八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

「仮執行宣言を取り消す」!? (西郡8家族住宅明け渡し弾劾裁判 大阪高裁 控訴審判決)

2014年09月19日 | ニュース報道
 今日は、8家族の住宅明け渡し裁判の控訴審判決でした。
 8家族は、今日の判決を待たずに、しかも、たった19日で出ていけという第一審大阪地裁の仮執行宣言付き判決を根拠とした強制執行攻撃に、生きさせろ!の根底的怒りを爆発させ、これを徹底弾劾して闘いぬいてきました。
 だから、今日は、裁判所への徹底抗議の意思表示として判決をボイコットしました。
 その旨を弁護団が裁判長に叩きつけました。

 大阪高裁は、住宅明け渡しを認める控訴棄却の反動判決を下しました。絶対に許さないぞ!
 
 その上で、何と!仮執行宣言を取り消すというのだ!! ふざけるな!

 私たちの怒りは何十倍にもなった! 同時に、裁判所自身がもはや国家権力として体をなしていないこと、労働者の怒りの前に右往左往する状況であることが手に取るようにはっきりしました。
 本当に、勝っているのは私たちです。労働組合を拠点に、絶対反対の階級的団結で、安倍政権を倒し、すべてを奪い返す時が来ました。その宣言の日が9・21です。みなさん!西郡・幸第2公園に集まってください! 

 判決文の仮執行宣言を取り消すと言う部分を紹介します。


広州大学で清掃労働者がスト。全員が職場復帰勝ちとる。(「前進速報」より)

2014年09月19日 | 国際連帯
 8月21日、中国の広州大学で清掃事業の仕事をしている清掃労働者200人が、待遇の改善と首切りに反対してストライキに突入、9月14日、全員が職場に復帰する大勝利を勝ち取った。
このストライキの背後にあるのは、清掃事業の外注化・民営化である。2000年代に入ってから、広州市では清掃事業の民営化が全国に先駆けて進行し、広州市の清掃面積の65%が外注化され市場化されている。この大学の清掃作業は、広電物流という国有企業がしていたが、清掃事業の外注化・民営化が進行する中で、労働者の待遇は悪化し、低賃金、労働強化、経済的保障の削減など。今年4月には労働契約が一方的に変えられ、彼らはたった4ヶ月の有期契約労働者にさせられた。
そして4ヵ月後の8月、この大学清掃事業の入札で、広電物流は落選した。新会社(隧成公司)が入る。会社が撤退する以上、労働者はこの職場には残れない。ここで働く労働者は、「雇い止め」による解雇にされようとした。労働者は、職場での待遇の改善と、首切りに反対してストライキに突入したのである。

つづきは「前進速報」本文で

 

 

 

 



 写真は上から
1 座り込んで闘う清掃労働者
2 「現地の労働者も外地の労働者も同じ仲間」との横断幕を掲げて抗議
3 闘いの勝利的な前進にみんなで声を上げる
4 「清掃労働者のストライキ支持」、水を差し入れし合流する広州大学の学生
5 「清掃労働者の護権闘争支持」と書かれた紙を掲げて、労働者とともに訴える学生