信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

山村活性化対策事業意見交換会&込地集落上空からの風景

2021年05月26日 | 生坂村の取組
 26日(水)は薄雲が広がっても日差しが届き、昼間は過ごしやすい体感になりました。

 午前9時からは、湧口教授と鈴木さんに山村活性化対策事業の現地視察をしていただきました。
 最初に、県営中山間総合整備事業により、圃場整備をしていただきました大日向南平地区に行き、水田からぶどう畑に転換した経緯、新規就農者4世帯がぶどうを栽培している内容、昨年はいくさかの郷の直売所に多く出荷していただいたことなどを説明させていただきました。



 次ぎに、道の駅いくさかの郷に行き、農林水産物直売所を視察していただきました。こちらも県営中山間総合整備事業と長野県建設部で整備していただいた内容、地元産農産物、ハチク、加工食品等の内容や出荷状況、ハンガリー村になった経緯などについて説明させていただき話し合いをしました。




 午前10時30分からは、令和2年度の山村活性化対策事業の事業評価に係る意見交換会を行いました。

 最初に私から、山村活性化対策事業について、湧口教授と鈴木さんにお世話になっていることに御礼を申し上げ、昨年度はコロナ禍で計画通りに事業が行えず、鈴木さんからご指導いただき、193クーポンの発行や各団体に新商品の研究と試作、研修視察などを実施していただき、補助金を有効に活用することができましたことと、今年度も当事業を活用して、道の駅いくさかの郷を盛り上げていきたいので忌憚のない意見交換をお願いするなどの挨拶をさせていただきました。


 農林水産物生産者組合の平田組合長から、当組合では村とともに本事業により、道の駅いくさかの郷を中心として、地域資源の活用を推進し、農産物の付加価値向上や販売力の強化を図るとともに、人材育成や移住促進に繋がるよう地域の活性化を進めており、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、行動範囲及び活動内容等に制限を受ける中で鈴木様をはじめ関係者の皆様のご協力のおかげで事業の目標を達成することができましたことに感謝を申し上げ、今後も引き続き、農業振興、地域振興に繋がるよう、効果的な事業を進めるためのご協力をお願いされるなどの挨拶をされました。


 相模女子大学の湧口教授からは、地域協働活動で我が大学の学生がお世話になっていることに感謝を述べられ、いくさかの郷を初めて視察し、村の特産品として、野菜、ハチク、かあさん家の加工品などが売られ良い施設であり、南平のぶどう畑も視察し、新規就農者がしっかり栽培されて、移住定住に結び付いている取組を評価され、視察研修はそばの栽培を学ばれ、県内でも違いがあることが分かり勉強になったようですから、コロナ禍で計画通りに実施できなかった以上に成果があったと評価したことなどの挨拶をいただきました。




 農業公社の岩間理事長より「生坂農業を支える農業公社の取組について」、農業公社の事業部(農業部)の概要、特産品開発部の事業、かあさん家の概要、研修制度発足の経緯、新規就農研修制度の研修内容・研修中の支援などについて説明してもらい意見交換をしました。


 山村活性化対策事業の取組について、人・女竹っこクラブの竹内会長により、おやきの試作をし、スティックおやきの「おいしん棒」を開発し販売していて、会員の生きがいづくりと年金プラスαの小遣い稼ぎになっているが、おいしん棒の具についての検討、生産の現状、新会員の加入などの意見交換をしながら、おいしん棒をご馳走になりました。


 おじさま倶楽部の吉澤会長から、おじさま倶楽部の概要、ひすいそばと野沢菜栽培の視察研修の内容、今年度の予算概要などの説明を伺い、今年からひすいそばの新品種「長野S11号」に移行して栽培することなどの意見交換をし、昼食ではおじさま倶楽部の有段者の手打ちそば、女・人竹っこクラブの方々が揚げてくれた山菜の天ぷらなどを頂戴しました。



 湧口教授と鈴木さんはじめ関係の皆さんには、有意義な意見交換ができましたことに感謝を申し上げますとともに、今年度も山村活性化対策事業の実施に当たり、ご指導、ご協力をお願いいたします。




▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、込地集落に行き、新緑が鮮やかな上空からの谷あいの風景などを撮影しました。
込地集落上空からの風景





 その他生坂村では、保育園で誕生会、小・中学校で尿検査(二次)、中学校2年生が内科検診、児童館でスポっちゃおう・しょうぎ教室、歩こう部、支え合い事務局会議などが行われました。


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