信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会社会文教常任委員会&雲根集落犀川上空からの風景

2020年09月14日 | 生坂村の風景
 14日(月)は日差しが届いて穏やかな初秋の空で、昼間は暑くなりましたがまだ良心的な暑さでした。
 午前9時からの議会社会文教常任委員会は、最初に健康福祉課から、令和元年度生坂村歳入歳出決算の認定などの付託議案について説明をさせていただき、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告いたします。

▽ 議会社会文教常任委員会で健康福祉課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言を多岐にわたりいただきました。


 それでは、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要は、扶助費の不用額については、かけはしの相談件数によるものであり、成年後見をお願いしている村民は、人口比率では高い方であること、老人ホーム入所負担金の温心寮の入所者については、元年度は5名であり多い人数であること、出産祝い金の実績については、第1子5名、第2子5名、第3子5名であること、高齢者の肺炎球菌予防接種については、23名が接種し受診者が少なかったが、肺炎球菌の副作用については、重篤な副作用の報告はないこと、需用費の不用額については、新型コロナウイルス感染症により各種教室を中止したため床暖房の灯油代が掛からなかったこと、国保税の不納欠損6名の理由については、国保税は税金ですので国保税だけの特別な理由がないこと、滞納者については、高齢者が多いが40歳以上や退職された方も多いこと、未納者は全体の1割ほどであり、国保の運営が難しくなることについては、他の市町村は調べていないが徴収に努めること、不納欠損については、滞納者が5年以上納められないなど幾つかの条件があること、国保税の滞納者については、保険証は普通1年間であるが短期保険証として、1ヶ月から3ヶ月の保険証を取りに来ていただいていて、滞納者の徴収には効果はあるが、滞納者は医療が必要な方が殆どであること、障がい者の福祉医療での免除については、償還金で滞納分を払っていただくことや生活保護になっても滞納は消えないこと、雑入の主なものについては、受診料と普通交付金の清算分であること、特定健康診査については、130人で個別健診は10名、人間ドック受診者が調査中で受診率は確定値が出ていないこと、昨年度の受診率は60.8%で初めて60%以上になり、県内では受診率は高い方であり、保健師から声掛けをしている成果であることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 低所得者保険料軽減事業繰入金については、1段階から3段階272名で753名の内36%になり、消費税10%になり軽減が増えて、1段階~3段階は年金額と世帯で住民税非課税の人になること、生活支援体制整備事業費については、「もりびと」の生活支援の他に、健康福祉課1名、社協1名の人件費を含んでいること、高額医療合算介護サービス費については、介護と医療で年間の上限額を超えた部分を世帯としてみていること、施設介護サービス給付費については、直近で32名入所であり、第7期の計画では25名であったが、第8期は35名で計画すればよいのか検討していることと、80代後半から90代が主な入所者で、松塩筑木曽の特養老は要介護3以上で、有料は要支援1から入所が可能であること、介護認定者を増やさないことについては、介護予防事業として、社協ではおとこ塾、元気塾、ずくだせサロン、健康福祉課では歩こう部、健康応援隊なであり、元気塾は高齢化が進み、若い方が参加できる違ったタイプを検討していること、介護予防は40代からであり、ICNで松本大学の学生達の運動の取組、週間生坂ニュース、けん玉教室など、早くから介護予防に関心を持つ啓発をすること、介護予防特定高齢者施策事業費の予算計上がないことについては、以前に行った事業が違う事業に変わったので削除しなければならないこと、認知症地域支援・ケア向上事業についても、認知症初期集中支援事業費に変わったこと、介護住宅改修費・介護予防住宅改修費については、介護住宅改修費が要介護1~5の方、介護予防住宅改修費は要支援1・2の方で改修の内容も違っていること、はるかぜの職員については、5~6人であり、利用者は登録14名で週に1回、毎日など利用されている方々によって介護の仕事内容が違っていることなど、ご質問・ご提言をいただき回答をさせていただきました。


 公用車購入費の健康診断での使用について、自分で行くことが原則であり、高齢者の困った人を乗せる場合は全員を乗せる様にすることについては、5年前程まで役場・社協のハイエースで、村内全域で対象者全員の送迎をしていたが、乗る方がいないことや1名のみであり、自分で来られる方が多いので、来られない方は電話してもらって、送迎に公用車を使い、新型コロナウイルス感染症の対策として単発で送迎したいことと、送迎の啓発をして健康診断を受けていただく様に努めること、パーテーションについては、検診室がカーテンの仕切りであったので、新型コロナウイルス感染症の対策として、可動式の間仕切りと手前の部屋を事務室に使うための設置であることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。

 
▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位に住民課の課長・係長達が説明しているところです。


 午後1時から住民課の説明に対しては、国保税の不納欠損については、相続人がいない場合、時効による不納欠損などであること、個人住民税の過年度分の収納率については、中信県税徴収対策室に指導をいただき、徴収率の向上に努めていて、今年度8月末では過年度分230万円ほどであり、引き続き頑張っていくこと、人権擁護委員の委員会については、人権擁護の案件が発生した場合に開催するため、昨年度も開催されなかったこと、環境衛生の燃えるごみ袋・燃えないごみ袋については、郵便局以外は卸値で販売していて、池田町方面はツルヤにあるが、取扱店の啓発をすることなど、ご質問・ご提言をいただき回答させていただきました。


 ラフティングの委託料については、やまなみ荘独自としてはなく、定員に満たないと対応してもらえないので、安曇野市のツアーを紹介していること、一艇は生坂村の分であり、明科から下生野間のアウトドア教室は教育委員会で行っていること、やまなみ荘の循環器ポンプについては、女性の浴室の物を更新したこと、シャワーの出が悪いことについては、細かい調整はしているが機具が古いため調節が効かなくなっていて、全体的な劣化があるので、建物調査して、今後改修していきたいこと、新型コロナウイルス感染症の影響による福祉センター拠出金については、繰入金に含まれていて、差額は一般会計から繰り出していること、おやきに関わる人員については、やまなみ荘で働いている職員を3~4名体制で責任者を置き、一個240~250円で一回り小さくすることや中身などを検討していること、労賃を賄えるかについては、雇用を維持する手立てと話題づくりによる誘客などにつなげたいこと、光熱水費については、総務課と調整することなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。


▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位からご意見・ご提言に対して、教育長、次長、保育園長、係長達が説明しているところです。


 午後3時からの教育委員会の説明に対しては、広域保育負担金については、一人の園児であること、就学援助費については、中学校と小学校とも8世帯であること、コミュニティスクールの内容については、会議は年に2回お願いしているが、ぶどう栽培の指導をしてもらって活発な活動をしていきたいこと、朝ご飯を食べない子どもが多いことについては、毎年アンケートを取っていて、半分位食べていないので、今年度は食改にお願いして、子どもが作れる料理を教えたり、広報で3回啓発したり、食育のポスターコンクールをしたが、今後も絵手紙、ポスターなどを村民の皆さんに分かるように広報に掲載していきたいこと、男女共同参画の会議については、昨年度4回開催し、参画計画の策定をしたこと、AEDと自動体外式除細動器については、今年度から統一していること、未来塾の拡充については、昨年度から全学年の5教科で参加者は今年度減っていること、B&G海洋センタープールの利用者については、30年度より元年度は若干増えていること、社会委員会報酬については、5名分であり、分館長10名の内から5名をお願いしていることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。


 保育園から小・中学校の新型コロナウイルス感染症の対策については、小中学校は毎朝の検温とチェックシートで対応し、保育園はお便りノートに検温して親に記入してもらい、熱がある場合は、家庭に迎えに来てもらい、医者に行って医師から3日ぐらいで通園許可をもらっていること、母子家庭の預かっていただける対応については、病児保育は医者が対応であり、当村では対応していないので今後検討したいが、病後児保育は対応していること、山清路資料館の光熱水費については、利用者にいただいていること、保育所の増築工事について工事の内容資料の提示については、概略設計書を全員協議会で提示すれば良かったことと、南側に33㎡ほど増築し、既存のプラットホームの下に足洗い場とプールを置き、保育園バスの乗り降りには小さめのプラットホームを作ること、未満児12名で密を避けるために、建屋を増設すること、議会の議決をいただき今年度に竣工して、来年4月1日から使えるようにしたいこと、詳細設計はできていないが予算内で収めること、フローリングで寝かせることについては、密にならないように、0~1歳と2歳児で分けるようにし、多目的に使えるようにして、床・サッシなど断熱をしっかりお願いし、雪対策の急勾配の屋根は造らないことなど、ご質問・ご提言をいただき回答させていただきました。


 議会社会文教常任委員会では、付託された決算の認定【関係部分】、一般会計補正予算【関係部分】、特別会計補正予算1件につきまして、慎重にご審議いただき上程した議案通りに承認していただきました。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲根集落の犀川対岸に行き、上空からの雲根集落、会集落、犀川の映り込みの風景を撮影しました。
雲根集落犀川上空からの風景







 今日生坂村では、議会社会文教常任委員会、小学校で運動会特別時間割開始、ずくだせサロン、少年少女サッカー教室などが行われました。

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