先日振り込まれた賃料の中で、全く心当たりのない個人名義での入金があった。今まで携帯番号だけが印字されたことや誤字脱字、契約者さんの親族名での入金があったこともあるが、金額で絞って行けば何とか判明していたのだが、今回のケースは全く見当のつかない見ず知らずの名義だった。新規で契約された方でもなく、同姓の契約も見当たらない。
無機質に印字されたカタカナと金額を見比べながら、「外国の方がもしかして日本名で入金してしまったのか?」とか「そもそも誤入金だったとか」と様々なケースを考えつつ、月末に向けて次々に賃料が揃い始め、未入金の人が絞られ始めた。
月初になり、「日本名(推定)」での契約者さんの入金がなく、この人だ~と連絡を入れてみる。「あ~すいません。日本名で振り込んでしまいました」・・・との期待も虚しく、「すいません、忘れてました。すぐ振り込みます」との回答・・・だ、誰なんだ?と途方に暮れそうになりつつ、もうひとりの契約者さんに連絡すると「振り込んだはずですが・・・」とのことだったので、送金日を確認して再度連絡願う旨を告げて受話器を置いた瞬間に突然閃き、すぐに契約書を開いてみると、緊急連絡先で書かれた姓が異なる同居人さんの名前と合致した。
う~んそれじゃ分かるはずもない。
それでも何とも言えないスッキリ感はあった。