タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

成瀬は天下を取りにいく

2024年08月18日 | 読みました!見ました!

話題の本「成瀬は天下を取りにいく」(宮島未奈・新潮社)を読了しました。この本を図書館に予約したのはたぶん昨年末のことですから、半年以上経ってようやくボクに番が回ってきました。

この本は宮島未奈による連作短編集で、成瀬シリーズの第1作です。第39回『坪田譲治文学賞』、2024年『本屋大賞』の受賞作です。なんか一気にブームになったっていう印象の本です。

まぁ読み始めたら痛快で、ボクも一気に読んでしまいましたよ。滋賀で生まれ育った個性的な女の子である成瀬と、彼女を見守る幼馴染の島崎の、個性溢れる、エモくもなく、甘酸っぱくもない個性的な青春ストーリー。読み終わる頃には、滋賀と成瀬と島崎がいつの間にか好きになっているって感じでした。

ただボク的には、もう少し主人公の成瀬目線で書かれたほうがいいのでは?って印象も受けました。スーパー少女・成瀬の思考回路などにすごく興味が湧くけど、それが描ききれていない印象でした。続編で明らかになっていくのかな?

続編「成瀬は信じた道を行く」もすでに発刊されているので、すぐにでも読みたいのですが、現在図書館は137人待ち。続編を読むのは、まだまだ先になりそうです(来年か?)。その頃には、こちらのストーリーは忘れているんだろうなぁ…。

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