先日の熊本旅の帰りの便は16時だった。
帰宅ラッシュに巻き込まれない時間であることはもちろんながら、翌日の仕事に備えて少しはのんびりしたいことも念頭にいつも可能な限り夕方頃の到着便と決めている。羽田空港から自宅へ向かうモノレールに乗車しながらこの時間の便を選ぶ「もうひとつの理由」があったことをふと思い出した。それは帰宅してから「彼
を夕方の散歩へ連れて行くため」であることである。二日間家を空けた手前、ちゃんとやることはやりますよ的な家族へのアピールと共に「彼
」に会いたいことは言うまでもない。
この生活になってからもう五ヶ月が経過し、様々な面で慣れてはきたものの、「彼」が居なくなってから初めてのボディボードの帰り道の車中でつい習慣でお出迎えの楽しみがないことに気付いたりする。
映画「ある男」の「もう悲しいとかじゃないんだけど寂しいね」の台詞が日に日に染み入るのは、Facebookで数年前の同日の投稿で高い確率で「再会」するからかも知れないな。やっぱ寂しいな・・・
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