ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で企画展「ロトチェンコ - 彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児 -」が開催されていた。アレクサンドル・ロトチェンコとは、ロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる革命芸術運動を牽引していた一人。立体、建築、インテリア、家具、グラフィック、写真の分野と、次々と様々な領域に踏み込んで挑戦した作家である。本企画展では、ロシア革命前後から1920年代後半までの短い間に、ロトチェンコが手がけた、斬新で大胆なグラフィックの数々、1924年から撮り始めた「遠近短縮法」と呼ばれるロトチェンコ独自の写真の世界が紹介される。グラフィックの原画、印刷されたグラフィック、広告ポスター、コラージュ、写真など、グラフィックデザインと写真、計157点を展示。
作風が私のハートを鷲掴みする。ロシアの作家ながらどこか60年代のアメリカな感じがする作品である。
作者自身、私は全く知らなかったのだが、記事に掲載されていた上記の「書籍」と題された作品を見て心奪われた。この記事を大事に財布の中に入れておいた。切り取った小さな記事には「会期は27日まで」と書いてあったので、次の休日にでも行こうと思っていたのだが、「3月27日まで」だった・・・
つまりこの展覧会には行っていない。観ていないのにこれだけ語るのもどうかと思うのだが・・・とりあえず忘れないようにと書きとめておいた。いつか観てみたいものだ。
【ゴールデンウイークは、5/2(水)~5/5(土祝)まで連休となり、5/6(日)は通常営業となります】