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東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

住居確保給付金

2020年04月17日 10時01分17秒 | 不動産屋の話

数年前に上京し、これまで一度も遅れることなく毎月賃料を支払われる若い入居者さん。先月初めに(コロナとは無関係の)退職に伴い住居確保給付金の書類を持参して来社された。恥ずかしながら初めて聞くシステムだったので調べてみた。

生活保護に至る手前、あるいは生活保護を脱却する段階での自立を支援するため、平成27年4月より生活困窮者自立支援法が施行されました。住宅確保給付金はそれに基づく制度の一つとして位置付けられています。住宅確保給付金は、経済的な理由などから家賃を滞納してしまい住宅を失ってしまった、あるいは家賃の支払いが困難になってしまった場合に家賃に相当する金額を支給し、生活への復帰支援を目的とする制度です。

支給期間は原則として3ヶ月間(事情により最長9ヶ月まで)で支給要件は「離職等の原因となる日から2年以内であり、かつ65歳未満」「世帯の生計を主として維持」等があり、受給中にも「就職活動を行うこと」「原則として週に1回以上、求人への応募あるいは面接を受けること」等がある。【2020.05.08追記】新型コロナウイルス拡大に伴い令和2年4月30日から当面の間、住居確保給付金の支給要件で、ハローワークへの求職申込みが不要となりました。詳しくは→■葛飾区・■江戸川区

コロナウイルスの影響もあり、今後様々な面で家賃を始め各種支払いが困難な場合が増える可能性があるが、コロナに関わらず国や自治体では様々な援助や支援を行っている。ただそれはあくまでも「こちらから行動」する必要がある。面倒だとか複雑だとそのままにしても誰も助けてはくれない。まずは自ら事前に行動・相談することが大切なのである。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


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