・「しかしかしからないしかしかしからないしか~~」
この言葉遊びは娘が幼かった25年ほど昔に楽しんでいたものですが、意味がおわかりになったでしょうか?
(※この場合の「(言葉の)意味」とは、「二つある意味の意味」のうちの、「現実世界に存在している、または、(どんなに確率が低かろうとも)存在する可能性がある事象」の意味)
<解説>
「しか」は、鹿でも歯科でも史家でもいいのですが、とりあえず、おもしろいので「鹿」としておきましょう。そうすると・・・
・「鹿しか叱らない鹿しか叱らない鹿~~」となります。
つまり、《「鹿しか叱らない鹿」というめずらしい鹿Aがいて、次に、もっとめずらしい、その鹿Aしか叱らない鹿Bがいる》という意味になります。
これを繰り返しつづけると「しかしかしからないしかしかしからないしかしかしからないしか~~」と無限に(?)続けられるというわけです。
同じ発想をすれば・・・「のみのみのみにつれていくのみのみのみにつれていくのみ~~」=「蚤のみ飲みに連れていく蚤のみ飲みに連れていく蚤~~」
こんな言葉遊びをしながら、《とても意味が分かりにくいが、よく考えると意味はある言葉》というおもしろさだけでなく、《何度でも繰り返せる無限性》という工夫にけっこう得意になっていたことを思い出します。
しかし、今になってようく考えると、「無限性」については考え違いをしていたことがわかりました。
・花が咲いた花が咲いた花が咲いた花が咲いた~~
・ゆうらりゆうらりゆうらりゆうらりゆうらり~~
どちらも、今の宇宙が無限に続くとすれば、無限回の繰り返しが「現実的意味」を持ちます。
つまり、宇宙もヒトも無限ならば、すべての言葉は無限に繰り返しても意味を保ち続けるということです。
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