2009年11月20日(金) 19:00
11月21日(土) 13:00
白寿ホールにて
中川晃教(ピアノ、歌)
榊原長紀(ギター)
鮫島巧(ギター)
晃教くんは白い生成り風にグレーの太いラインが身頃とくるぶし丈のパンツの前に入った変わったデザインの服でした。
ジャケットは襟の折り返しがそのまま下まで続いていて、前から見ると、サッシュを首にかけて垂らしててるみたい。
生地の風合いというか質感があっさりしていて、会場の雰囲気によく合っているなあ…と思っていたら、このホールの雰囲気に合わせてわざわざ作ったとのこと。
あっきーらしいこだわりだなあ、と。
多分、ギターのお二人の上着というかシャツも一緒に作ったと思われます。
一見プロボウラーのようだけど(笑)、ジャストサイズだったし、ギターを引くのに邪魔になってないし、なかなか可愛かった。
あっきーのヘアスタイルは髪がきちんと薄茶色に綺麗になっていて、20日は前髪を下ろし気味で右へ、21日は前髪を上げ気味で左に分けていました。
私は20日の髪型の方がいいと思いました。
曲目は
1.Oh!People
2.ミレニアム
3.弦楽器のためのアダージョ
4.Miracle of Love
5.White Shiny Street
6.Brand
7.終らないクリスマス
8.Amazing Grace
9.ヴィジョン
10.I Wii Get You Kiss
アンコール
So Sorry
Love Never Dies
白寿ホールはクラシックのためのホールで、響きがとてもいい。
晃教くんの歌声が録音聞いてるみたいに、クリアに聞けました。
ピアノの音もよく響いていたけど、ギターはかなり控えめでした。
もう少しギターの音が大きくてもよかったかなあ。というかもっと聞きたかった。
榊原さんがいるせか、選曲がファースト・アルバムのころのもの、「Brand」「So Sorry」とかが聞けて、とっても嬉しかったです。
ただ「So Sorry」はさかきーのギターがフューチャーされてたけど(当然)、「Brand」はギターが控えめだったのが残念!
やっぱ、Brandはさかきーのギターが入らないと…好きなんですよ、Brandのさかきーのギターが。。。(涙)
鮫島くんのギターもほとんど目立たず、ちょっと残念な気がしました。
あっきーの歌声はもう完璧っ!っていうくらいのクリアな透明感があって素晴らしかったです。
とにかく響きがいい、というか残響が凄いので、最後の息遣いまで聞こえてくるようで、独特の静謐さとでもいうような、空気の澄んだ中での歌声が心に染入る気がしました。
で…
一番の山、コール&レスポンス(爆)
これはかなり微妙でした(笑)
20日は普通でしたけど、21日が特に問題(爆)
どう決着つけるのか、ひやひやでした(汗っ)
いや、面白かったですけどね、あっきーのどツボぶりが(あは~ゴメン!これでもファンなのですよ)
ただ、辛口を言えば、コンサートでのコール&レスポンスって、普通は予め「宿題」なんて出さないでも自然と起こってくるものだと思うんです。
あっきーの要求するものって、ファンに楽しんでもらおうという気もあるのかもしれないけれど、ファンにとっては「予習」の範囲を超えた「未知の世界」の領域のような気がします。
どこまでファンを試す気?ファンはおもちゃじゃないし。
WSSだってアレンジが凄くてまるで別の曲だったし。ファンに優しくないです(爆)
21日なんか、その場の思いつきでやってないですか?(爆)
思わず「そこまでっ!」と言いたくなるほど、かなりしつこくやってたし。
客席の様子見ながら適度なところで落しどころにもっていくのが、演奏者の責任だと思うんですけどね。
普通、コンサートでアーティストと一緒に歌える、っていうのは凄く嬉しいことなんですよね。会場が一体となって歌う時の連帯感、高揚感は何にも代えがたい喜びだと思います。
晃教くんの場合は、終わってホッとする(爆)
克服するには、晃教くんのファン以外の人もたくさんいる場で彼の歌を聞いてくれるような会場全体の空気を掴めるような経験をもっとすることが必要なんじゃないかと。
武者修行、必要なんじゃないかと。
それと会場と一体になりたいのなら、もっと歌いやすい歌を用意してほしいし。
いろいろと勝手なこと言ってしまったけど、でも、いつも思ってることなんです。
さかきーさんとの共演は随分久しぶりだし、さかきーさんもびっくりしたんじゃないでしょうか。
でもさかきーさんのブログによると、そんなあっきーワールドを暖かく見ていてくれて、さすが大人。
12月26日の追加公演もさかきーさんと一緒なので、また聞きたいなと思うけど、残念ながらもう予定があって(瞳子さん関係です、えへっ)東京にはいないので無理。残念です~
ところで、今回のコンサート、白寿ホールがクラシックのホールということで、「弦楽のためのアダージョ」(サミュエル・バーバー作曲)のメロディに乗せて歌う、というチャレンジがありました。
スキャットの部分と歌詞の部分があって、息継ぎがかなり苦しそうでしたけど(笑)、不思議な雰囲気でエレンディラを思い出しました。音響のいいこのホールならではのチャレンジかな。
後、11月5日のコンサートでこの会場で初めてコンサートして、この会場にあった曲を作った、ということで「ヴィジョン」という曲を歌ってくれました。
森の中にいるような静かな雰囲気だったかな。
アンコールではさかきーさんのギターで「So Sorry」が聞けたのが凄く嬉しかった。前にも書いたけどあっきーのピアノの音が大きくて、アコースティック・ギターの音がかなり控えめだったので、特に嬉しかったです。
白寿ホールというクラシック専門のホールでのコンサート、どうなるのかなと思ってたけど、晃教くんの澄んだ歌声が聞けて、とてもよかったです。(コール&レスポンスは置いといて(爆))
ということで、晃教くんの今年の予定もあと12月のイベントと追加コンサートだけですね。
12月26日は前も書いたように行けないので、私が参加できそうなのは、12月16日の東京タワーのイベントだけかな~
私の職場、一人専任が減員になってしまったので、行けるかどうか…
翌日普通に仕事だし。無理しない程度に行ければ行こうかと…
実は今回21日の開演時間を間違えていて…夕方と思い込んでました。
昼間だと気がついたのが、朝起きてから。
余裕で間に合ったんですけど、危なかった!冷汗タラ~
なんだか仕事が忙しいと、何か記憶が抜けちゃうんですかね。
気をつけます~