9安打、10残塁・・・

　毎回のように訪れるチャンス、最後まであと1本が出なかったホークス。
　4回を除いてチャンスはすべてものにしたイーグルス。
　この差が6－0、カード初戦を落とし、対戦成績も（－）1。

　高橋秀総は良く投げたと思う。5回の失点は勿体ないが、失点2は試合を作ったと評価してもいいのじゃないだろうか。相手はエース岩隈、調子はも一つのように見受けられたが、もともと7割方敗戦を覚悟していた試合、それだけに岩隈を再三追い込みながら決定打を欠いたのは惜しいし、悔しい限り。

　戦犯は1番～4番、本多はセギの拙守による内野安打を打ったがそれだけ、７回田上、明石が連打した無死1・2塁のチャンス、カウント0-2のあとのボール球を打ち上げて、瀕死の岩隈を助けてしまった。
　川崎5,7回のチャンスになすところなし。オーティズは負傷あがり、久方ぶりの出場で気負い過ぎてチャンスを悉く潰す。まあ、これは次回期待ということでいいだろう。
　松中、4番に復帰すると途端に精彩がなくなるのはどうした事か？初回はチャンスにあっさり三振、その後の打席は（オーティズで切れるケースが多かったので・・）全て、回の先頭打者、結局4タコで存在感なし。

　ビハインドのゲームを持ちこたえて反撃につなげる仕事をする中継ぎが居ない。
　森福(写真）、柳瀬が持ちこたえられず、敗戦を確かなものにしていく。

　悔しい負け試合の中で一服の清涼剤、明石くんがレギュラー取りを猛打賞でアピール。

　さあ、気持ちを切り替えて（何度言ったセリフだろうか・・・）明日、明後日を連勝して勝ち越そう。

　ウラのエース大隣憲司、明日は完投でキャプテンのお褒めの言葉を戴こう。
　相手は売り出し中のルーキー藤原紘通、長崎南山高、福岡大、NTT西日本とくればホークスに入っていても可笑しくないんだが。・・・サウスポーのルーキー、ホークスが手こずるパターンではあるが、実績のない投手が準完全試合などやると、その後は潰れるケースが多い。プロはそんなに甘くないよ、というところを見せてやってくれ。（本人のために・・）

　それでは頑張っていこう　ホークス!!