八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

声を上げよう!デモしよう!12月20日夕6時近鉄八尾へ集まろう!

2023年12月19日 | 改憲・戦争阻止!大行進河内
アメリカ・イスラエルはガザへの無差別攻撃を直ちにやめよ!
シファ病院への軍事侵攻弾劾!

声をあげよう!デモしよう!12月20日(夕6時)近鉄八尾に集まろう!







11・19 東京・日比谷で反戦集会・デモ!
 
 11月15日、イスラエル軍は全世界の非難を押し切ってガザ最大規模のシファ病院を急襲・突入しました。
 イスラエル軍は「ガザの病院はハマスの拠点だ」とでっち上げ、病院への攻撃という戦争犯罪に公然と踏み込んでいます。医療スタッフ、患者、避難民ら数千人が閉じ込められているシファ病院では、保育器の電気も止まり、生後まもない乳児が殺されています。13日までの3日間に未熟児を含む32人が死亡し、180以上の遺体が病院の中庭に横たわり、まさに「墓場同然になっている」(世界保健機関〔WHO〕)
 このようなシファ病院にイスラエル軍は戦車とブルドーザーを突入させ、多くの患者や負傷者、医療スタッフの人たちを暴行し、服を脱がし、目隠しをして連行するなど院内を蹂躙(じゅうりん)して「恐怖と死」をもたらしたのです。このような戦争犯罪を絶対に許すことはできません。今こそガザ大虐殺を止めるために全力で立ち上がる時です。
 11月19日正午より、東京・日比谷野外音楽堂にて「戦争を止め社会を変える力がここにある!」をスローガンに掲げて全国労働者総決起集会が全国から2800名の闘う労働者、学生、市民が結集して大成功しました。
 港合同・動労千葉・関西地区生コン支部の呼びかけ3労組がそれぞれ開会あいさつ、基調報告、特別報告を行い集会全体を牽引しました。海外からは、韓国民主労総ソウル地域本部、アメリカ国際港湾労組ILWU、ドイツ機関士労組が参加しています。パレスチナ・ガザの青年のアピール、ミャンマーからのアピールは日本は戦争に加担するなというものであり、胸を打たれるものでした。
午後3時、いよいよ銀座・東京駅に向かってデモ出発です。「イスラエルはガザ虐殺をやめろ!」「虐殺に加担するバイデン政権、岸田政権打倒!」「労働組合のストライキで戦争止めよう!」のデモコールが東京の繁華街に響き渡り大きな注目を浴びました。



自治体労働者をはじめ全国の現場の闘いを壇上から熱く報告



インターナショナルを斉唱しデモに出発(一番前に陣取る大行進河内の仲間たち)



主催3労組(動労千葉・関西生コン支部・港合同)先頭にデモ 向かって左先頭が動労千葉関委員長



改憲・戦争阻止!大行進河内の仲間たちも元気に銀座をデモ



 パレスチナの労働組合は全世界の労働者に戦争協力拒否を呼び掛けています。
 日本の伊藤忠と日本エヤークラフトサプライはイスラエルの兵器産業の会社と戦略的協力覚書に調印しています。虐殺を止めるためにこうした会社の戦争協力を許してはなりません。
 12月1日、改憲・戦争阻止大行進と動労千葉の主催でこの2社に対する抗議行動が闘われます。
 こうした闘いに連帯して「イスラエルは虐殺をするな!」「岸田政権は虐殺に加担するな!」の声を上げていかなくてはなりません。12月20日近鉄八尾駅に集まりみんなで声をあげましょう。




動労千葉関委員長の基調報告要旨

「労働組合は反戦の砦です。戦争を止める力は、労働者の国際連帯にあります。階級的労働運動を再生しよう。ストライキを復権しよう。これは日本労働運動の未来をかけた闘いです」



前日の国際連帯集会 韓国・民主労総、アメリカ港湾労組ILWU、ドイツ機関車労組、ビルマ市民労働組合など



パレスチナ問題を知っていますか?
 
 イスラエルによるガザ地区への空爆の原因は10月7日のハマス(イスラム抵抗運動)によるミサイル攻撃にあるという報道がありますが、事実は違います。
2007年以来、イスラエルはガザ地区を封鎖し空爆を続け、今年だけでも300人近く(そのほとんどが民間人)が一方的にイスラエル軍に殺されています。
 そもそもイスラエルとは、欧米諸国が石油埋蔵量の多い中東地域を支配するため1948年に人工的に作られた軍事国家です。
 欧米の圧倒的な軍事力を背景にパレスチナ人民は土地を奪われ、水汲みや作物を栽培することも許可なくできなくなりました。
 2006年にハマスが選挙で勝利すると、神戸市の3分の2ほどの面積のガザ地区を壁で包囲し230万人もの市民を閉じ込めました。何の理由もなく人々が逮捕、拷問、虐殺され、国連統計だけでも2008年以来12万人ものパレスチナ人が虐殺されています。
これが欧米が主張する「国際秩序」の姿です。


当面の行動方針
□12月19日 労組交流センター学習会 
  テーマ「パレスチナ」 
□12月20日 近鉄八尾反戦集会デモ 6時
□12月23日梅田反戦デモ6時半豊崎西公園
□12月24日 西郡デモ 3時八尾幸第2公園
□1月13日 新年旗開き 6時 八尾北待合


 医師を募集しています
 八尾北医療センターは地域医療を一緒に担って下さる医師を募集しています。
 感染症に苦しんだ地域の人たちが自力で作った診療所を前身としており、現在も医師・看護師が一丸となって発熱外来を続けています。一度病院に見学に来て下さいませんか。
連絡先:八尾北医療センター 
    072(999)3555



ガザの人々を殺すな!イスラエルはただちに軍事侵攻をやめろ!

2023年12月02日 | 無実の星野文昭さんを取り戻そう






ガザの人々を殺すな!イスラエルはただちに軍事侵攻をやめろ!

星野文昭絵画展

■星野文昭さんは、1971年11月14日、米軍基地撤去・沖縄返還協定批准阻止闘争に決起。そのデモの中で機動隊員1名死亡の「実行犯」にでっち上げられた。1975年に不当逮捕され、裁判で「無期懲役」が確定。1986年に妻・暁子さんと獄中結婚。獄中44年、無実を訴え続け、再審を請求して闘う。 2019年4月に肝臓がんが発見され、切除手術後の5月30日、帰らぬ人となった。 まともな治療も行わず検査結果も隠して星野さんを死に追いやった徳島刑務所と国家権力を絶対に許さない。

◇ 布施駅前 市民プラザ(夢広場)

ヴェルノール布施・5F 市民ギャラリー
12月10日(日)10:00~19:00


◇ 八尾北医療センター

12月4日(月)~9日(土)診療時間内に展示


無実で獄中44年 星野文昭さんの獄死=国家犯罪を許すな!

連日、イスラエルによるガザへの空爆はますます激しくなり、10月末には地上侵攻を開始しました。パレスチナの人々の死者は1万人を超え(11月8日)、その4割が子どもたちです。絶対に許せません。「パレスチナ連帯!ガザ虐殺やめろ!」イスラエルの無差別空爆と虐殺に対する反戦闘争が欧米はじめ世界中で闘われています。今こそ戦争反対の声を上げるときです。

1971年に批准された沖縄返還協定は沖縄米軍基地を固定化するためのものであり、「基地撤去」という沖縄県民の願いを踏みにじるものでした。星野文昭さん、大坂正明さんは沖縄県民のたたかいにこたえ、この協定批准に反対する渋谷闘争に参加しました。
 この渋谷闘争の警備の過程で一人の警察官が亡くなるということがおこりました。これに対し警察・検察は何の物証がないにもかかわらず、目撃証言をデッチ上げ、星野さん・大坂さんを「殺人者」に仕立てあげました。

星野さんは獄中で肝臓がんを発症し適切な治療を受けられず、無念にも命を奪われました。(2019年5月30日逝去、享年73)星野さんの家族は星野さんの死の真相を明らかにするために国家賠償訴訟をたたかっています。
 星野さんは亡くなるまで獄中で絵を描き続けました。人間が人間らしく生きられる社会の実現と戦争反対の気持ちが込められています。絵画にはつれあいの暁子さんの詩がそえられています。ぜひ絵画展でご覧下さい。

大坂正明さんへの無期懲役求刑を許すな!

星野文昭さんとともに闘った大坂正明さんの論告求刑が10月19日に行われ、検察側は大坂さんに「無期懲役」を求刑しました。絶対に許せません! 
 大坂さんも星野さん同様にデッチ上げの目撃証言で起訴されました。警察の取り調べで調書を取られた1972年当時学生だった人のほとんどが「供述調書は検察の作文」「大坂さんを今日初めて見た」と証言を撤回しています。
 12月22日、大坂裁判の判決公判が東京地裁であります。大坂さんの無罪判決をかちとるために保釈の要望書を集めています。みなさんのご協力をお願いします。