5月24日ソワレ、25日マチネと観てきました。
感動と興奮の舞台でした。
歌が素晴らしいのはもちろんだけど、ただ歌うのではなくて、衣装もつけてセットもあって、演じながら歌う。
ミュージカルの舞台をそのまま見ているような感じでした。
何から書いていいのかわかりませんが、とりあえず最初から…
第1幕
☆ダンス・オブ・ヴァンパイア
まずは「オーバーチュア」
演奏はダットミュージック・オーケストラ
コーラスはザ・カレッジオペラハウス合唱団
舞台の中央部分がオーケストラ。
舞台が2段構成になっていて、後ろ部分が2階建て。
上手の方が2階部分がやや広めになっていて、螺旋階段で下と繋がっています。
その下にコーラスの方たちがいました。男声、女性5、6人づつ?くらい。
オーケストラもコーラスも頑張ってましたよ~
オケはフルの感じ。コントラバスは1台であまり使ってなかったけど(エレキベース多用)、その他弦も木、管とも普通より多かった。
ドラムの他、打楽器が女性の方で…カッコよかったです。
キーボードも二人いたかな。
あと、ハープも。
指揮はアドリアン・マンツさん。
ウィーンでのミュージカル、オペラで活躍されている方でした。
さて、曲目は
「お前を招待しよう」 アンドレ・バウワー
「サラへ」 ルカス・ぺルマン
「外は自由」 ルカスとマジャーン・シャキ
「愛のデュエット」 マテ・カマラスとマジャーン
「死んじゃうなんて」 マヤ・ハクフォート
「抑えがたい欲望」 マテ・カマラス
ルカスのアルフレード、か、可愛い!!!(←おいっ そこか)
でも、可愛いですもん!(爆)
あっきーとのジョイントコンサートのときより髪が凄く短くなっていて、アルフレードっぽく?おどおどした仕草がね~可愛い。
衣装もジャケットにキャスケット被ってアルフレード仕様。
スマートでイケメンなアルフレードでした。
マジャーンとのデュエットも息がぴたりとあって、微笑ましい。
マジャーンもとってもチャーミングで可愛いし。
それでいて、声は力強いし。
サラにピッタリですね。
マテとのデュエットも声でマテに負けてないし。
そして、マテのクロロック伯爵…凄かった!
力強さ、怒り、悲しみ…感情が一気に爆発したみたいな凄い勢いでした。
全身でカウント取るし、顔面の迫力がまた(爆)
エリザの引越し公演の時より、スマートになってた(爆)
顔もシャープになってて…ほっ
マテの「抑えがたい欲望」が終わった後
司会の高嶋勲さんによるマテへのインタビュー
6月にハンガリーでトートを演じて、それで、一応トート役は終りになるそうです。
エリザの公演ももう一区切りついちゃってるみたいですね~
次は何をやるのかな~気になるところです。
で、その後、マテが指揮者とオケとコーラスを紹介しました。
紹介の仕方がまるで、プロレスのアナウンスみたいで(爆)
迫力~
☆ロミオとジュリエット
これはまだ日本で上演されてない作品
CDでは聴いていますが、とってもいいです。
フランス発のミュージカル。
でも私の持ってるのはロンドンバージョン…って、関係ないですね。
曲目は
「舞踏会」 演奏
「バルコニー」 ルカスとマジャーン
「世界の覇者」 ルカスとマテとアンドレ
「見て、彼女は恋している」 マヤ
「いとしいわが子よ」 アンドレ
「愛」 ルカスとマジャーン
「バルコニー」ではブルーのふわっとしたブラウス着たルカスとピンクっぽい長めのフリルのドレスのマジャーンがとってもロマンチック。
「世界の覇者」では3人が会場を歌いながら回りました。
思わず「マテ~ッ」って叫んでしまった(汗っ)
ルカスとアンドレは回るって感じだったけど、マテは凄い勢いで走ってましたね(爆)
この時の衣装が白いブラウスなんですけど、かなり胸がはだけていて…
ほおおお~っ…意味不明(爆)
かなり厚い胸板でございました…って、何見てんだか…(爆)
だって、日本人であんなに厚い胸板ってないし
いや~
そんなこんなで…興奮(笑)
会場もみんな手拍子で、とっても楽しかった~大盛り上がり!
マヤさんの「見て、彼女は恋している」は素晴らしかった!
乳母がジュリエットの恋を思いながら歌う歌なんですけど。
じわーっときました。
感動…!
アンドレの歌もわが子を思う歌。
誠実な感じでした。
この歌の後、アンドレのインタビュー
エリザのDVDでフランツをやってる方です。
フランツやってるころ、お子さんが本物のフランツ・ヨーゼフの写真とかみて、「アレ、パパだよね」って言ってた事とか、話してくれました。
33歳ころからずっと父親役ばかりくるそうで(笑)
子供役の人より若いときもあったそうです。
かなり話好きの方のようでした。
「愛」
これはもう、ルカスとマジャーンの十八番
雰囲気も素敵で聞きほれます。
が、
衣装が白の上下なんですけど、ルカスはゴムぞうりというかビーサン履いてるの!
リゾート風なのか?と思ったけど、その後出てきたマジャーンは普通に綺麗なキラキラの可愛い靴履いてた(笑)
何故か面白かった(そこか!)
「愛」が終わったあと、また高嶋さんが登場して、ルカスとマジャーンへのインタビュー。
マジャーンはお餅が好きだそうです(笑)
「ヴァンパイア」と「ロミジュリ」は自分にとっても最初のキャリアを始めた作品だから、日本でやれてとっても嬉しい…
って感じだったかな。
ルカスも「ファントム」で長く滞在しているせいか、また来れて嬉しい、みたいなことでした。
☆
レベッカ
この作品は今シアタークリエで上演中ですね。
まだ見てませんが…
CDは聴いてますよ~
曲目は
「プロローグ」 マジャーン
「正直さと信頼」 アンドレ
「私はアメリカン・ウーマン」 マヤ
「神よ、何故?」 アンドレ
「夜が明ける」 マテとマジャーン
「レベッカ」 マヤ
マヤさんの「私はアメリカン・ウーマン」「レベッカ」が素晴らしかった。
雰囲気の全然違う曲を、それぞれ歌い分けるマヤさんの実力を堪能しました。
「アメリカン・ウーマン」はフリンジいっぱいの30年代風のドレスで、派手におしゃれに、ジャズっぽく歌って踊る。
「レベッカ」はダンヴァース夫人の黒っぽい地味~な衣装で感動的に歌い上げる…
エンターテイナーとしての魅力全開!
素晴らしかったです!
と、ここまで第1部
もう、第1部だけでも、凄い質の高さと満足度がありました。
が!
第2部はもっと凄かった!
長くなるので…
一旦終了
続きはまた…
写真はプログラムと一緒についてくるバッグ。
このバッグに入った状態で販売してました。
グッドアイデア!