八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

西郡住宅闘争 追い出し強制執行に大反撃(「前進」速報より)

2014年08月30日 | 住宅闘争
西郡住宅闘争 追い出し強制執行に大反撃


  8・20強制執行を許すな!抗議闘争(佃照夫さん宅と佃文弘さん宅前)

  8・26強制執行を徹底弾劾する!(全国水平同盟と八尾北労組)

 
  8・26島瀬とよ子さん宅前で強制執行を徹底弾劾(西郡支部と関西合同労組大阪東部支部)

 「絶対に負けない。かたきを取るぞ!」。88歳の島瀬とよ子さんが怒りの戦闘宣言を発した。8月26日、大阪府警公安三課を先頭に国・八尾市・裁判所は3百人の体制で住宅追い出し強制執行に踏み切ったが、当該の気迫がこれを完全に圧倒した。この勝利へと攻め上る集会として8月20日、「8家族への住宅追い出し・強制執行許すな!抗議行動」がかちとられ、闘いの永続的発展と勝利に向け、9・21西郡住宅闘争勝利全国集会への招請状が発せられた。

 7月31日の住宅追い出し通告に対して、8月4日の八尾市への緊急抗議に続き、20日に西郡で抗議行動が闘われた。全国水平同盟西郡支部と八尾北医療センター労組、関西合同労組大阪東部支部は、意気軒高として立つ8家族と西郡住民の闘いの軸となった。
 全関西のにまいたビラを見て、ともに闘いたいと新しい仲間も決起した。プロレタリア革命の勝利に向けた地域ソビエトの拠点が立った。階級の新しいリーダーが登場した。戦争と民営化に突き進む安倍政権を打倒し、すべてを奪い返す新しい歴史が始まった。
 集会は、午前8時から八尾北医療センター待合に50人が結集し、患者さんも参加して始まった。
 家賃供託者が発言に立ち、佃照夫さんは「7・1と武器輸出と西郡の住宅追い出しは一つの攻撃。八尾市や国家権力を打倒するまで闘う」、谷照さんは「8家族の闘いにおびえてやってきたのが今度の強制執行です。どこまでも闘う」と決意を表明した。森本政二西郡支部書記長は「団結の力はすごい。待ってたらあかん。国と八尾市に攻めていこう」と奮起を促した。
 この決意を受け、参加者は村内を2回練り歩き住宅追い出しとの闘いの正義をアピールした。
 郵便局で解雇撤回を闘う青年労働者は「住宅を奪うのと解雇は同じ。敵が奪えるのは住宅だけ。団結は奪えない」と訴えた。杉並支部の狩野正幸さんは「労働者には世の中を変える力がある。その力と一つで住宅追い出しと闘おう」と呼びかけた。団地の窓から手が振られ声援が寄せられた。
 8・20闘争は8月18日〜20日に医療センターで開かれた星野文昭絵画展と一体で闘われた。20日には星野暁子さんを囲んで八尾北労組、西郡支部など地域の仲間との交流会が行われた。星野闘争と八尾北・西郡闘争は一つだ。
 地区協・解放同盟を打ち倒し、水平同盟の旗を全国に立てよう。「非正規職撤廃! 住宅闘争勝利」を掲げて青年労働者を組織し、無数の労働組合をつくり出そう。八尾市現業職場の民営化絶対反対の旗を打ち立てよう。9・11郡山闘争に決起し、9・21西郡住宅闘争勝利全国集会に労組旗を立て結集しよう。(水平同盟西郡支部・植村清)

「前進」速報より 

◇9・21住宅闘争勝利全国集会招請状◇

◎生きさせろ! 戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍を倒し、すべてを奪いかえそう!
   9・21住宅闘争勝利全国集会に集まろう

と き 2014年9月21日ひる1時~
ところ 八尾市西郡・幸第2公園(幸町五丁目第1公園になる可能性もあります。)
連絡先 大阪府八尾市高砂町3ー85ー6 電話・FAX 072ー991ー7729
主催・全国水平同盟・八尾北医療センター労働組合・関西合同労組大阪東部支部

 行き方
 □近鉄バス 八尾駅前6番乗り場から、
JR住道行・萱島行乗車、15分。バス停西郡下車徒歩3分
□バスダイヤ 11:45萱島,12:13住道,12:41萱島

招請状全文は、全国水平同盟西郡支部ブログ八尾北医療センター労働組合ブログにあります。

8月20日住宅追い出し強制執行を粉砕-安倍を倒しすべてを奪い返す新たな闘いの出発かちとる!

2014年08月23日 | 住宅闘争
 8月20日、住宅追い出し強制執行と不屈に闘う供託者の決起は、労働者みんなの「生きさせろ!」の根底的な怒りに火をつけました。ここから、安倍を倒せ! この社会を根こそぎひっくり返し、すべてを奪い返そう! の新しい闘いが始まりました。
 八尾北労組は、20日当日も、医療と介護をやりぬきつつ、駆けつけた闘う仲間たちと固く一つになって抗議行動に立ち上がりました。

 以下、全国水平同盟西郡支部ブログより

8月20日、国・八尾市・裁判所・大阪府警が言ってきた強制執行攻撃を粉砕

 8家族の住宅追い出し・強制執行許すな!8・20抗議行動は、朝8時からの八尾北医療センター待合での決起集会から始まり、二度にわたる村内練り歩きを勝ちとった。供託者一人一人の「これからも西郡で住み続けるぞ!すべてを奪いかえすぞ!」という決意と訴えはムラ中に広がった。駆けつけた労働者は「西郡のにかけられた攻撃は西郡だけではなく、労働者全体への攻撃だ。田中・安倍を倒そう」訴えた。
 8・20闘争は、西郡の住宅闘争が、新たな団結の広がりを作りだし、八尾北・西郡闘争が全国の団結と闘いの砦としてあり、勝利していることあざやかに示した。新たな団結の軸として、全国水平同盟西郡支部が立った。
 国・八尾市・執行官・大阪府警は、卑劣な8家族の団結破壊に血眼となったが完全に破産し、誰一人として切り崩すことができなかった。国・八尾市・国家権力は、団結の強さと闘いを恐れ、20日についに西郡に近づくことはできなかった。もはや強制執行が来ようが、われわれが勝利したのだ。
 

 全国水平同盟西郡支部ブログへ




 当日の行動を写真で紹介します。


元気に挨拶する88才の島瀬とよ子さん


 八尾北労組は全力で診療・介護と一体の抗議行動をやり抜きました。挨拶する谷照さん 



 窓から手を振る住民に勇気百倍


 33棟前 廊下に出て手を振る住民とエールの交換


 佃照夫さんと佃文弘君の自宅前で勝利宣言する佃照夫さんと久子さん


激励にきた住民と固く握手


 島瀬とよ子さん宅前でアピールする全国水平同盟杉並支部


 この日、共に闘いたいと駆けつけた新たな仲間に挨拶する森本政二西郡支部書記長


関西合同労組大阪東部支部が合同・一般労組全国協議会の仲間を代表して挨拶しました。関西合同労組各支部、北部ユニオン、京都のユニオン自立など多くの労働者が共に闘いぬきました。


休暇を取って、国鉄労働者、全逓労働者、自治体労働者、教育労働者が駆けつけました。


 非正規職撤廃!の先頭に立つ青年労働者 「敵が奪えるのは、しょせん住宅だけです。ここで勝ちとった団結は誰にも奪うことはできません。この団結を強固にして広げていこう」


若い全学連の仲間も一緒に闘いました。


一休みして水分を補給


移転したばかりのすえみつ事務所の前


泉州住民の会・関西合同労組泉州支部からも参加してくださいました。


婦人民主クラブ全国協関西ブロック代表 山本美知子さん


 現業の民営化・西郡更地化を許さないぞ!(桂中学校の工事現場)


 
新しい闘いの出発を宣言(戦闘宣言を読み上げる) 

           戦 闘 宣 言

 ・ 住宅追い出し強制執行許すな!
 ・ 地区協を打倒し、ムラの団結を作りなおそう!
 ・ 9・21、全国から西郡に結集しよう!                                         
 全国水平同盟西郡支部

 私たちは、本日8月20日から始まる住宅追い出し強制執行を絶対許しません。そして供託者8家族は、誰もこの西郡を離れません。7月31日の警察権力はじめ200名の襲撃、そして、この真夏の炎天下に、19日間で出ていけと言う抜き打ちの強制執行攻撃も、誰一人として屈服させることは出来ませんでした。追いつめられ凶暴化し、危機に陥っているのは敵の側、国・安倍政権と八尾市の方です。
 住宅闘争の原点は、衣食住すべてを奪われてきた労働者の生きさせろの闘いです。何よりも、私たち民自身が、分断され最底辺におかれた労働者そのものです。新自由主義の10割非正規職化攻撃と一体で、労働者を路頭へ叩き出す強制執行攻撃は、絶対に許せません。
 私たちの住宅闘争、八尾北・西郡の闘いは、更地化攻撃を暴き出し、絶対非和解の国・八尾市の正体を暴きだしました。8家族に対する、人を人とも思わぬ強制執行攻撃は、7月1日の安倍内閣による集団的自衛権行使容認と完全に一つです。「7・1」は、「戦争だけは絶対ダメだ」と言う労働者人民の逆鱗に触れ、巨万の労働者階級が闘いに立ち上がっています。
 一人の人間に「現状を根底から変える」というやむにやまれぬ怒りと闘いの火が宿ったとき、すでに現実はかわっている。その決意がひろがり団結が作られていけば歴史は動く。そう言う時代が始まっています。西郡支部・8家族は全員その先頭に立っています。勝ったのは我々です!団結を西郡、八尾市、現業、全国に広げ、すべてを奪い返そう!
 長い間、私たちは解放同盟本部派・地区協によって「民は労働者ではない」と思い込まされ、団結できなくされてきました。これに対し西郡住宅闘争は絶対反対の闘いを貫き階級的団結を拡大してきました。利権、見返り、口利きでムラを分断しバラバラにしてきた地区協を打倒し、闘う労働組合の建設を軸に、ムラの団結を作りなおそう。
 国鉄闘争を基軸に、非正規職撤廃・住宅闘争勝利を強力な武器にして無数の労働組合を作りだそう。そして全国水平同盟の大きな支部を建設しよう。
 その団結した力で、「人の命よりも金もうけ」の新自由主義のこの世の中をすべてひっくり返し、住宅も医療・福祉も教育も・・・すべてを奪い返そう。
 民営化・首切りとの決戦に入った八尾市現業に闘いの旗を立てよう。全国水平同盟西郡支部はその最先頭で闘います。
 西郡のみなさん、全国の労働者、労働組合のみなさん。住宅闘争勝利と安倍内閣打倒をかかげ、9月21日、西郡に結集して闘いましよう。
       2014年 8月 20日

戦闘宣言(全国水平同盟西郡支部)

2014年08月16日 | 住宅闘争
 8月20日からの住宅追い出し強制執行に対し、8家族・全国水平同盟西郡支部から、熱烈な戦闘宣言が出されました。
 私たちは、8家族と怒りをともにし、勝利に向かってスクラムをうち固め一緒に闘いぬきます。 全国のたたかう仲間のみなさんからも、西郡住宅闘争基金に次々とカンパが寄せられています。また、「ビラを見た、ぜひ一緒に闘いたい」という電話、全国星野再審連絡会からの寄せ書きなどが届けられ、8家族は闘志をたぎらせて必死で一日一日を団結して生きぬき、闘いぬいています。
 全国・全世界の労働者・労働組合のみなさん! 全国水平同盟の戦闘宣言に応え、抗議と激励、9・21全国闘争に大結集されますよう心から呼びかけます。




http://nisigoorisibu.cocolog-nifty.com/blog/ぜひ、全国水平同盟西郡支部のブログもご覧ください。

8月20日(水)あさ8時 八尾北医療センターに集まろう! 8家族住宅追い出し強制執行を許すな!抗議行動

2014年08月14日 | 住宅闘争
8家族への住宅追い出し強制執行を許すな!8・20 朝8時 八尾北に結集しよう


■8月11日の緊急抗議集会は大成功。当該を先頭に、8月20日~の強制執行に団結で勝利すると戦闘宣言を発しました!

△行動方針として

 8月20日(水)午前8時 八尾北医療センターに集まって 8家族への住宅追い出し強制執行を許さない!現地抗議行動に立ち上がる。

△ムラの新しい団結を作り出すために、こんだん会をひらく

連続こんだん会

◎8月23日(土)ひる2時 八尾北医療センター待合
◎8月27日(水)よる7時 新支部事務所(新すえみつ事務所・西郡市営住宅33棟前)
◎8月30日(土)よる7時 西郡第3集会所
◎9月 3日(水)よる7時 桂人権コミュニティセンター会議室

△9月21日(日)住宅闘争勝利・西郡現地全国闘争

 昼1時~ 幸第2公園(予定)

△8・17改憲・戦争・原発・首切りの安倍を倒そう! 全国集会に参加する。

 闘いの先頭に立ち、全国・全世界の労働者と団結を広げて、すべてを奪い返す闘いに入る。

などを話しあい、決めました。

詳しくは、全国水平同盟西郡支部のブログをご覧ください。



■星野文昭絵画展

 おりしも8月18日(月)~20日(水)は星野文昭絵画展を八尾北医療センター2階会議室で行っています。強制執行当日の20日は絵画展の最終日。まさに戦場での絵画展となりました。
 20日当日は、連れ合いの星野暁子さんが八尾医療センターを訪問され、夜7時から交流会を開催する運びとなっています。星野闘争と八尾北・西郡闘争は、闘いの中でますます絆を深め強めあって進んでいます。
 ぜひ、絵画展にも足を運んでください。全証拠開示100万署名、『愛と革命』の本の販売、星野の唄「ソリダリティー」のDVDも扱います。


■8・11写真(一部のみ)




8・11集会で、強制執行を迎え撃ち、絶対にこの地に止まって勝利まで闘うと不屈の戦闘宣言を発する久原正子全国水平同盟委員長代行と8家族。
「9月19日に判決なのに、突然出ていけ。何でこんなメチャクチャな弾圧をしてくるのか? 一緒に闘っている赤田君が、大阪市職の執行委員長に立候補して1051票を取った。労働者は首切りとか、住宅追い出しに本当に怒っている。問題は闘いを押さえ込んで八尾市と手を組んで、たたかう者にいやがらせをする、そんな連中に闘えば勝てると示したら労働者は立ち上がってくる。これに追いつめられたのが7・31弾圧だ。弾圧され、追い出され、かわいそうではない。戦争に向かうなど絶対許さん! 色んな経験からみんな思っている。昔と違う。みんな団結して立ち向かっていく。メチャクチャぶりの中に向こうの危機があるんだ。供託者はクタクタだが、絶対この近くに止まって団結していくぞ、みんな絶対出ていかないぞ、ひっくり返してやると思っています」
「裁判所から10人あまりが上がってきて出ていけと言われた。最後の最後まで頑張っていきます」 「7月1日 集団的自衛権を閣議決定。武器を各国に売り込む。西郡の土地を更地にして資本に売り飛ばす。こんな事を許してはいけない」 「このくそ暑いのにどこ行けというのか。腹が立って爆発しそう。みんなの力で家を見つけた。」 「はらわたが煮えたぎっている。闘っても勝てないとおどして供託者をおろして、たった8家族になったが、それに脅えて分断をやってきたのが7・31です。命ある限り闘います。だから近くに止まってやっていきます」


八尾北労組「地区協の人間が、八尾北をつぶそうとあの手この手でやったがしぶとくてつぶれないと言ったという。8家族や八尾北の闘いが、地区協と吉村の支配を破綻させ、西郡からわき上がる怒りをもう押さえられなくなって、警察が直接つぶそうと出てきたのが7/31だ。私たちの存在は少数に見えますけど実はでかい! 今回のことで確信を持った。赤田君のたった一人から始まった闘いが自治体全部を動かすところに来ている。国鉄労働運動-何十年もつぶせずに解雇撤回の闘いが労働運動全体を塗りかえる。敵が暴力的にやってきたことに怒りを持つと同時に、私たちの闘いが間違ってなかった、8家族の闘いが敵を追いつめていることに自信をもって新たな闘いにむかいたい」


8・11 末光院長「大阪府下に27あった診療所は、八尾北以外は全部つぶれるか民営化された。解放同盟、共産党はロシア革命を裏切った連中だ。一方は食いものにする、一方は労働者を分断する。今、ここに止まって闘う西郡8家族の闘いは、ロシア革命からつながる権威を引きついでいる。第一次世界戦争に労働者が反対を組織してロシア革命が広がった。その中に住宅闘争がある。金持ちの大きな家を管理してみんなで何㎡ときめて分けて住宅を取り戻していく。7/31・7/1の歴史的転換に、八尾北を中心に、西郡・八尾北闘争が労働者が権力を握って何もかも奪い返す闘いの始まりだ。」

http://nisigoorisibu.cocolog-nifty.com/blog/ 詳細は、全国水平同盟西郡支部ブログへ