もとは鉱山として開拓されたものの、その後、選鉱場として姿を変えます。24時間稼働していた神子畑選鉱場は不夜城とも呼ばれたとか。現在は鉄筋コンクリートの基礎構造物と、選鉱場の上下を結んでいたインクラインの跡が残されるのみですが、圧倒的な存在感に息を呑みます。
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円盤状の建物はシックナーと呼ばれる不要物を取り出す設備。中に入って見上げてみたいけど、立ち入り禁止です。山に張り付くようにある選鉱場も立ち入り禁止。ただ桜まつりでは「神子畑選鉱場跡上部特別公開」っていうのがあるらしく、神子畑選鉱場跡の最上部に登って見学できるんだそう。
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神子畑選鉱場跡の手前には、コロニアルスタイルで四方をぐるっとベランダに囲われたムーセ旧居があります。生野銀山で活躍していたムーセの邸宅で、他に外国人宿舎が5棟あったそうですが残っているのはこの一棟のみ。神子畑へ移築され、事務舎や医療所として使用されていたのが功を奏したのか。現在は選鉱場稼働時の模型や写真が展示されているほか、元ミスユニバースで写真家の織作峰子氏の写真が常設展示されてます。平日は事前予約が必要ですが、たまたま団体観光客がありスタッフが残っていて、内部を案内してくれました。ラッキー!
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2019年・リフレッシュ休暇でドライブ旅行