今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ともに沈まん…

2010-09-15 11:30:30 | 文楽
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9月文楽公演 夜の部

勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)
    阿漕浦の段
    平治住家の段

桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)
    石部宿屋の段
    六角堂の段
    帯屋の段
    道行朧の桂川


見ごたえがありました。
特に「桂川連理柵」
前半は面白おかしい感じもあって、気軽な世話物的な感じで見ていたら、後半がぐぐぐ~っときた。
語るほうも人形遣う方も熱がこもってる。
後半の集中度は凄かったです。
人形遣いはお半が吉田蓑助さん、長右衛門が桐竹勘十郎さん。


冷静に考えてみれば、何も死ななくたって…何とかできるだろう…と今生きている私たちからすれば理不尽だけれど、そこを有無を言わさない、というかなぜか納得させられてしまうのは、演じる方たちの力量が、時代は違っても生きていくうえで人との関わり、しがらみに縛られていることを感じさせてくれるからだろうと思う。


それにしても、長右衛門は40歳前、お半は14歳そこそこというのはええええ~っ!ですよね。











宝塚版 ロミオとジュリエット

2010-09-14 10:00:53 | musical



先月8月23日、博多座で見てきました。
宝塚版ミュージカル「ロミオとジュリエット」

原作/ウィリアム・シェイクスピア
作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池修一郎

ウィーン・ミュージカルコンサートでルカス・ぺルマンくんとマジャーン・シャキちゃんの「リーべ」のデュエットが素敵だった、あのフランス産ミュージカルの日本初演です。
残念ながら東京での公演はない、ということで、大分にいる妹にも会いたいし、夏休みということもあって、博多まで足を延ばしてきました。

暑かった~!!


宝塚星組、瞳子さんが卒業したとはいえ、懐かしい顔がいっぱいあって、楽しかった。
主演の二人、そして周りの配役もみんなスラリとして見目麗しい。
衣装も豪華で宝塚らしい舞台でした。
曲は、もう、いいのは判っているのでして。
日本語に訳されているので、ちょっと雰囲気は違うけれど、曲の良さは素晴らしい。
「リーベ」は「エーメ」になってた。元がフランス語だから…当たり前か。

見て思ったのは、もし、もし、宝塚以外の舞台でやることがあったら、ロミオはぜひ、あっきーで!!!
ぴったりだと思います。
ロンドン版のCD聞いたときから、ずっと思ってたんですよね。
ジュリエットは新妻聖子さんあたりがいいなあ…
…なんて、妄想が広がります。。。
あっきー、モン吉さん、営業して~(爆)

そして、この宝塚版ロミオとジュリエットは次回雪組公演で東京でもやることになりました。
主演の音月桂さんは宝塚版「モーツァルト!」主演の噂もあったと記憶してますが、これになったんですね。
楽しみにしてます。




















エリザベート

2010-09-12 22:34:28 | エリザベート



10年目を迎えた帝劇「エリザベート」
見てきました。

2010年9月11日(土)12:30
トート 城田優
エリザベート 瀬奈じゅん

城田トートが美しい!
まさに漫画から抜け出たようなビジュアルでした。
背も高く、瀬奈さんも小さくはない人なのに、可愛く見えてしまった(爆)
歌もなかなか。もう少し粘りが欲しいかなって感じだけど、そのクールさが持ち味なのかも。
ちょっと投げやりな、不良っぽい雰囲気もあって、‘死神’の雰囲気は凄くあったと思います。

宝塚退団後初めての舞台となる瀬奈じゅんエリザ。
頑張ってました。高音はちょっと苦しいかな?ってところもあったけど、声質が落ち着いた感じなので、後半の方が良かったと思います。

ルドルフは伊礼彼方くん、カッコよかったです。
城田トートとの「闇が広がる」のデュエットはまさに眼福!美しくて溜息~ふぅ~
まるで‘絵’のような二人に、すっかり萌え萌えな女子目線になってしまったわたくし。
いや~このお耽美系な構図、雰囲気がたまりませんっ!よだれが出そう(爆)
いい年して恥ずかしいのでこれくらいで。
失礼しました。

来月は‘極めつけ’祐さまトートです。楽しみ~