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東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

騒音問題

2007年10月07日 09時32分05秒 | ニュースの話

西東京いこいの森公園内にある噴水で遊ぶ子どもの声やスケートボードの音がうるさいと、近くに住む女性が市に対して噴水の使用とスケートボードで遊ばせることをやめるよう求める仮処分を申請し、東京地裁八王子支部がこれを認める決定を出した。決定は1日付で、市は2日から両施設の使用を中止した・・・

こんなニュースがあった。 心臓などを患い自宅療養中の女性の家は噴水からは数十メートルの距離にある公園に隣接しており、都条例で同地域の騒音規制基準は日中で50デシベルと定められているが、市が女性宅付近で測定したところ、噴水で遊ぶ子どもの声が60デシベル、スケートボードの音が58デシベルと、ともに基準値を上回っていたという。

私も以前公園に面した家に住んでいたので、子供の声や真夜中の若者達のはしゃぐ声は当然聞こえたが、公園から受ける様々な恩恵(木立を抜ける涼しい風や降り注ぐ日照や小鳥のさえずり等)に比べると、騒音なんて取るに足りない話で、大して気にはならなかった。そもそも引越する前から公園はそこにあったので、騒音についてはある程度は想定していた。また私の自宅は彼女と違い数十メートルも離れておらず目の前で、夏に公園で開催されていた盆踊りは60デシベルは軽く超えていた。

訴えた女性は自宅療養中だったので、一日中自宅に居た場合とは単純に比較は出来ない。病んだ体ではそれらは本当にうるさかったかも知れない。ただ記事では確認は出来なかったが、彼女がここに移り住む前から公園があったのか?噴水はあったのか?もしそれが「先に」あったとしたら、それはある程度予想すべきだと思うし、それを承知の上で住んだのだから仕方ないと思うべきではないか?と思う。

これでは幹線道路に面している住居や工場の隣に引越した人が「うるさい!」と言えば、それがまかり通ってしまう気がする。



だから今回の判決については非常に残念である。何かが最近おかしい・・・

有限会社やな瀬不動産


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