったり、アクロバティックな動きも随所にあって、すごーい!
伝統ある雑伎団のお国だけあります。
立ち回りは迫力ありました。
ジャニーズも真っ青なバック転、凄かったですよ~
主役が女性で、動きもシャープだし、見目麗しいし、カッコよかったです。

舞台にはセットとかが、ほとんどなくて、台詞で全部説明するんですね。
だから、どこにでも行ける(爆)
「ここは山だ」といえば山の中だし、「もう夜ですね」といえば夜なんです(笑)

思っていたよりも、気軽に楽しめる感じがしました。













天使と悪魔

2006-06-06 12:35:00 | book
今をときめく…
ダン・ブラウン著「天使と悪魔」
ダヴィンチ・コードの前の作品です。

先週、親不知を抜くことになった時、きっと痛くなるから少しでも気を紛らわそう…
と思って買いました。
知り合いがダヴィンチ・コードより面白かった、と言っていたし。

で、歯を抜いた日から読み始めて…5日間、睡眠不足になっちゃいました(爆)
やっぱり、面白かった!
上下巻、一気に読んじゃいました。
というか、辞められなくなった、というべきか。
寝てても読みたい…(笑)って感じでした。



これも、ダヴィンチ・コードと同じく、ロバート・ラングトンが主人公。
この人が、ちょっとのんびり?なんですよね。
そこが、魅力なのかもしれないけど、つっこみたくなることが結構ありましたよ(笑)
早く消防車呼んだらいいのに!とか…
でも、たった1日でボストンからスイス、バチカンと移動して、暗号を解読し、走り回って、飛び回って…
考えただけで、こっちも疲れる~

しかし、これは1級のミステリーで冒険小説だと思いました。
面白かった!楽しかった!
へぇぇぇ~そうなの~!的な蘊蓄の数々…
それが、難しくなく分かりやすい言葉で語られる。
謎の紋章、暗号、地図、古文書、そしてダヴィンチ・コードと同じく実在の場所、美術品。
もう、たまりませ~ん。
晴らしいエンターテイメントですわ。

美術もあまり詳しくはない。
日本人だし、キリスト教もありきたりの知識しかないし…
そんな私でも、読み終わった後はちょっと物知り?になったかな…的な気分(爆)
スイマセン…気分だけですから(爆)
すぐ、その気になっちゃう(笑)

で、読んでて思い出したのが「薔薇の名前」
随分前に映画でみました。
これも、面白かった。
雰囲気がね、やはりバチカン、カトリックの総本山ということで。
薔薇の名前はフランチェスコ会の修道院が舞台でした。
そこで行われる異端審問会…
‘異端’を廃除しながら現在の現在のバチカンがあるわけですね。
ウンベルト・エーコの原作は挫折しましたが…
途中、すっ飛ばしながらは読んだんですけどね。
…いや、読んだとはいえない読み方でした(爆)
異端試問会をめぐっての謎の殺人、人がいないはずなのに夜灯りのともる謎の文書館…
今でいえば図書館ですね。当時は本は秘蔵すべき宝だったんです。
というか、「備品」ですよ、持ち運びできないから。重くって…(爆)
そして、その文書館は「迷路」になってて…その秘密を解き明かしながら、修道院の秘密、文書館の秘密が明らかにされていく…
ゾクゾクしましたね。

長くなりました。
すみません…
教会ってミステリーなんだとつくづく思いました。

で…ローマ、行きたくなりました~(爆)