いきなりの梅雨明け宣言と同時にジリジリと熱い・・・クラクラと辛い・・・ギラギラしている町中・・・
そんなキツイ日差しでも「彼」は日向ぼっこを楽しむ。黒い体だから日差しが辛いだろうに・・・と思いながら、とことことベランダに出動して行き、ゴロンと寝そべる。
そして十分に日差しを浴びると、水分補給に部屋へと戻り、今度は涼しい室内のベッドに上向きになって倒れ込む。ちなみに我が家ではこの格好から「唐揚げになる」と呼んでいる。「唐揚げ=夏」は我が家だけの季語であろう。
それを一日何度も何度も繰り返す。太陽光線を浴びることは骨粗鬆症予防になるそうなのでたくさん浴びなさい・・・と思いつつ、ホッカホカの「彼」の体を触れながら、「ほどほどにね」と付け加える。
そして今年も「彼」が生まれた夏が東京にやって来た。