八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

9/21地域医療交流会が大阪府吉村知事に安倍国葬反対!で抗議申し入れと府庁包囲デモに起ちました

2022年09月27日 | ともに生きる医療・介護をともにつくろう


9月21日、地域医療交流会は大阪府に対し、国葬反対・知事の参列反対・弔意の強制を許さない申入書を提出し、府庁前での街頭宣伝とデモをおこないました。

安倍政権をはじめとする自民党・維新の会ら改憲勢力は、同時に新自由主義政策をとことんまで推し進め、社会を崩壊させてきた張本人です。民営化によって公的病院・看護学校・保健所が減らされ、その行き着いた先はコロナ感染拡大による医療崩壊でした。

国葬強行を通して憲法改悪と戦争国家化をさらに加速させようとする岸田政権によって、医療現場では医療の拡充とは真逆の、トリアージ=命の選別・戦時医療が既に始まっています。医療福祉の現場で働く労働者が、今こそ声を上げる時です。

八尾北医療センター労組・高槻医療福祉労組を先頭に府庁をぐるりと一周するデモ行進は、医療労働者が国葬絶対反対を熱烈に訴えるデモとして、街頭からひときわ大きな注目を浴びました。(改憲・戦争阻止!大行進関西ブログより)








以下申し入れ書です。

                              2022年9月21日
大阪府知事 吉村洋文 殿
安倍元首相の「国葬」に関する申入書
地域医療交流会
連絡先:八尾北医療センター労働組合
大阪府八尾市桂町6-18-1 072-999-3555

 7月22日、岸田政権は、参議院選挙での街頭演説中に銃撃され死亡した安倍元首相の「国葬」を、9月27日に日本武道館で行うと閣議決定しました。私たちは、この決定をどうしても認めることができません。
この「国葬」は安倍元首相を神格化し、戦争に向けた挙国一致体制を作るものです。「国葬」は、1926年に公布された「国葬令」によって、戦争動員のための国威発揚の場として繰り返されてきました。「国葬令」では「国家に偉勲あるもの」を対象に「天皇の特旨」によって国民に喪に服すことを命じており、1943年の山本五十六元帥の国葬では、霊柩車と行進隊が東京都内をパレードし、「元帥に続け」の合唱を市民に強制しました。
安倍元首相の「国葬」においても、安倍元首相の「功績」が強調されています。ですが、安倍元首相が首相在任中に行ったことは、教育基本法の改悪や秘密保護法の制定、集団的自衛権の行使容認や安保戦争法の制定など、戦争のための政治そのものです。この政治を「国葬」という形で、国家をあげて賛美し、批判を封じこめることは許されません。
 また、そもそも国家への貢献度によって人間の死に優劣を与える「国葬」の思想は、トリアージ(命の選別)にも通じる戦時思想そのものです。これは、「差別のない医療」を目指して、地域住民の「いのち」を守り抜いてきた地域医療とは、根本的に相いれない立
場です。

 新型コロナウイルス感染症が日本に上陸してから2年半。9月1日には死者数が4万人を突破しました。重症者が減っているのに、死者が世界で2番目に多いのは、自民党の新自由主義政策・民営化で公的病院、保健所、看護学校が減らされて医療と公衆衛生が崩壊していたからです。自宅待機で見殺しにされ、家族とも対面できぬまま施設で域を引き取らなければならない形で、戦場で行われるトリアージ(命の選別)が医療の現場ですでに始まっています。「国葬」は、医療崩壊や戦争に反対する声を押しつぶして労働者を戦争に動員して行く攻撃です。医療現場が必死で格闘しているのに、公的医療はますます削減され続けており、安倍元首相の「国葬」に、湯水のごとく税金が使われている現状に、医療、介護現場で働くものとし、強く憤りを感じます。
 戦後、「二度と戦争を繰り返さない」と立ち上がった地域住民の力で作られた地域医療を引き継いで、「戦争と医療は相容れない」の行動を始めた立場から、安倍元首相の「国葬」に反対し、以下の点について申し入れます
 新型コロナウイルス感染症が日本に上陸してから2年半。政治の無策によって感染は無尽蔵に拡大し、9月1日には死者数が4万人を突破しました。医療を受けることが出来ず見殺しにされた患者や、家族とも対面できぬまま施設で息を引きとった患者が大勢いる中で、本来なら、安倍元首相は、その政治責任を最も厳しく問われるべき政治家です。医療現場が必死で医療崩壊と格闘している中でも、公的医療は削減され続けており、安倍元首相の「国葬」に、湯水のごとく税金が使われている現状は、医療・介護現場で働くものとして強く憤りを感じます。
 以上の立場から、安倍元首相の「国葬」に反対し、以下の点について申し入れます。



 安倍元首相の「国葬」について、大阪府知事として明確に反対の意思を示すこと。また、大阪府知事は「国葬」に参加しないこと。
 安倍元首相の「国葬」に際して、職員への弔意の強制(勤務時間中の黙とうなど)や、管轄する施設での半旗の掲揚など、あらゆる行事への協力をしないこと。
                                     以上


9/14国葬反対!大松八尾市長と教育長に申し入れ行動とデモに起ち上がりました(本日(9/21) 4時 地域医療交流会として「国葬反対」大阪府吉村知事へ申し入れ 6時から府庁包囲デモ)

2022年09月21日 | 改憲・戦争阻止!大行進

「国葬反対」を掲げ八尾市役所からアリオ前へデモ。大きく拍手をする人の姿もあり、反対の声の強さ、怒りの大きさが分かります。




なおこの日は、同時に、地域の共同風呂「錦温泉」が6月以来故障で閉鎖されていることに対し<ただちに再開せよ>と全国水平同盟西郡支部が地域住民と共に申し入れを行いました。「自分も行って言いたい」と初参加の住民も駆けつけ、申し入れをやりぬいて、活気ある団結頑張ろう!でした。




申し入れに先立ち、8/28 八尾北労組の発熱外来をめぐる攻防について地域懇談会を行い、錦温泉についても話し合いました。




国葬反対デモ アリオ前 多くの人が取り囲んでデモを見ています。



国葬反対の手作りボード 婦人民主クラブの仲間も駆けつけてきました。
みんなの関心がとても高いことを感じます。

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 ◎国葬反対の申し入れ書 


                            2022年9月14日
八尾市長     大松 桂右さま
八尾市教育長 浦上 弘明さま
                 「改憲・戦争阻止!大行進八尾」代表 藤木 好枝
                  (連絡先:八尾北医療センター労働組合 
                        八尾市桂町 6-18-1 TEL 999-3555)
              申し入れ書
 私たちは中国侵略戦争のための安倍元首相の国葬に反対です。
9月27日に国葬が強行された場合、政府からの要請のあるなしにかかわらず、八尾市長ならびに教育長が、市役所や学校現場などへの半旗の掲揚や黙祷などの弔意を強制しないよう申し入れます。                                                        各種世論調査で反対が賛成をはるかに上回り、多くの国民が反対の声を上げているにもかかわらず、岸田首相は国葬を強行しようとしています。その理由は、「有事に対応する政策断行内閣」として改憲・戦争の「安倍政治」を引き継ぎ、国家総がかりで礼賛し、自治体や学校を通して「追悼」を全ての人々に強制することで戦争総動員体制を作ることにあります。                                 安倍元首相は改憲を主張し、集団的自衛権行使容認を閣議決定するなど、日本を「戦争できる国」に転換しようとしていたことは明白です。「改憲・戦争阻止!大行進八尾」に結集する私たちは、岸田首相が「安倍政治」を引き継ぎ改憲・戦争へ突き進むことに断固反対です。さらに安倍元首相には「森友・加計・桜」という疑惑があり、旧統一教会と深い関係にあることもさらなる不信と怒りをかき立てています。このような安倍元首相の国葬を巨大な国費を費やして強行することは許されません。                                                 8月2日のペロシ米下院議長の訪台以降、台湾をめぐって米中の軍事的緊張が高まっています。米日政府は、沖縄・南西諸島にミサイル網をはりめぐらし、イギリス・オーストラリア・インドなども動員した軍事演習で中国を追いつめ、今や米中対立から第三次世界戦争・核戦争が始まっています。 この中で、岸田政権は軍事予算を2倍化し、5兆6千億を超える部分は「事項要求」のみでよい、財源がなければ「国債」でまかなうなど青天井です。さらに原発の再稼働と新設も決定しました。すべては戦争のため、コロナ禍や物価値上げで苦しむ国民の生活や命はどうなってもいいということです。                                         八尾北・西郡の地域は、長年にわたって部落差別と闘い、団結をつくり出してきました。苦楽を共にし、命を守りぬくために闘ってきた私たちは、戦争のための「国葬」反対! 腐りきった社会を根底から作りかえるために行動していきます。                                                                             以上 申し入れます。




錦温泉に関する申し入れ書や詳しい報告は全水西郡支部のブログをご覧下さい


9月21日(水)ごご4時より 地域医療交流会として「国葬反対」申し入れとデモ

2022年09月21日 | 地域医療交流会
  9月21日(水)ごご4時より 地域医療交流会として「国葬反対」を大阪府吉村知事に申し入れます。
5時から座り込み抗議集会(申し入れの報告)
6時から府庁包囲デモ ← 誰でも参加できます。




9・23 安倍国葬阻止! 改憲と戦争の岸田を倒せ!
    1時 東京芝公園23号地 3時からデモ
    主催 改憲・戦争阻止!大行進
安倍国葬への怒りは地に満ちています.怒りを解き放つデモをやろう!



11・6 全国労働者総決起集会・改憲・戦争阻止!1万人行進
     正午 東京日比谷野外音楽堂  3じからデモ
    主催 関生支部・港合同・動労千葉/国鉄全国運動
       ・戦争・改憲阻止!大行進
イギリス、アメリカ、ロシア、スリランカ、韓国・・・いたるところで労働者・労働組合がゼネストとデモで戦争をとめよう! 戦争のない社会を作ろう!と立ち上がっています。労働者・労働組合の国際連帯で闘おう! 


9/25入管法・外登法、民族差別を撃つ関西集会とデモ(2時 東成区民センター 4時 鶴橋へデモ)

2022年09月16日 | 労働者の国際連帯









 ウクライナ戦争 ( → アメリカ(日米)の中国侵略戦争から世界戦争へ)が始まって戦時下での初めての入管集会です。イギリスで、スリランカ、韓国、アメリカ等々世界中で労働者民衆がゼネスト決起し、戦争する自国政府を揺るがして闘っています。武器や軍事力ではなく労働者の国際連帯だけが戦争をとめる力です。
全ての人々の結集を呼びかけます。
 


昨日(9/15)は環状線桃谷駅前で街宣を行いました。
「国葬反対!」のアピールに、仕事帰りの労働者、学校帰りの高校生たち、商店街の人々が よくビラを受け取ってくれました。

  集会では、東大阪の「集い」をめぐる激闘についての報告があります。
また、八尾北医療センター労組も報告(カンパアピール)をします。