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タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

まだまだ収穫中!夏野菜のオクラ!

2024年10月21日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

秋も深まり、日中も肌寒く感じる日もある今日このごろです。にも関わらず、わが家の家庭菜園でまだしぶとく頑張っている夏野菜があります。それが「オクラ」です。

実は数日前まで「ゴーヤ」も頑張っていたのですが、今年はあまりにゴーヤの実が採れすぎて、調理担当の女房から「もうゴーヤは勘弁して」「今年は一生分のゴーヤを食べたわ」「まだ採れるかもしれないけどもう結構」って宣言されてしまいました。ゴーヤはまだ実を付けていた(し、もうしばらくは収穫できそうだった)のですが、今年のゴーヤは強制終了です。

で、夏野菜の最後の砦が「オクラ」となったしだいです。オクラはわが家の食卓ではまだまだ重宝していて、女房から「強制終了命令」は発令されていません。

オクラはね。この花が可憐なんですよね。野菜としてもさることながら、「観賞用の花」としても価値があるように思います。

まだ、こんな蕾もたくさんついていますしね。

これから、蕾から開花…、開花から結実…と進みそうな花芽がたくさん付いています。まぁもうしばらくは放置しながら、オクラの実を収穫したいと思います。

葉っぱの上に、アマガエルが鎮座していました。さすがに寒なってきたので、カエルも身を縮こまらせて動きません。カエルも冬が近いことを感じているんでしょうね。


生で演劇を鑑賞!「いびしない愛」

2024年10月20日 | 読みました!見ました!

妻と2人で、長岡リリックホールで上演された「いびしない愛」を鑑賞してきました。この「いびしない愛」という戯曲は、第26回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した作品だそうです。

と言ってもボクら夫婦には演劇鑑賞などという高尚な趣味はなく、生で演劇鑑賞をするのなんて、子どもたちが小さい頃に「劇団四季」を親子で見に行って以来です。そんなボクらがなぜこの演劇のチケットを買ったかということについては、こちら↙️の記事をお読みくださいね。

 

いびしない愛 - タケ・タケ・エヴリバディ!

以前にブログで、四国の方言「いびしい」について書いたことがありました。うちの妻が愛媛県の南予地方の出身で、その独特のニュアンスをもつ方言について熱く語るんですよ...

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そうなんです。この演劇の題名「いびしない愛」に使われている幡多弁(はたべん)に誘われたんですよ。題名にある「いびしない」→「いびしい」は、わが家では時々話題なる幡多弁なんです。

あっ「幡多弁(はたべん)」というのは、高知県西部の幡多地域で話されている方言で、四国方言の一種です。愛媛県南部の宇和島方言とともに渭南(いなん)方言または四国西南部方言とも呼ばれています。実は妻は愛媛県と高知県の県境にある辺境な地域の出身で、まさにこの演劇「いびしない愛」の舞台からすぐの地域が故郷なんですよ。

コロナ禍の真っ最中、不振にあえぐ高知県の小さな宗田節(そうだ節:ソウダカツオの鰹節)製造工場にある事務所。物語はそこに泥棒が忍びこむことから始まります。まず何と言っても、舞台の美術が素晴らしいです。トタンの壁、建築がまさにそこにある感じ。物語のキーになる「扉」もよかったですね。、劇のテーマとしては「居場所」とか「生き方」とかなんでしょうね。姉妹の生き方(手に障害がある優秀な姉、姉にコンプレックスのある妹)、泥棒の生き方、障害のある老従業員の生き方、ローンを組むことを生きる力につなげる若い従業員の生き方…。そして彼らが生きていく居場所…。見ているボクたちにいろいろ考えさせる演出は、演劇ならではものでした。

そして何と言っても「幡多弁(はたべん)」です。「ずつない」「いぬるか」「しわい」「もんた」「びったれが」「がいにせんとって」そして「いびしない」。まぁ流れの中からニュアンスは十分伝わりましたので、ボクも問題なく演劇の世界に入っていけました。だけど生まれ故郷の言葉で演じられた劇を見た妻は、「完璧に全部理解できたわ」と満足そうでした。そして「久しぶりに故郷の言葉にどっぷり浸かった気がするわ」と申しておりました。いやぁ〜妻がそんな風に感じてくれたこともヨカッタですよ。

今月は「ルヴァンカップ準決勝」だったり、「瀧川鯉津独演会」だったり、今回の「いびしない愛」だったり、「ホンモノを生で見る」という貴重な経験を何度もさせてもらいとても満足しています。そして、「映画」もいいけれど、「演劇の生の魅力」もいいものだなぁ…って再認識しました。実は来週もう1回、「生の演劇」を観る機会をいただいているんですよ。これも楽しみにしています。それについては、また来週以降にでもブログの記事にしたいと思います。


人骨って面白い!

2024年10月19日 | 健康・スポーツ・生涯学習

長岡の「まちなかキャンパス」で行われた「まちなか大学」の5回連続講座、「自然人類学へのいざない〜人骨が語る人類史」の受講を終了しました。ボクの今年度の連続講座の受講は、5月の「こころ、ととのえてみなせんか?」に次いで2回目でした。今回の講師は新潟医療福祉大学の奈良貴史先生です。

今回の講座は、「人骨が語る人類史」という」副題がついており、毎回必ず人骨の骨格標本が登場し、講師の奈良先生がわかりやすく面白い解説をしてくださいました。5回の内容はこんな感じです。

●第1回「人類誕生の謎に迫る」:ヒトはなぜ直立二足歩行をするようになったのか?
●第2回「どうしてヒトは難産なのか」:その秘密は骨盤の発達にあった!
●第3回「ネアンデルタールの消滅と現生人類の拡散」:ボクが高校時代に習ったことは嘘だったのか?!
●第4回「日本列島の人類史」:縄文人と弥生人は骨格が違う?ボクはどっち?
●第5回「長岡藩牧野家の貴族的形質」:牧野のお殿様の顔が復元された!

まぁこんな内容の連続講座でした。ボクはこの分野は門外漢ながら、5回の講座を興味深く楽しく受講することができました。なんか「骨格から人類の進化を推理する」って面白いですね。奈良先生のお話の中には「まだこの説が正しいとは限りません」という内容も少なからずあったけど、実に興味深かったです。ちなみにボクは、骨格的には縄文人ではなく弥生人でした。(笑)

講義の様子は撮影禁止ですが、講義が始まる前に「撮影してもいいですよ」という許可が出たので、頭蓋骨モデルを撮影させてもらいました。 

ちなみに、上の写真は「ネアンデルタール」の頭蓋骨モデル(ホンモノではない)です。ボクも頭蓋骨を見て「ネアンデルタール」と「クロマニヨン」の区別ができるようになりましたよ。エヘン。

5回の講座を皆勤で受講しましたので、修了証をいただきました。こういうのは嬉しいですよね。ありがとうございました。ちなみにボクは、今年中にもう1つ5回連続講座を受講予定です。これがまた面白そうな内容なんですよね。またブログの記事で紹介したいと思います。


輪島の復興は先が見えない!

2024年10月18日 | 徒然なるままに

今年の元旦に大きな地震(能登半島地震)に見舞われた能登地域。その復興がなかなか進まない状況下の9月に、被災地だった輪島市が今度は河川氾濫の大被害を受けました。TVニュースや新聞等でその被害状況を知るにつけ、現地の皆さんの痛手は大変なものだろうなぁ…と心を痛めておりました。

ボクは6月に輪島市の手前にある穴水町で、地震災害の復興ボランティアに1泊2日で参加しました。地震発生から半年経っているにも関わらず、その復興の遅れには腹立たしさを感じたことが記憶に新しいです。

 

穴水町の災害ボランティア - タケ・タケ・エヴリバディ!

昨日(6日)と今日(7日)の2日間、能登半島の穴水町で災害ボランティアに参加してきました。今回はボクが所属する地元の市民活動団体の仲間7人との参加です。「あれ?...

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輪島市はこの地震被害に加え、9月にさらに水害被害ですからね。ボクも「地震と水害のダブルパンチを受けた輪島市をなんとか支援したいなぁ」という思いはあったのですが、輪島市は能登半島の先端です。新潟県から現地に行くには、6月に行った穴水町よりもさらに遠いわけですよ。「日帰りはきついよなぁ」「高速代や宿泊費、ガソリン代もかかるし、ボランティアに行くのもハードルが高いよなぁ」と思っていたのです。

ところが今月のこと、ボクが所属する「中越市民防災安全士会」の(ゆるやかな)上部団体である「チーム中越」から、輪島でのボランティアへの参加要請がありました。「高速料金は減免」「レンタカー代とガソリン代は『チーム中越』が負担」という好条件です。こういう情報を待っていたんですよ。早速ボクは手をあげて、「輪島での復興支援ボランティア」に参加することにしました。平日でもOKですよ。だってボクは無職だし(アルバイトは週1〜2回)。ただね。午前3時半に出発し帰宅は午後9時過ぎというのは、ちょっと年寄りには強行軍です。

レンタカーに4人で乗り込み、長岡を出発して5時間。ボクらは「輪島市災害たすけあいセンター(ボラセン)」に到着しました。被災地の写真を撮ることはあまり推奨されていないので、ちょこっとだけね。元旦の地震で被害を受けた下のような光景が、輪島の街中にはまだまだ残っていました。

そこに9月の水害ですからね。TVニュースで見た仮設住宅が水害で床上浸水した現場なども、目の当たりにしました。ひどい状況が、まだまだ町のいたる所で見られます。土砂や流木が片付けられていないところも多かったです。

「たすけあいセンター」で作業用具を軽トラに積み込み、ボクらは割り当てられたお宅の復興支援に向かいました。

ちょっと宣伝をしますね。ボクらが所属する「チーム中越」のユニフォーム(ビブス)です。オレンジ色で目立ちますよね。アルビレックスみたいでしょ?

「チーム中越」についてもちょっと説明しますね。新潟県中越地域は、平成16年の「7.13水害」と「中越地震」、その後も「中越沖地震」や「豪雪」など、度重なる災害で被災し、その度に日本中や世界中から支援を受けて復興を遂げてきました。

この中越が経験した被災から復興、そして持続可能な地域づくりへとつながる一連の知見は、とても貴重なものです。その知見を次の被災地の復興に役立てることは、われわれの責務です。こういった考えを基に災害復興支援等に取り組んでいるのが、われわれ「チーム中越」なのです。エヘン。

今回「チーム中越」のメンバーとして輪島にやってきた、ボクら中越市民防災安全士会のメンバーは4人です。石川県内の企業から派遣された他の4人とともに、水害で床上浸水と土砂の流入を受けたSさん宅の「床下の泥の掻き出し作業」に取り組みました。

床下にもぐっての作業は結構きつくてね。すぐに腰が痛くなります。それに水分を含んだ泥(砂)はけっこう重いんですよね。スコップや十能などで掻き出した泥を、土のう袋に詰めて外に運び出します。

それを軽トラに乗せて所定の災害ごみ集積所まで運搬するのですが、あまりの重さに軽トラの後ろのタイヤが歪んでしまい(空気圧のせいじゃないよね?)、とても運転しづらかったです。10月の作業ですが、汗びっしょりです。

町のあちこちでは、こんな看板も見ることができました。まさに「がんばろう能登!」「がんばろう輪島!」です。これは「たすけあいセンター」前の商業施設内のフードコートで昼休みに撮影したんですが、ここには「輪島の朝市」のおばあちゃんたちがいくつかテントで店を出していて、ボランティアに来た人たちがお土産を購入していました。ボクもばあちゃんたちと世間話をしながら、海産物の干物をおみやげに買って帰りました。

午前2時間半+午後2時間半の作業(休憩+片付けも含む)を終え、支援に入ったお宅の床下の泥はほぼ片付きました。作業が終わった8人のメンバーで記念撮影です。いやぁ〜疲れましたね。皆さん、お疲れ様でした。ただもっと疲れたのは、この後の帰路5時間の運転でした。2人の交代で運転したのですが、さすがに早朝(というか深夜)3時起きでしたのでね。

ボクら「中越市民防災安全士会」は4〜5名を1グループとして、10月中に「チーム中越」として輪島の復興支援ボランティアに5回参加することになっています(今回のボクらは第2陣でした)。ボクは来週、もう1回参加する予定です。「能登や輪島はまだまだ大変な状態だ!」ということを皆さんにも知っていただきたくて、今回のブログで紹介させていただきました。「選挙どころじゃないぞ!」って思っている人たちは大勢いると思います。


金木犀が満開!

2024年10月17日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

街中に金木犀の芳香が漂う季節となりました。あの香しいトイレの香り(金木犀にとっては迷惑な話でしょうね)が、自然界の中でも満喫できるいい季節です。わが家の金木犀も、今まさに満開です。

なんか、去年よりも木が大きくなった気がします。まぁ金木犀も成長しているから当たり前ですよね。去年と比較のできるよう、去年のブログ記事も貼り付けておきますね。

 

金木犀の香り - タケ・タケ・エヴリバディ!

わが家の庭の金木犀が花を付け、ここ数日いい香りがあたりに漂わせています。ボクの記憶では金木犀って9月の終わり頃っていうイメージなんですけど、やっぱり今年は夏が暑...

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去年の記事を書いたのが10月14日ですから、今年もほぼ同じ時期に花が咲いたようです。植物ってすごいですね。時期が来ると、ちゃんとそれを察知して花をつけるんですからね。自然の力は偉大です。

天気が良かったので、花のオレンジ色、葉の緑色、それに空の青色のコントラストがとてもキレイです。もうちょっとアップにしてみましょう。

いやぁ〜ホントにキレイです。そして、やっぱり「いい香り」です。最初に自然界で金木犀を発見した人類は、さぞその香しい香り驚いたことでしょうね。

金木犀の花言葉は「真実」。その意味は金木犀の香りが由来していて、 離れていてもはっきり金木犀だと分かるほど香りが届くということで存在を隠しきれないことから、「真実」とか「真実の愛」という花言葉となったそうです。
 
ただね、金木犀は植えたまま剪定せずに放置していると、高さ7~8mにまで育つんだそうです。 そして大きくなりすぎたからと強剪定をすると、花が咲かなくなってしまうらしいです。わが家も金木犀もかなり大きくなってきたので(1階の屋根の高さは優に超えています)、「剪定しようかな?」なんて思っていたのですが、慎重に対応しなきゃな…と思っています。
 
金木犀が咲き「あぁ秋なんだなぁ…」と感じるとともに、「また今年も冬が近づいているんだな…」ともマイナスな感情も少し感じる今日このごろです。