タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

まもなく始まる春の野良仕事

2022年03月20日 | 竹と生きる

3月も半ばを過ぎて、ようやく雪国・長岡(旧市内ね)から雪景色が消えつつあります。道路なんかの雪は完全に消えて、あと雪が残っているのは日当たりの悪い山あいや、誰も雪をつつかない一部のエリアだけって感じになってきました。

わが家は?と言うと、わが家は日当たりの悪い山あいで、しかも誰も雪をつつかないエリアがたくさん残っているので、「町内で雪を見たかったら八百政さんちの庭に行け」ってくらい、まだ雪があります。

はい。当ブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」のメインテーマになっている、わが家の竹林の今日の画像です。思ったよりも雪の重さで折れている竹が少なくて、喜んでいます。手前の雪が残っているエリアが、わが家の家庭菜園です。日当たりは悪いし、竹の根っこは張ってるし、なかなか使い勝手の悪い畑なんです。

竹林の中はこんな感じです。

まだ雪が残っているのと、折れている竹があるのをご覧いただけると思います。左側に竹ではない樹木が見えると思いますが、これが竹林の中でひときわ高く大きくそびえる、わが家のシンボルの欅(けやき)の木です。この葉っぱや枝の始末がまた大変なんですよ(適当に手を抜いてますけど)。

この2枚目の画像なんかを見ると、「今年は数本の竹を切ればこの竹林もスッキリするんじゃない?」なんて思われるかもしれませんが、スマホのカメラを別方向に向けるとこんな画像も撮れちゃうわけです。

ボクが一番手を出したくないエリアです。折れた竹を伐採して、その始末に困って投げつけておいた場所から新たな竹が生え、グチャグチャになったり倒れたりしてるところです。ボクの思惑では、この春にこのあたりの竹は、すべてチェーンソーで切り倒す予定になっています。

さて、あと10日もしたら、春の野良仕事を開始しなければなりませんね。まずは冬囲いの板を片付けて、それから竹林の始末と家庭菜園の準備を並行して行います。おっと、雪で折れた樹木の枝の片付けもしなきゃですね。毎年のこととはいえ、「春」というのはそんなものです。完璧にやろうと思わずに、適当に手を抜きながらいい加減にやるのが「わが家流」です。

まぁ春の味覚にも出会えますからね。楽しみでもあるんです。この「ふきのとう」は、これから天ぷらになって、ボクの胃袋に収まる予定です。

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燕の「いちぶん」ここの蕎麦はピカイチ!

2022年03月19日 | 食いしん坊バンザイ

先週、燕市にある蕎麦の名店「いちぶん」さんに行ってきました。このブログでお蕎麦屋さんを紹介するのは3回目です。もちろん今までに紹介したお店も十分に美味しいお蕎麦屋さんで、だからこそブログの記事に取り上げているわけですが、この「いちぶん」さんの蕎麦は中でもピカイチですね(値段もピカイチだけど)。ホント、美味しい。ボクの大好きな味と香りです。

はい。今回ボクがいただいた「天せいろ」です。

アップにしても美しい!蕎麦粉は県内の十日町市産だそうです。

天ぷらも美味かった。今年初の「ふきのとう」の天ぷら、嬉しかったです。春の香り、大人の苦みを堪能いたしました。こちらのお店、蕎麦つゆと天つゆが別々で、味も薬味もまったく違います。薬味も美味かったな。蕎麦の方はネギと山葵と辛味大根、天つゆの方には生姜も入っていたみたい。使っている器も趣深くて、とてもいい感じでした。

蕎麦湯の器もいい感じでしょ?こちらのお店で使っている器は、見附市の窯で焼いたオリジナルだそうです。

燕市井土巻の「手打ちそば『いちぶん』」さん。わが家からはちょっと遠いけど、これから何度も足を運びたいお店です。雰囲気もいいですよ。そうそう、出されたお茶も抜群に美味しかったです。今度は女房を連れて食べにこようと思いました。

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在宅ひとり死のススメ

2022年03月18日 | 読みました!見ました!

上野千鶴子さんの「在宅ひとり死のススメ」(文春新書)を読了しました。一緒に図書館から借りた「神よ憐れみたまえ」が600ページ近い長編小説でしかも先に読み始めたものですから、貸し出し期限内にこちらを読み終えられるか心配だったのですが、意外にサクサクと読むことができました。

この本を一言で言うなら、「おひとりさま」第一人者の上野千鶴子さんによる「家で一人で死ぬノウハウ本」です。

まずビックリするのは、冒頭の「独居高齢者の生活満足度のほうが同居高齢者より高い」というデータです。さらに、「子無しおひとりさまは満足度がもっとも高く、悩み度が低く、寂しさ率が低く、不安率も低い」という調査結果も紹介されると、なんか今までの常識が覆される感じがしました。しかもこれらがすべて筆者の主観だけではなくて、科学的・統計的データ(エビデンスってやつですか?)に基づいているのですから説得力があります。

目次をちょっと紹介しますね。

第1章:「おひとりさま」で悪いか?
第2章:死へのタブーがなくなった
第3章:施設はもういらない!
第4章:「孤独死」なんて怖くない
第5章:認知症になったら?
第6章:認知症になってよい社会へ
第7章:死の自己決定は可能か?
第8章:介護保険が危ない!

なんかね。ボクら以上の世代の人たちの好奇心(って言っていいのかな?切実感?)をくすぐるキーワードの数々ですよね。

ボクが特に心に残ったのは、「ピンピンコロリ」は都合のいい幻想で、元気なほど長生きし、長生きすれば要介護から逃れられないという指摘です。自分もそんな幻想に取り込まれていたのだなあと気付かされました。

これからの自分自身や夫婦の残りの人生の生き方を考えた時に、「こういう本も読んでおく必要があるなぁ…」としみじみ思いました。

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心豆庵のおぼろ豆腐 with 自家製山椒

2022年03月17日 | 食いしん坊バンザイ

以前の記事で、わが家が「心豆庵」(長岡市与板)というお豆腐屋さんの豆腐製品にハマっているお話をしましたが、覚えておいででしょうか?その時は「豆醍醐」という豆腐のみそ漬けのことを記事にしたのですが、今日は「おぼろ豆腐」のお話です。

この写真だけでは美味しさは伝わらないと思うのですが、この「心豆庵のおぼろ豆腐」、本当に美味いです。国産大豆と笹川流れの手作りニガリ、そして三島丘陵に湧く清冽な水を使い、「自分の子どもに安心して食べさせられる」そんな思いで豆腐を毎日造り続けている、一途な豆腐屋さんの作る逸品。口にすると幸福感を感じる豆腐。これはそんな豆腐です。もちろんできたての豆腐を配達してくれるからこそ、この味を堪能できるんでしょうけどね。

これは、おぼろ豆腐を皿に盛り付けたところです。これでも十分美味いのですが、わが家ではこれにさらに二味加わります。

褐色の液体は醤油です。この醤油にもこだわりがありましてね。長岡市摂田屋の「越のむらさき」を使うと、おぼろ豆腐の味がさらに引き立ちます。まぁこの「越のむらさき」についても語りたいことはあるのですが、それはまたの機会にいたしましょうね。

画像をよく見ると、何やら粉のようなものが豆腐の表面についているのがわかりますか?今日ボクが紹介したいのは、この粉の正体です。この褐色の粉は「山椒(さんしょう)」なんですよ。

わが家の周り竹林があることは以前にも紹介しましたが、この竹林の中に山椒の木が何本か自生しています。

これは6月頃の山椒です。この緑色の山椒の実を収穫すると、「ちりめん山椒」なんかが作れます。季節になるとこの実がスーパーなどでも売られていますよね。ボクの知り合いの奥さんなんかは、山椒の実をオリーブオイル漬けにしていろいろな料理に使ってるそうです。この山椒の実を秋までほったらかしておくと、赤く色づきます。

はい。こんな感じです。やがてこの実が弾け、秋の収穫期を迎えます。ここから粉山椒を作る作業が始まります。

まずはこれをハサミで切り取って、ザルの上で乾燥させます。

続いて種と枝の部分をとりわけ不純物を取り除いて、種皮の部分だけを集めます。これが結構手間のかかる作業で、ジジイには目が疲れる作業でもあります。わが家では秋の天気のよい日に、日向ぼっこをしながらこの作業をすることになっています

はい。無事に不要な部分を取り除いてできあがりました。これが自家製山椒の元になります。これをペッパーミルに入れて保存し、使いたい時にミルで挽いて調味料として使用するわけです。

わが家の食卓には、こんな感じで置かれています。煮魚とか、煮物とか、日本食の料理に挽き立ての粉山椒をかけて食べると、グッと味が深まります。ボクの大好きな味と香りです(残念ながら妻は苦手なようです)。話をもう一度「おぼろ豆腐」に戻しますね。

この一口食べると幸福感に満たされるような「心豆庵のおぼろ豆腐」に、挽き立ての自家製の粉山椒を振り、さらに「越のむらさき」醤油をかけて食べてごらんなさい。「あ~生きててよかった!」「明日からも頑張って生きていこう!」と、脳内からドーパミンとアドレナリンとエンドロフィンが、ドクドクと音と立てて分泌されますよ。

あ~!今日も幸せです!

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菅田将暉 の『虹』

2022年03月16日 | 徒然なるままに

女房が菅田将暉のCDアルバム「COLLAGE」を、ネットで注文して購入しました。菅田将暉といえば、婦女子に絶大な人気を誇る俳優です。今もフジテレビ系のドラマ「ミステリと言う勿れ」では主役を、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では源義経の役を熱演しています。確か映画「糸」で共演した小松菜と、いや女優の小松菜奈と結婚したんでしたよね。

ボクは女房に「まったくもう、ミーハーだなぁ!」なんて言いながら、心の中では「還暦を過ぎて孫もいるのに”菅田将暉”ってどうなのよ?」ってちょっぴり思っていました。間違っても口には決して出しませんけどね。ボクも木村文乃や吉岡里帆は好きだし。

はい。これが菅田将暉のアルバム「COLLAGE(コラージュ)」です。で、せっかく女房が買ったCDなので、ボクも聴かせてもらったんですよ。カーステレオとスマホの両方に録音もしました。

いやぁ~ハマりました。菅田将暉、いいでね。申し訳ない。甘く見てました。どの曲もいいけど、アルバム1曲目の「虹」は最高ですね。もうここ数日の通勤時には、エンドレスリピートで「虹」を聴いています。この「虹」って、2020年公開の映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌なんだそうですね。全然知りませんでした。

今回の「虹」で、若いアーティストの皆さんの楽曲にも、ボクら世代の心に響く曲があるんだということを再認識しました。「今の流行の曲は何が何だかわからないや」なんて食わず嫌いなことを言わずに、新しい刺激に敏感なジジイにならなければならないと自覚しましたよ。

菅田将暉の「虹」、Youtubeにアップされていたので映像を貼り付けておきます。知らない方は、ボクの感動を追体験してください。

菅田将暉 『虹』

コメント (2)
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