
大豆選別がだんだん私の仕事になってきています。
3時頃にはもう日もすっかり傾くこのごろの天気。
お天道さまとにらめっこしながらの、大急ぎ作業です。
そういう時に限って猫がくるんですよね。
のほほんとしているようですが、右手はすごい速さと力でバン!バン!とやっているんですよ。
アルミケースに豆を力を入れて叩く仕事も、その後にふるいにかけてよい大豆を選別する作業も砂ホコリとの戦いです。
「大豆は手間ばっかりかかる」と言っていた人の言葉がよくわかります(笑)
でも、なんとなくはまりかけているのは、
やはり大豆の白くて丸い あの美しさ、ですねえ~。
国産大豆って、日本では農水省から、60キロあたり約8000円の交付金がもらえます。(もちろん、私達は農家ではないのでもらえませんが)
このお値段は農家の人にとって相当なもので、なかなかのよいお給金になると思います。
この制度の目的は「自給率アップ」。
この制度のおかげで、国産大豆は順調に生産率が伸びているそうなのです。
でも、なんかちょっと笑える話を聞いてしまいました。
大豆を1.5アール作付けした方は、10万円純益だったらしいのですが、
この純益の内、国からのお金が9万9千3百円。
大豆だけのお値段は、なんと700円!
え~!と笑ってしまいましたが、その後で「あれ?」と思いました。
そりゃあ、農家がこれから自立していくために、生活が成り立っていくためには、政府のお金も必要だけど、ちょっと変じゃない?と思うわけです。
農家は国の援助金だけで生活しているみたいで、これじゃ難民みたいじゃないかしら?と。
これまで私はずっと、「農家の生活が成り立つためには国のお金が必要だよね」。
なんて安易に考えていたけれど、ちょっとお金の使い方がうまくないなあ、なんて思うわけです。
全部、農家の「お財布」のためだけにまわしていたら、本当にそこで全てが
ストップしてしまうのではないかしら?
自給率アップ、それはもちろん大事なことだけど、数字だけを追いかけてはいないかしら?なんて思いました。
そんなこと考えていたら、あっという間にとっぷり日がくれました。
くしゃみ一つしながら片付けて、また明日作業を続けましょう。
3時頃にはもう日もすっかり傾くこのごろの天気。
お天道さまとにらめっこしながらの、大急ぎ作業です。
そういう時に限って猫がくるんですよね。
のほほんとしているようですが、右手はすごい速さと力でバン!バン!とやっているんですよ。
アルミケースに豆を力を入れて叩く仕事も、その後にふるいにかけてよい大豆を選別する作業も砂ホコリとの戦いです。
「大豆は手間ばっかりかかる」と言っていた人の言葉がよくわかります(笑)
でも、なんとなくはまりかけているのは、
やはり大豆の白くて丸い あの美しさ、ですねえ~。
国産大豆って、日本では農水省から、60キロあたり約8000円の交付金がもらえます。(もちろん、私達は農家ではないのでもらえませんが)
このお値段は農家の人にとって相当なもので、なかなかのよいお給金になると思います。
この制度の目的は「自給率アップ」。
この制度のおかげで、国産大豆は順調に生産率が伸びているそうなのです。
でも、なんかちょっと笑える話を聞いてしまいました。
大豆を1.5アール作付けした方は、10万円純益だったらしいのですが、
この純益の内、国からのお金が9万9千3百円。
大豆だけのお値段は、なんと700円!
え~!と笑ってしまいましたが、その後で「あれ?」と思いました。
そりゃあ、農家がこれから自立していくために、生活が成り立っていくためには、政府のお金も必要だけど、ちょっと変じゃない?と思うわけです。
農家は国の援助金だけで生活しているみたいで、これじゃ難民みたいじゃないかしら?と。
これまで私はずっと、「農家の生活が成り立つためには国のお金が必要だよね」。
なんて安易に考えていたけれど、ちょっとお金の使い方がうまくないなあ、なんて思うわけです。
全部、農家の「お財布」のためだけにまわしていたら、本当にそこで全てが
ストップしてしまうのではないかしら?
自給率アップ、それはもちろん大事なことだけど、数字だけを追いかけてはいないかしら?なんて思いました。
そんなこと考えていたら、あっという間にとっぷり日がくれました。
くしゃみ一つしながら片付けて、また明日作業を続けましょう。
減反からの目をそらすため?
米は作るな、大豆はつくれ?
私のとこの集落も中山間地補助金で米を作るとお金がもらえます。減反で、完全に荒地にするよりは大豆でも植えるならまだ救われます。