三条大橋、池田屋騒動跡

2010-05-09 20:36:53 | Weblog
 4時をまわってお寺を出て、円山公園の枝垂れ桜の葉桜を眺め、八坂神社からまずは三条大橋へ、鴨川の畔を歩く。ここ、いつも歩いてみたかったのよね。夢がまた一つ叶った(笑)。
 三条大橋の南、ここで近藤勇の打ち首が焼酎漬けになってさらされたのか。なんともいえない気持ちだ。残酷だ、人権が、という今の制約とはまったく別の世界、時代、感覚。そういうのって、どうして隠される事柄になったのだろう。
 
 橋を渡って少し行くと、池田屋の跡地。少し前まではパチンコ屋だったようだけど(古い資料ではみんなパチンコ屋が写っていてなんだか「がっくり」なんだよね)、今は同名の居酒屋になっていて、まだマシかな。たまたまタクシーで回っていた親子連れが写真を撮っていて、居酒屋の店員さんがダンダラを来ているので「一緒に写ってもらえます?」と三人で撮っている。並んで待っているのも変なので隣の明治屋に入り、頃合いを見て出て行ったら今度は壮年の男性が碑を見ている。やっぱり見に来る人はいるんだな。

 新京極を抜け(修学旅行生かよ)四条通をひたすら西へ、いよいよ壬生を目指す。これも電車で行けば壬生寺や八木邸の拝観できたかも。惜しいことをした(土方歳三資料館とどっちが先に入れるかな……笑)。京都の時間、一番は知恩院だけど、あとはどこへ行こう、あっ「壬生」って行ってみようかな、と地図を見ると行けそうな距離だ。新撰組の資料本何冊かを見比べて、用意し、だいたいの場所は行きのバスの中で予習済み。ただ地図ばっかり見ていて、拝観時間とか本文を読んでいなかった(なんというアホ)。それでつまりそれ以上の準備をしていなくて、これがこの日の全体的な敗因となってしまった。やっぱり移動の時間は省けるものは省きたいし、京都の距離感は侮ってはならぬ。歩くのは歩くので楽しいのだけど、余裕がある時でないともったいない。
 あとで調べて、行く場所にもよるけれど、一日乗車券を買ったほうがよっぽど良かったことが次回の改良点。

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