老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

不思議な投手、大隣憲司。

2008-04-30 23:17:24 | Weblog
 勢いに乗って連勝を・・・期待はあっさり外れた。2-6で完敗。

 今日の試合は大隣憲司に尽きる。大隣は凄い投球をしながら、前半で突然乱れて2,3点を失う回を作る。今日は駄目かと思っていると立ち直って又素晴らしい投球をする。そんな習癖があるらしい。

 小久保の350号メモリアルHRで1点先取、大隣は3回までパーフェクト、余り完璧過ぎてかえって不安になる程の投球、だが、打順が一回りした4回、その荒れる回がやってきた。

 いきなり片岡にレフトにHR,一死後こんどは当たっている中島に右中間に打ち込まれる。あっさり逆転.動揺したのか力が入り過ぎたのか、続くブラゼル、GG佐藤に連続デッドボール。ディーブコーチが激怒して詰め寄る一幕もあっらが試合は再開、大隣は落ち着いて後続を断つ。

 5,6回は又素晴らしい投球に戻ったが又、7回に悪癖が・・・4回の2死球のあと討ち取った中村、江藤に連続被弾、遂に降板となる。

 6回0/3を投げて安打4、これが全てソロHRで失点は4、与えた死球は3、そして残塁も3、珍しい記録はそれだけではない。

 6回で取ったアウトは18(当たり前だが・・)、
  その内訳は    三振 6、 フライアウト 11、  内野ゴロ 1、
 凡飛で討ち取った・・・というところだが、見方を変えればフライになり易い(フライを打ちやすい)と言うことになる。被HRが多いのもこの辺りがヒントになりはしないか?

 大隣憲司は本当に不思議な投手。しかし、自分的にはこの投球スタイルは好きだ。臆することは無い、直球、スライダー、チェンジアップ、夫々の球は一級品、あとは配球と打者との駆け引き(捕手にも責任があるが・・・]、経験を積めば大投手になるのは間違いない。

 
 打線、昨日17安打の爆発が今日は散発4安打、これでは勝てるわけが無い。小久保の350号に花を添えることはできなかったが、重石がとれたので明日からはバンバン打ってくれるだろう。

 明日はJ・パウエル涌井秀章、面白い対決になりそう。
 前回に引き続きカード勝ち越しを決めようではないか。

 頑張れ J・パウエル! 頑張れ  ホークス!!