老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

今季初、カード3連勝!(パ)

2009-08-23 19:16:37 | ソフトバンクホークス
 杉内完投勝利、12勝目。(写真)
 パ・チーム相手カード、今季初の3連勝
 通算4連勝でハムの背中が見えてきた。

 初回いきなり田中に2塁打、1死1・3塁で打者高橋の打球は当たり損ね大きなバウンドのサードゴロ、捕った森本は迷うことなくゲッツーを選択、2塁アウト、ボールは1塁に転送された。間一髪セーフ(画像ではアウトのようにも見えたが・・)ゲッツー崩れで1点を失う。完全に打ち取った当たりだったが、打球が弱すぎたのがアンラッキーだった。

 しかし、失ったのはこの1点のみ、9回に高橋に2塁打を打たれるまでノーヒットの快投、奪三振15は自己最高。

 「自分で連勝を止める気は全くなかった・・・  何点取られても勝てばいいんだ・・という気持ちで楽に投げた」(杉内)

 打のヒーローは昨日に続いて長谷川、
 1点ビハインドのまま6回へ・・武田勝を全く打て無かったわけではない、4回までは毎回ヒット、ランナーが出ると力んでしまって、緩い変化球に翻弄される。早く追い付かないと・・・と焦りも見えてきた。

 6回、打てないならば当たってでも・・というわけではないが、先頭川崎が死球で出塁、すぐ2盗に成功して無死2塁のチャンス、期待のオーティズは力んでしまって三振、それなら俺が・・・キャプテン小久保が振りぬいた一打はレフト前へクリンヒット、川崎生還 同点~~レフトがもたつく間に小久保も2塁へ。

 一挙に勝ち越したいところ、多村はセンターフライで2死となる。

 田上へのボールカウント0-2となったところでファイターズベンチは敬遠を指示、田上を歩かせて長谷川と勝負?CS解説の柳田氏も、う~ん?と首を捻った敬遠策、田上の長打を警戒したのかも知れない、とコメント。

 2死1・2塁、長谷川渾身の一振りはライナーで左中間を割る。
最も長谷川らしいヒットで2塁ランナー小久保に続いて1塁ランナー田上も長躯生還、2点の勝ち越し
 「田上さんが敬遠されたが、打ってやろうという(昂った)気持ちを抑えて冷静に打った」(長谷川) 

 今日の試合は事実上これで決まった。

 初戦に大隣を持ってきたベンチの作戦がずばりと当たって対ファイターズ3連勝。 ・・とは言え一つ間違えば3連敗もあり得た戦いぶりだった。先取点は取られえる、取った先取点は逆転される・・1、2戦はセットアッパー、クローザーの活躍、3戦はエースの完投と、投手力に負うところが大きい。それもインフル禍によるハムの戦力ダウンが影響していたことは明らかだ。
 逆にアクシデントにも関わらず互角のゲームをするファイターズの力は流石首位を行くチーム、戦力が整ったところでぶつかる札幌遠征ではタフなゲームになるのは必定、ホークスも兜の緒を締めて臨む必要がありそうだ。

 明後日からは千葉でロッテ3連戦、首位決戦を前に躓くわけにはいかない。勝ち越しが最低のノルマ。

 頑張ろう 栄光を目指して!  頑張ろう ホークス!!