今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

帝劇 ミュージカル ジャージーボーイズ 全公演中止

2020-05-16 15:54:41 | 中川晃教
昨日、帝国劇場で7月から上演予定だった ミュージカル ジャージーボーイズ の全公演中止が発表になりました。

う〜ん、、、厳しい。辛い。悲しい。
なんて言っていいか、、、
免疫力、一気に下がってしまう。

演出家の藤田さんのツイッターのメッセージを読みました。
稽古期間が十分に確保できないとのこと。

劇場も変わるし、メンバーも変わるし、確実に良い舞台を目指すには時間が足りないということだと思います。

感動を呼べる舞台を作るには、納得のいく稽古期間が必要ということなんですね。

藤田さんにとってはヴァイオレットに続く公演中止ですよね。
残念です。

アッキーはじめ出演者の皆さん、スタッフの皆さん、大変だけど何とか乗り切って欲しいです。

アッキーにとっては帝国劇場でのジャージーボーイズは特別の意義があったはず。
それを思うと、、、、、何て言っていいかわかりません(涙)

どうか、モチベーション保って、少しでも前に進めますように。
難しいかもしれないけど。

希望だけは失くさないでと祈るばかりです。



浅野孝巳さん 亡くなる

2020-05-13 14:46:09 | 中川晃教
なんだか訃報ばかり。

ゴダイゴのギタリスト、浅野孝巳さんが亡くなりました。
びっくり。
まだそんな年じゃないのに、、、

ご冥福をお祈りします。

浅野さんといえば、2008年ごろ、アッキーのコンサートで一緒にプレイされていたんですよね。
BOBとか、SHAMPOOとか。

あの頃のブログを遡って見てみると、、、

あまり熱心に書いてないですね💦

すみません💦

2008年は清志郎さんの復活ライブがあり、The WHOの単独初来日公演があったんでした。

私、気もそぞろな訳だ。
仕事も忙しかったしなぁ。


浅野さん、アッキーといろいろなコンサートをお付き合いいただきありがとうございました。
素敵なギターを聴かせていただきました。


どうぞ安らかに。




リトルリチャード 死す

2020-05-10 06:06:51 | 中川晃教
先月のビル・ウィザーズ に続き、ロック界のレジェンドの訃報が。

リトルリチャード、87歳

ビートルズもストーンズも、その他多くのミュージシャンが彼から影響を受け、スタイルを真似たロック界のレジェンドです。
この人のことを知らなくても、曲を聴けばあ、知ってるという感じ。

リトル・リチャード本人のパフォーマンスより、他のミュージシャンのカバーで知ってるというのが多いです。

古い話で申し訳ありませんが、中学生のころ大好きだった ゴールデンカップスも、リトルリチャードの曲をやっているんです。

下にリンク貼っておきます。
宜しかったらどうぞ。

この曲、確かキーボードはミッキー吉野さんのはず。
懐かしい。
ミッキーさんと言えば、一昨年、アッキーと一緒にやった八ヶ岳高原音楽堂でのコンサートを思い出します。
凄く良かったなあ、、、

ちょっと横道にそれちゃったけれど、、、

リトル・リチャード
どうぞ安らかに。


ゴールデンカップスのルシールはこちら → ルシール








ナショナルシアターのフランケンシュタイン

2020-05-08 01:25:14 | theater
イギリスのナショナルシアターが舞台映像を配信しているのですが、世界的なコロナ自粛ムードの中、2011年に公演された「フランケンシュタイン」の配信がありました。

ベネディクト・カンバーバッチと、ジョニー・ミラー・ジョーンズが交互に怪物とビクターを演じていて、カンバーバッチが怪物のバージョンを見てみました。

ナショナルシアターHP


面白かったです。

とてもシンプルな舞台セット。
しかし、いろいろな機能があって、それらがとてもスムーズに動くので、転換が早い。
ストーリー展開がとだえません。

照明も、舞台上方の電球がたくさん吊るされているものが、とても綺麗でした。

怪物役はベネディクト・カンバーバッチ
映画(「裏切りのサーカス」とか「イミテーションゲームとか」)、TVドラマ(シャーロックとか)がとても良かったけど、舞台も素晴らしいです。

というか、演技の基礎がしっかりとあるんだなということを改めて感じました。
怪物が生まれ出た時の動きが、凄かったです。
体を張った演技で、身体能力の高さを感じました。

この舞台で、トミー・リー・ジョーンズとともに、ローレンス・オリヴィエ賞を受けているんですね。

フランケンシュタインといえば、アッキーが出演したミュージカル(再演)がついこの前までありましたね。
実を言うと、内容的についていけないところがあって、ちょっと苦手なんです。

ナショナルシアターのは、純粋に演劇として、怪物の苦悩、悲しさがストレートに感じられました。
怪物を生み出した人間のわがままな欲望、異質なものへの恐怖心、そこからくる弱者への攻撃。
いろいろ考えさせられる内容でした。

とはいえ、英語字幕なので全部の台詞がわかった訳ではないのですが。

役替わりも見たかったけれど、時間がなく。
残念。







男の肖像

2020-05-05 20:55:22 | エリザベート


本を整理していたら出てきました。
買ったこと忘れてた(苦笑)
奥付を見たら、1987年3月15日第三版となっています。
随分昔だなあ。

表紙のナポレオンの絵がかっこいい。
それで買ったんだと思います、、、いやいや、塩野さんのファンだったから買ったんですよ。

ほとんど忘れていたので(苦笑)改めて読み直してみました。
面白かった〜

この本で、塩野さんは以下の人たちについて語っています。
それは
ペリクレス、アレクサンダー大王、大カトー、ユリウス・カエサル、北条時宗、織田信長、千利休、西郷隆盛、ナポレオン
フランツ・ヨーゼフ一世、毛沢東、コシモ・デ・メディチ、マーカス・アグリッパ、チャーチル の14人。

塩野さん好みのヒーロー的な人もいれば、歴史的には地味な存在の人も。
どの人も教科書的見地から抜け出て、生き生きと描かれていることに感動します。
そして、ヨーロッパ大陸で歴史研究をしている塩野さんならではの視点がとても新鮮でした。

特に織田信長については目から鱗というか、、、、、
少し引用すると
「織田信長が日本人に与えた最大の贈物は、比叡山焼討ちや長島、越前の一向宗徒との対決や石山本願寺攻めに示されたような、狂信の徒の皆殺しである。」

ひぇーっ!思わずのけ反る。

日本でこんなこと言う人はいないのではないだろうか。

比叡山焼討ちに代表される信長の行動の激しさは、彼の性格として捉えられていることが多いように思います。
こういう冷酷な面が信長にはあったのだ、と片付けられているような。

ウィキペディアでみてみると、肯定的な評価もあるようですが、でも、塩野さんのような見解を示す人はいないと思います。

北条時宗に対する評価も凄く高くてちょっとびっくり。
あまり取り上げられない人だと思うけど、塩野さん的視点から見ると天才的な人物なんですね。

私は小学生の時に偉人伝かなんかで読んで、親しみがあったので嬉しかったです。

塩野さんは、「不名誉なことをしながらも高潔さを維持できる男」が、指導者としての条件と思われているようです。
強いリーダーシップと決断力は勿論のこと。

今、そんな高潔な指導者がいるのだろうか、と、ニュース見ながら考えてしまいました。