車の音がしない幸い

2007-04-21 19:52:55 | Weblog
 先日、群馬県の大間々というところへ行きました。
 暖冬のおかげで、桜と芝桜と菜の花とクロッカスと沈丁花とすみれと水仙と土筆と……と春の花がいっせいに咲き乱れているところに、おだやかな春の陽差し。頭上にはどこからともなく雲雀の鳴き声。久しく忘れていた春のぬくもりを全身で感じて、数日間の寝不足も忘れ、小さいころ、春の日の光を浴びながら外遊びをしたことを思い出しました。身体が芯からあったまってきます。
 そのうち、ふと気がついたことが。耳に、車の音がいっさい聞こえてこないのです。車通りのないところだから当たり前なのだけど、それがものすごーく心地よい。自然の音しか聞こえないって、なんて心地いいんだろうと思いました。(そういえばこないだ御獄山に行った時も、下山ルートではずっと車の音が反射して聞こえていて、山にいるのに不快な感じがしたのでした)
 最近、気になるのが排気ガスと電磁波。これで何かストレスというか疲労を感じていたところだったので、そういうのがずっとずっと少ない土地で、久しぶりに自分を取り戻したような気になったのでした。

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