今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ミュージカル エリザベート 2019 ②

2019-08-27 10:42:24 | エリザベート


ミュージカル エリザベート
8月9日(金)マチネ

7月に井上トート、愛希シシィで2回見て、花總シシィ、古川トートも見たくなり、急遽当日券を取って見てきました。

エリザベート 花總まりさん
さすがというか、ブレのない確信に満ちた演技です。
ドレス姿の美しさも歌声も相変わらず。
う〜ん、凄いとしか言いようがありません。
考えれば、宝塚初演ということは日本初演時からエリザベート役でしたから、存在感はハンパないですね。


トートは古川雄大さん
若くて綺麗なトートでした。
そして重量感を感じなかった。
花總シシィの思いをすっすっとかわしていく。
浮遊感のあるトートというか、、、
ちょっと捉えどころのない雰囲気が魅力かなと思いました。

フランツは平方元基さん
この役にしては若いのではないかなと思っていたのですが、凄く頑張ってました。
2部後半の演技も違和感なく、とても良かったです。
昨日26日大楽のカーテンコールの様子を動画で見ました。
小池先生に褒められていて、私も嬉しい(涙)
実はサンセット大通りを見て以来、地味に応援してるんです。
なかなか褒めない小池先生だから余計にね。
これからも頑張って欲しいです。

ということで、2019年のエリザベートは終了しましたが、来年2020年の公演が発表されました。
帝劇のエリザベート公演が始まってから20年目の節目の年。
もう、そんなになるんですね。時の流れを感じます(遠い目)
宝塚の演目を帝劇でやるなんて、当時は前代未聞だった、、、

来年も今年のメンバーが中心になるのでしょうか。
楽しみにしたいと思います。






ミュージカル エリザベート 2019 ①

2019-08-25 10:19:16 | エリザベート



ミュージカル エリザベート
観てきました。
7月8日 マチネ
7月30日 ソワレ

どちらとも トートは井上芳雄さん、エリザベートは愛希れいかさん
愛希さんは宝塚退団後初めて拝見です。
ルキーニは8日マチネが山崎育三郎さん、30日がソンハさんでした。

2015年に見て以来なので、凄い久しぶりのエリザでした。

まず第一に感じたのは、オーケストラの違いでしょうか。
音量がかなり抑えられている感じでした。特に一部。
そして、テンポがゆっくり。
その分、我が家のトピックスとか何人かで歌い継ぐ場面の歌詞は一人一人の歌詞が凄くよく聞き取れたので、よかったと思います。
テンポが今までより遅く感じたのですが、ウィーンオリジナルとか宝塚初演時のテンポに近い気がしました。
指揮者が変わったせいもあるのかな。

ただ、音量抑え気味なせいか、音楽の迫力がイマイチな気が、、、
オケの人数が減ったのかな。
詳しいことはよくわからないけど、その点ちょっと残念な気がしました。

トートの井上さん
貫禄を感じました。
ルドルフで新星のごとく登場したことがまだ頭に残っていて、、、
声も重くしていて迫力があったと思います。


シシィの愛希れいかさん
昨年の宝塚退団公演がエリザだったから、きっと上手くやってくれると思って見たのですが、思っていたとおり、しっかりしたシシィだったと思います。
井上トートに導かれているような感じがしました。
兄妹みたいな雰囲気?

ルキーニは山崎さん(8日マチネ)
狂気が滲み出る感じ、そしてストーリーテラーとして存在感があってよかったです。

もう一人のルキーニ、ソンハさん(30日ソワレ)
ソンハさんのルキーニ、初めてです。
計算された狂気というか。しかし、底の知れない雰囲気もあって山崎さんとは違う存在感。
声質の違いもあるのかな。
とても新鮮でよかったです。


8月9日に古川トートも見ましたので、また後日。











中川晃教コンサート 2019

2019-08-23 07:06:55 | 中川晃教

かなり遅くなってしまいましたが、6月から7月にかけて行われたアッキーのコンサート
New Wind with the Trio in Early Summer
全国15カ所のうち、7カ所に行ってきました。

どの会場もクラシック用のコンサートホールで、バックはピアノ、クラリネット、チェロという編成で、アンプラグド的なコンサートでした。

曲目
1. Your Song
2. Can't Take My Eyes Off You
3. 旅人
4. 終わりのない愛
5. ボヘミアン・ラプソディー
6. Smile
7. Save Our Souls
8. 相対性理論
9. 砂のロープ
10. マタドール
11. 止まらない一秒
12. 粒子
13. Family
アンコール
・I Will Get Your Kiss
・見上げてごらん夜の星を

コンサートツアー期間が結構長かったので、曲目の入れ替えとかあるのかなと思っていましたが、一切無くずっと同じセットリストでした。
今回、各地元で新規のお客様を迎えるというコンセプトだったらしく、ずっと同じセットだったのかなと思いました。

ミュージカルナンバー 1曲、カバー曲6曲、オリジナル曲8曲という構成でした。

う〜ん
もう少しミュージカルナンバーがあると良かったかなあ。

カバー曲は「旅人」「終わりのない愛」はチャイコフスキーのメロディに歌詞をつけたもの、「Your Song」はエルトン・ジョン(映画ロケットマン楽しみ!)、「ボヘミアン・ラプソディー」はクイーン、「Smile」はチャップリンの映画からの曲です。

ハイライトは、何と言っても「ボヘミアン・ラプソディー」
他に言葉がないの?と言われても仕方ないけど、やっぱり凄い。
ソロパートもコーラス部分も全部一人で歌っちゃう。
一人ジーザスも凄いけど、これも凄い。圧巻でした。

アッキーは特にロックが好きという感じはない。
が、しかし、曲のジャンルがどうであれ、曲の引き寄せ方が尋常ではありません。
技術が確かだというのもあるし、独特の感覚があるのでしょう。
園田涼さんのピアノもとても良かった。助けられていたと思います。

オリジナル曲は新曲が2曲ありました。
「砂のロープ」と「粒子」
う〜ん、ちょっと微妙(苦笑)
最初、全然わからなくて、、、だんだんとアッキーのイメージすることが何となくわかってきた感じはするのですが、、、
アッキーもいろいろ説明していたけれど、「粒子」とかタイトルが直球すぎるし、も少しわかりやすくしていかないと、みんな置いてけぼり状態になっちゃう、、、(もごもご)

とまあ、いろいろありましたが、今回のコンサートツアー、私にとって初めての場所や行くのに苦労した場所もあって、思い出深いコンサートになりました。


大楽は神戸 の神戸新聞松方ホール
半日ですが、ちょこっと観光しました。

新神戸駅から徒歩15分の布引の滝



布引ハーブ園へのロープウェイ



ハーブ園山頂でのランチ








Brand New Musical Concert 2019

2019-08-14 12:22:42 | 中川晃教






8月10日(土)17時
8月11日(日)17時30分

場所 東京オペラシティ コンサートホール
出演 中川晃教 加藤和樹 伊礼彼方 藤岡正明 田代万里生(11日のみ) イ ソジョン 山野靖博(コーラス)
指揮 井村誠貴
演奏 ブランニューチェンバーオーケストラ

とにかく、声良し、歌良し、そして個性豊かな人が揃ったコンサート
幸せな、正に耳福なコンサートでした。

10日、アッキーの「影を逃れて」が聞けたのが凄く嬉しかった(涙)
蘇りましたよ。M!初演のアッキーが、あの感動、衝撃が。
残念ながら10日だけの曲目だったけど、収録があったのでいつかオンエアされるでしょう。
楽しみにしたいと思います。

伊礼彼方さん
「最後のダンス」が圧巻でした。
山口祐一郎閣下とマテトートを足して2で割ったような感じ。
朗々とした美声、圧倒的なパワー、会場全体を支配するその歌いっぷりに圧倒されました。
そのまま帝劇へGO!みたいな雰囲気(爆)
連日の酷暑、猛暑に勝るとも劣らない熱量で、その中にセクシーさもあり、ひさびさに野獣系というか肉食系のトートを聞いた気がしました。
嫌いじゃありません、私、こういうトート閣下。
青い血というより真っ赤な血が流れてそう。
あと、スペイン語の「スターズ」も良かったです。曲がいいと言葉がわからなくても感動するものですね。

藤岡正明さん
3月のカルッツ川崎でのミュージカル ガラ コンサート」と曲目が被る感じもしたけれど、やはり歌上手いなあと。
「彼を帰して」「神よ、何故?」とかとっても良かったです。
藤岡くんの声は力強さの中に哀愁があると思うんですよね。
ちょっとアウトローな感じが魅力です。
「労働者」ってご本人は言っているけど(笑)いやいや私は知っている、「不徳の伴侶」のボスウェル伯を。
抑えた感情の中にメアリー・スチュワートに対する激しい感情を持つ貴族ボスウェル卿を。
またああいう役をやって欲しいです。

加藤和樹さん
今回が初めてのミュージカルコンサート、ということで、ちょっと緊張気味?な感じでした。
10日の初っ端「僕こそミュージック」は特に緊張したのではないかなあ。同情しました(笑)
でも、しっかりした歌いぶりでした。
9月 「怪人と探偵」年明け「フランケンシュタイン」で、アッキーと共演が続くので、舞台で観られるのが楽しみです。

田代万里生さん
折り目正しい、そして礼儀正しい端正な歌いぶりです。
加藤さんと一緒に歌った「炎の中へ」も良かったけど、「アンセム」がとても良かったです。
今帝劇でフランツされてますけど、抑えたフランツとは違って、万里生くん本来の明るい歌声が聞けてよかったです。

イ・ソジョンさん
韓国の方で、ブロードウェイでキムをされたそうです。
少しハスキーでとても強い声、「命をあげよう」を歌われたのですが、素晴らしかったです。
パワフルで哀愁があって声がよく伸びる。
アッキーと「愛していればわかりあえる」をデュエットしたんですけど、このために日本語覚えられたんですね。
アッキーM!初演の時の松たか子さんとのデュエット思い出しました。
声のハリの強さが似てる気がして。
2部で「 I Love Piano」を歌われましたが、この曲、ディズニーシーの「ビッグバンドビート」でミニーちゃんが歌ってる曲ですよね。
きちんと歌われているのは初めて聞いたので、とても新鮮でした。セクシーでダイナミックで実力を感じました。

アッキーはカルッツ川崎でもやった、藤岡くんとのグレーテストショーマンの「The Other Side」迫力あって良かったし、「生命創造の歴史が始まる」もダイナミックで声が自在に出てて素晴らしかったです。

ほんとうに皆歌が上手くて素晴らしかった。
こんな豪華なメンツが揃うコンサートなんて早々ないと思いますが、またいつかやって欲しいです。

今回はクラシック用のコンサートホールでしたが、次回あるとすれば会場は普通の会場でお願いしたいと思いました。
生声、生演奏が前提のホールで、今回のような形のコンサートはちょっと無謀な気もする。
単独のコンサートならばなんとかなるかもしれないが、個性豊かな声質の複数の出演者でPAを使用してのコンサートはこのホールにはそぐわない気がしました。

が、しかし、全体的には、実力ある豪華なメンバーでの素晴らしいコンサートでした。
また、いつか会えますように。