八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

10・21「改憲・戦争阻止!大行進・八尾」結成集会のチラシができました

2018年09月27日 | 改憲・戦争阻止!大行進


 講演 ■中村吉政さん(全国金属機械労働組合港合同委員長)

ロプロフィール

1948年三重県熊野市生まれ。63年に大阪の矢賀製作所に就職。70年に組合を結成し書記長に就任。以後、矢賀製作所の倒産争議を闘いながら、港合同の発展に尽力。74年に港合同副委員長に就任。大和田幸治港合同事務局長(田中機械支部委員長)が2012年3月に逝去した後を継ぎ、2013年10月に港合同委員長に就任。 


9条だけは絶対に変えさせない!

戦争というものは肉親を切り裂く。港合同の故・大和田幸治委員長は、父親の遺骨さえも見ないまま亡くなりました。賃上げなどは時の状況によって浮き沈みがあります。けれども憲法という問題、法律を変えるということは一度変えられてしまうと動かすことができない。大阪の地で職場に根ざして憲法を変えさせないという運動をつくってきたのが大和田委員長でした。その遺志を受け継いで、港合同は働く者の権利や賃上げを始め、この9条だけは絶対に変えさせないという決意をあらためて表明したいと思います。(3・25集会での発言より)




■「戦争する国へ」の大転換

 安倍首相は9月20日、自民党総裁選後の記者会見で、「憲法改正案の国会提出にむけ加速する」と明言し、10月下旬にも臨時国会を招集しようとしています。
 いまの憲法9条は、「戦争を永久に放棄し,戦力を保持しない」と規定しています。自民党の改憲案は、これをそのまま残して「9条の2」を新設し、「前条の規定は・・自衛の措置をとることを妨げず・・自衛隊を保持する」と書き加えることで,9条を骨ぬきにし、「戦争ができる国」に変えることです。
 米中貿易戦争、米日貿易戦争、朝鮮半島めぐって戦争の危機が迫っています。「二度と戦争はさせない」とちかった私たちが声を上げるときです。10・21集会はその始まりです。


■「改憲・戦争阻止!大行進」が いま全国各地で結成されています。

今年3月25日 動労千葉・関西生コン支部・港合同の三労組の呼びかけで始まった「改憲・戦争阻止! 大行進」は、改憲発議を絶対に止める! と全国各地で結成されています。その中心には、地域の拠点労組が立っています。
 労働組合が立ち上がった時、地域丸ごとの決起を生み出します。だから、労働組合をめぐって、JR、関生、自治体、教育で、弾圧と民営化や評価制度など、あらゆる団結破壊・労組つぶしとの攻防が激しく闘われています。
 八尾北労組も倒産攻撃に地域の人々と共に立ち向かっています。
 労働組合をめぐる激しい攻防に勝ちぬき、戦争を止めよう!


■10・21大行進八尾・結成集会には、呼びかけ人である港合同の中村委員長が来ます。

8・18「つながって改憲・戦争を止めよう」をテーマに八尾北夏まつりで、婦人民主クラブの仲間が絵本「戦争のつくりかた」を紙芝居にしました。参加していた保護者、戦争を体験した高齢者も,子どもたちもいっしょに話し合いました。
 「戦争になりそうだったら ずっと反たいしたい。」「今せんそうしていたら もうぼくは、しんでいたのかなと思った」「戦争のない 時代にする」「戦争になったらみんなでにげたり、かくれたりして戦ったりはしない」。
 子どもたちの真剣な思いを受けとめ、いっしょに考え,行動する時が来ました。「改憲・戦争阻止! 大行進 八尾」を、みんなの力でつくりだそう。10・21プリズムホールに集まろう。



夏まつり実行委員会で「改憲・戦争阻止!大行動 八尾」(10月21日2時八尾市プリズムホールで結成集会)を確認

2018年09月22日 | 改憲・戦争阻止!大行進

 八尾北労組第18回定期大会のお知らせ(正式な告示は追って)
-- 10月17日(水) 16:00 または 16:30~ 待合にて --
 





労組通信№151号に加筆しました。



 (1)9月12日、八尾北夏まつり実行委で総括会議を行いました。日本語教室の仲間など新しい顔ぶれも参加、活発な話し合いでした。 

□ 参加者数について
 昨年と同じ300人くらい。高齢者が少し減ったが子ども連れの家族が増えた。これが今年の特徴でした。

 
□ メイン企画(ロシア革命の記録)
「内容を分かりやすくすることに苦労しました」「たくさんの人に見てほしい」
 西郡(八尾北)の闘いが、ロシア革命、米騒動など世界の労働者たちの闘いと連なっていてその一環であったことがリアルにつかめます。
 感想で一番多かったのは、やはり戦場でロシアとドイツの兵士たちが帽子を交換し抱き合う姿です。「80年以上生きてきて、こんな歴史があったなんて全然知らんかったわ」「感動する」

□ 八尾北労組のたたかいの歴史パネル展
 とても好評で、今も診察室の廊下に掲示しています。患者さん、訪問者の熱心に見る姿があります。できればリーフにして残し活用しようと検討中です。できあがったら報告します。
 このパネルは、若い人たちにも「ともに生きる寄る辺」として八尾北医療センター労働組合のたたかいの歩みが伝わります。「今年のメインのDVDや、昨年の 映像でよみがえる西郡のDVD と一緒に見るといいのでは」。

□ 紙芝居「戦争のつくりかた」(婦民八尾支部) - 会場に入りきれなかった。次はもっと広いところでやろう。
 やはり紙芝居だけではむずかしくて、戦争体験や学校でのことを大人も子どもも一緒に話し合ったことで、子どもの感想文につながっていった。いまは家庭でも親は働くことで必死で、なかなか戦争について話あうなんて機会もなくなっている。とても貴重な経験だ。
 戦争を体験した人たちが高齢化していってる。戦争について話をしてもらう取り組みをやったらどうだろうか。

 
 
 子どもたちの感想文
 「いっぱいしって ありがとう」「戦争になりそうだったら ずっと反たいしたい。」「よくせんそうのことがわかって、おもしろかったです。ありがとうございました。」
 「せんそうをしないじだいにする。 1年生」「戦争になったらみんなでにげたり、かくれたりして戦ったりはしない。 6年生」(この1年と6年のふたりは きょうだいだそうです)
 「玉ねぎだけで生活はすごいことと思った」(参加者がお母さんからきいた話として、「戦時中は淡路島の親戚の家に疎開していた。食べ物は玉ねぎだけしかなかった」という話を聞いた子どもの感想)
 「今せんそうしていたら もうぼくは、しんでいたのかなと思った」

 また、子どもたちの話では、今でも8/6が夏休み中の登校日になっています。桂小学校では6年生が修学旅行に広島に行き、原爆の話など現地で聞いてきたことを、学校で下の学年の子どもたちに伝えるそうです。東大阪市の他の小学校では、「新せんそうのつくりかた」のDVDをみた。でも「難しくてよく分からなかった」と。話し合うことで、子どもたちも私たちもわかり合えます。地道な教育労働者・日教組の反戦教育のとりくみをつぶさせない!


□ 健康教室 - 八尾北の医療・介護がめざす「ともに生きる」の中味でよかった。

□ 狭山・星野闘争 - 権力犯罪だ!そのための差別、弾圧をはっきりさせ、DVDや資料をつくり、下山鑑定の実証実験を行うなど、充実した企画になった。全水の京都の仲間たちも参加し、次につながった。

□ 模擬店 - たくさんの出店でにぎわいました。長丁場を協力してやれた。青年広場は労組が中心に座ることができた。
 スタッフが交替して他の企画も見れるようにしよう。外の日よけ役立った。
 7時頃に来る家族連れの食べ物・ゲームを検討しよう。作業所の仲間や関生労組、植木団地との団結が深まった。関生への大弾圧と闘おう。

□ ポスター・ビラ -「つながって改憲・戦争を止めよう!」を真っ向から打ち出した。
 単なる祭りではない。だが、ゆえに、そこにつながりを求めて八尾北に来た。小児科がいまやれてない中で、機会が薄れてきている子ども連れ世代との関係を意識的に作るとりくみをいろいろ考えていこう。※団地などでも応能応益で青年たちが出て行ってしまった中で、高齢化、自治会の団結が弱まり、盆踊りなどが中止になるケースが多いようです。ますます八尾北の団結がかけがえのない生きる寄る辺、宝になっています。



 (2) 「改憲・戦争阻止大行進・八尾」結成を 祭り実行委に提案し、決定しました 
◎ 結成集会 10月21日(日)ごご2時から プリズムホールにて 
  それまでは「八尾(準備会)」として活動します。
  港合同の中村吉政委員長が記念講演を引き受けてくださいました。詳細は追って。

△ 全水西郡支部が中心になって、10月13日(土)ごご2時から「はだしのゲン」上映会を企画します。会場は八尾北待合です。
  詳細は決まりましたらお知らせします。



8・18 つながって改憲・戦争を止めよう! 八尾北夏まつり 団結広げ 大盛況

2018年09月05日 | 改憲・戦争阻止!大行進
つながって改憲・戦争とめよう!八尾北夏祭り
 
 8月18日、二回目となる八尾北夏祭りを行いました。
 今回は、改憲・戦争を止める団結を作り、広げていく夏祭りという問題意識で取り組み、実行委員会で議論を重ねました。それぞれの組織が実行委員会の中で主体的に議論に参加することで、持てる力を当日に集中できたのではないかと思います。

 
 労組の団結太鼓(豊年太鼓)が元気に鳴り響きました。

 
 昨年は、すべてが手探りでしたが、今年は経験と教訓を生かして、企画、模擬店など少し余裕をもって進められたように思います。
 
 ◎ メイン企画は、「ロシア革命の記録」DVD上映、「寝たきりにならない」あっと驚く新発見の健康教室、新しい取り組みとして、婦人民主クラブによる紙芝居「せんそうのつくりかた」、などです。
 また、八尾北労組は、「八尾北医療センターの闘いの歴史」のパネル展示に挑戦しました。


 △ メイン企画 「ロシア革命の記録」DVD上映



「ロシア革命のDVDは活動家しかわからないのではないか」という実行委員会での議論が、「ロシア革命の息吹で西郡の米騒動も闘われた」、「全国も結成された」などの議論に発展し、メイン企画が決定されていきました。


 △ 健康教室 「寝たきりにならない」あっ!と驚く新発見!! ー 何より人と人のつながりが大事





 
 △ 新しい取り組みとして、婦人民主クラブによる紙芝居「せんそうのつくりかた」に取り組みました。
  今年は、子ども連れの参加が多く、紙芝居は入りきらない人であふれました。 子どもたちの 「戦争のない時代にする」「戦争になりそうだったらずっと反対したい」などの まっすぐな感想が新鮮でした。

 
 
 


△ 八尾北労組は、「八尾北医療センターの闘いの歴史」のパネル展示に挑戦しました。かなりの大仕事でしたが、職場交流会の青年たちとも一緒に作ることができました。年度ごとにこれまでの資料を整理しながら パネルを完成させていくと、あらためて「すごい闘いをやり抜き、団結を守り拡大してきた」ということが実感できました。祭りの参加者にも好評でしたし、その後も展示を続けていて、患者さんや職員が真剣に見ています。
 ぜひ 見に来てくださいね❤









 ◎ 星野文昭さんの絵画の展示とDVD、狭山事件、「下山鑑定の実証実験」も行いました。







 ◎ 模擬店は、たこやき、水餃子、青年の広場はフランクフルト・たこせん・生ビールなど、かき氷(関西生コンの仲間は弾圧との闘いの中かけつけてくれました)、焼きそば(地域の障がい者作業所の仲間)、ヨーヨー釣りを無料で関西労組交流センターのなかまが、そして高槻植木団地労組の植木、支部が射的、守る会のバザー、どれも大盛況でした。
 障がい者総合支援法反対の実行委員会に参加しておられる地域の作業所の仲間とともに今年も夏まつりを成功させることができ、団結の拡大を実感します。

 △ たこやき、水餃子 いつも大にぎわい






 △ 青年の広場、フランクフルト・たこせん・生ビール・・・)





△ 焼きそば・かき氷



 △ 射的





 △ ヨーヨーつり・スーパーボールすくい





 △ 植木



 △ 守る会バザー




実行委員会全体でこの夏祭りを外に向かってうって出る挑戦をしたことが、大行進運動を作っていく決意の表れでもあったし、労組執行委員会で地域の労組へのオルグを決定しやりきったことも大きな前進です。
 この夏祭りで大行進運動のスタートラインにたちました。実行委員会での総括をしっかりとやりきり、大行進運動をどのように作っていくのかの議論を早急に始めていきたいと思います。