老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

ダルはホークスがお好き

2009-07-15 22:29:44 | ソフトバンクホークス
 「ヤフードームは大好き、投げやすい」ダルビッシュがヤフードームで勝つたびに口にする科白、今日も勝利インタビューで口にしていた。こんな悔しい話はない。ホークスナインはどんな気持ちで聞いているのだろうか?・・・

 〔ヤフードームは・・〕の部分を〔ホークスは・・〕に置き換えてみるがいい。

 
 その昔、日本シリーズで近鉃が巨人に3連勝してリイチをかけたとき、近鉃の加藤投手がインタビューで「「巨人はロッテ(その年パリーグの最下位)より弱い」としゃべった。巨人選手はこれを聞いて発奮、それから4連勝して日本一になる。加藤投手もKOされ、最終戦の敗戦投手となった。

 ダルビッシュは確かに日本のエースと呼ばれる投手、打ち崩すのは並大抵ではない。だが今日で11勝しているが3敗もある、決してパーフェクトではない。立ち上がりに難があることも知られている。何とか工夫して攻略しない限り、例え優勝しても価値あるものとは言えないのではないか。
これで8連敗、プレーオフでも必ず対戦する相手、負けてばかり居られない。
 
 3回までにダルを捉まえたかったホークスだったが、逆に藤岡が先に捉まり、2回に2点の先行を許す。ダル相手に2点のビハインドはすでに半分負けたような気分、それでも直後に松中が完璧に打った14号ソロホームランで、おっ今日はやるぞという気分が高まった。

 だが、反撃はそれで終わり、じりじりと追加点を重ねるファイターズ、回を重ねるごとに調子を上げるダルビッシュに抑え込まれるホークス。

 4失点で耐えていた藤岡(写真)は5回途中で降板、三瀬がリリーフにたった。

 あまり期待していなかった(失礼・・・)三瀬だったが、何と目を見張るような好投、2回1/3をノーヒット、4三振のパーフェクトリリーフ、今日唯一の収穫。

 劣勢ではあったが三瀬の頑張りもあって7回までは4対1、何とか試合の体裁を保っていたが、8回にリリーフした佐藤誠が今日も試合を壊してしまった。

 球にキレがなく、変化球が決まらない。こうなれば誠は平凡なピッチャー、ファイターズ打線は気持ちよく打ちまくる。9回本多-川崎-小齊のファインプレーゲッツーがなければ何点入ったかわからないほどの惨状。

 誠よ・・君はファイターズのバッティングピッチャーじゃない。ファイターズに打撃練習させてどうする。まだ明日、大事な試合があるんだ、明日こそ勝たねばならない試合、もう少しベテランらしい投球をしてほしい。

 正直、今日の勝利の確率は30%ぐらい、都議選の自民党と同じくらいと半ば達観していたが、そんな試合でも一条の光明を見出したいのがフアン心理というもの。


 1勝1敗、カード勝ち越しをかけての対決は、杉内対武田勝。

 背筋痛で1回ローテを飛ばした杉内、心配ないといえばウソになるが杉内はやってくれるだろう。杉内にはエースとしての自負がある。


 
頑張れ ホークス!!  9連戦の勝ち越しを目指して・・・・