毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

タスマニア旅行記7(タスマニアのガソリン価格について)

2021-01-11 11:07:23 | 旅行記
オーストラリアは世界30位の原油産出国です(2019年データ)。
日本よりガソリンは安いです。
ただしタスマニアは島ですので、オーストラリア本土に比べてガソリン価格は割高になります。

タスマニア島内でも多少の価格差があります。
私が訪れた際(2018年12月)の価格は以下通りです。レートはその時のもので換算しています)

デロレーヌ 129.5円/L (1.59ドル/L)
スワンシー 119.8円/L (1.479ドル/L)
空港手前の小さい給油所 125.3円/L (1.539ドル/L)

参考:その時のメルボルン市内での価格:105.8円/L (1.299ドル/L)
   その時の日本の平均看板価格139.8円/L

2018.12.14夕刻、フレシネ半島をはなれてホバートへ向かう途中、スワンシーで給油しました。
セルフでしたが、まごついていたら、お店の方が出てきて入れてくれました。

フレシネ半島から約200km走ってホバートに帰還。
最後のお買い物。
翌朝、空港へ。


ホバート国際空港の1km手前で左側に見つけたGS(空港到着までに給油できなかったら困ると思い必死になって探し当てたGSでしたが、実は、タスマンハイウエイ(A3国道)から空港の取りつき道路に入ってすぐ左側に立派なGSがありますので、そこで給油したほうが便利です)。

無人でしたが、なんとか支払いできました。

※参考
これが空港に一番近いGSです。空港の駐車場まで700メートルくらいのところにあります(2019.12月撮影)。
空港前GSでは支払いは店内のレジで行います。
満タンの記載のある領収書はレンタカー返却の際、提示しますので、すぐに出せるようにしておきましょう。

空港前GSは、1.569ドル/Lでした(2019.12) この時は、レートが円高だったので、大体117円/Lになります。
駐車エリアに係員の方がいて、そこで返却の手続きは簡単に終了しました。
カウンターに立ち寄る必要はありませんでした。

※参考

メルボルン市内のGSでの価格表示。真ん中のSpecial Unleadedでも1.299ドル/Lなので、105.8円です。

(まとめ)
1.タスマニア島ではガソリンは日本より安いです。
2.ただしメルボルンよりは高くなります。
3.島内でも地域差が多少あります。
4.町と町の距離が長いですから、GSを見つけたらあまり価格を気にせず早めに給油しておきましょう。

紅葉の荒沢岳(新潟県)(2020年10月11日)

2020-10-17 18:49:27 | 登山
2020年10月11日、新潟県の荒沢岳に登ってきました。標高1500メートル~山頂にかけての紅葉がきれいでした。
中間部と山頂直下に岩場、クサリ場があり、注意が必要です。

行程
白光橋近く駐車場7:18~登山口7:25~前山7:53~前嵓9:11~荒沢岳山頂10:33(再出発11:38)~前嵓12:43~前山13:57~登山口14:15~駐車場14:22


銀山平に6:30到着。これは越後駒ケ岳。
登山口Pは満車でしたので、トンネルを出て橋を渡ってすぐ左にある広場(駐車場)に車を停めました。きれいなトイレもありました。スタート7:18

西へ向かって400メートルくらい歩きます
ここが荒沢岳と登山口。ここのトイレもきれいです。
10分先くらい先にスズメバチの巣があるようで注意喚起の看板がありました。
はじめから急登です。でも歩きやすい道です。
前山(1090M)には三角点があります(7:53)
荒沢岳とその前にそびえる前嵓
北斜面なのでクサリ場は滑りやすいです。

このピークは左を巻いていきます。

いったん下ります
長くて、見た目よりも登りにくいクサリ場。

前嵓を通過して一安心
振り返ったところ


花降岳につづく稜線に出ました(画像は東の花降岳方面)

こちらがこれから進む西側の稜線

北方面の展望

標高1850mくらいの地点

前嵓の岩場より登りやすいです。

山頂は見えそうでなかなか見えない!

ラストの登り

荒沢岳山頂到着(10:33)

山頂は4名のかたがいました。皆、単独でした。

山頂から東方面(花降岳方面)

中ノ岳、兎岳方面

山頂で1時間以上のんびりして、下山開始(11:38)

1から10まで(たぶん)標識がありました。

フラットで歩きやすいエリアもあります。

やせ尾根気味のところもあります。

ロープや鎖を両手でホールドしないといけない箇所もあり、ボルトが抜けないことを祈りました。
おいしそう! でもキノコの知識ゼロなので、触らず。

登山口に帰還(14:15)
登山口の警告看板

車道を東へ。

スタート地点に戻りました。ここは平が岳や尾瀬、会津方面に行く際、何度も通った道です。ありがたい道ですが、この先が奥只見湖に沿って、くねくね大変なんです。
銀山平キャンプ場のかもしかの湯に入りました。カメムシが多いものの、静かでいいお湯でした。

(まとめ)
 前嵓(まえぐら)手前の岩場は北斜面であり、滑りやすいので注意が必要です。股関節が固い方だと足場の確保がしづらいかもしれません。子供だと山嫌いになる可能性もありますので、子連れ登山はお勧めしません。私も、山頂であった方々も口をそろえて言ったのが、「下りのほうが不安ですね」でした。
 紅葉は予想以上にきれいでした。この秋のクサリの取り外しがいつなのかは表示されていませんでした。




駅から歩く中央アルプス縦走(原野駅~茶臼山~駒が岳~空木岳~越百山~須原駅)1泊2日

2020-09-01 14:29:47 | 登山
 2020年8月、駅スタート、駅ゴールで中央アルプスを縦走を計画しました。木曽山脈というくらいですし、伊那谷よりも木曽谷から入りたいと考えました。山と高原地図(昭文社)では原野駅と須原駅が登山口まで近そうです。そこで、原野駅まで車で行って、そこから歩きはじめ、木曽駒高原から茶臼山に登り、木曽駒ヶ岳、空木岳、南駒ケ岳、越百山を経て、伊奈川渓谷から木曽谷の須原駅をゴールとする計画を立てました。
 1日目は西風が強く、ほとんど雲の中で、心が萎え気味でした。翌日は東川岳あたりで急に青空が広がってきて、眺望を楽しみながら、縦走することができました。
 全体として、茶臼山まではコースタイムより早く歩くことができましたが、主稜線に入ってからは岩場が多く、なかなかコースタイムを縮めることはできませんでした。越百山からは時間短縮のために小走りで下山しました。福栃平から須原駅までのロードは15kmくらいあり、集落に出てからも長く、一番つらかったです。

(行程)2020年8月9日(日)~10日(月)
1日目:原野駅5:07~コガラ登山口7:06~茶臼山10:23~將基頭山11:47~木曽駒ケ岳13:42~宝剣岳14:45~檜尾岳17:10~檜尾避難小屋(泊)
2日目:檜尾避難小屋5:05~檜尾岳5:17~熊沢岳6:39~木曽殿山荘8:18~空木岳10:02~南駒ヶ岳11:40~仙涯嶺13:02~越百山14:08~越百小屋14:43~福栃平16:45~伊奈川ダム17:34~須原駅19:51(ゴール)

朝5:07原野駅を出発

この少し手前に道の駅があります。トイレもきれいでした。
別荘地を上がっていきます。

スキー場跡地。左側に水汲み場があり、豊富な水が流れています。
かつてのスキーゲレンデ。ここまで車で入れます。
コガラ登山口(標高1360M) 7:06


福島Bコースでなく、茶臼山コースを進みました。大分掘れてしまっています。水が流れているところもあり、左右にジャンプしながら進みました。
地図に載っていない谷コースの分岐部。尾根コースは左です。
歩く人は多くないようです
渡渉部分(渡ったあとに振り返って撮影)。ワイヤーのある箇所は川幅が狭い分流れが速く、深いです。少し下流の幅広の箇所を渡りました。どうせ濡れるなら、川幅のある場所のほうが穏やかで歩きやすいです。
行者水 7:50
5合目で尾根に出ます(8:23)

稜線にでると歩きやすいです

茶臼山(2653M)  10:23
胸突の頭でこの日初めての登山者にあいました。伊那谷側から登って来たそうです。
西駒山荘手前の水場の標識。ここから20メートルで水場あります。
西駒山荘はコロナ禍で2020年は休業 11:23
將基頭山(基は、正しくは土が木です)から西の稜線を眺める
これから進む稜線


木曽駒ケ岳山頂(13:42)霧の中でもたくさんの登山者がいました。
駒ケ岳山頂直下のキャンプ場
ロープウェイがあるので、子供たちもたくさんいます
落ちたら助からない宝剣岳エリア



この日の貴重な青空

檜尾岳山頂17:10

朽ちた小屋跡があって、これが避難小屋かと一瞬思ってしまいましたが、本当の避難小屋はもう少し下にあります。

檜尾避難小屋到着(17:21)  小屋の中はいっぱいのようで計画通りテントを張りました。

他にも5~6張のテントがありました。

7分くらい下ったところにある水場
翌日は朝5:05に出発  はじめは雲の中で西風も強く、木曽殿越からの下山に心が傾きかけていたところ、7:40くらいから雲が切れてきました。

東川岳2671M  (7:56)ここから激下りです

木曽殿山荘のテーブルで休憩。飲料買えます。ペットボトルは売った容器のみ引き取ってくれます。つまり入れ替えが必要です。

空木岳への岩場は長く続きます



空木岳山頂2863M  (10:02)


池山尾根方面。直下の駒峰ヒュッテは2020年は休業です。
南駒ケ岳手前から見た空木岳


下方に避難小屋
南駒ケ岳山頂 2841M  (11:40)
仙涯嶺、越百山方面を一望


仙涯嶺手前は岩場が多く、コースタイムの60分では歩けませんでした。
仙涯嶺の看板は見落としてしまうくらい小さいです(13:02)

左のピークが越百山。久々に穏やかな稜線になります。
越百山山頂2613M (14:08) 誰もいなくて独り占め!

 
越百小屋は多くの宿泊者がくつろいでいました(14:43)
越百山からのトレイルは、土の流出箇所が多く歩きにくいです。

下のコルから10分くらい下ったところにある水場。
林道にでます(福栃平) 16:45
ダムより奥の林道は崩落あって、現在(2020.8時点)一般車は入れません。

伊奈川ダム
このトンネル暗いのでライト必要です。カーブしているので暗いのであって、そんなに長くはありません。
ここに車止めゲートがあります
多くの人はここに路上駐車して歩き始めるようです。


西日がきれい!でも、なかなか風景が変わらないし、民家も出てこない。
ゆうやけ。 空が広い。
集落に出てからも長かったです。地図をよく見ると駅への近道があるのですが、見落とし2kmくらい余計に歩きました。
須原宿は旧家がたくさん残り、中山道の雰囲気たっぷりです。

須原駅にゴール(19:51)

須原駅からは中央西線で原野駅に戻りました。

(まとめ)
 駅と駅を結ぶ形で、すべて歩きと走りで中央アルプスの縦走ができました。
伊奈川ダムからのロードが長いのが一番つらかったです。須原宿までお店も自販機も全くありません。稜線上は結構シビアな岩場が連続しますし、ゆとりを持った計画を立てるほうが安全です。


タスマニア旅行記6(フレシネ半島トレイルランニング)

2020-06-13 22:45:01 | トレイルランニング
2018年12月14日(金)ビノチェ手前でスピード違反で警察に捕まり、意気消沈のうちにフレシネ半島に到着。アモス山の頂上からのほうがワイングラスベイはよりきれいに見えるとのことでしたが、山頂付近は雲で覆われていたため、下の展望台経由でワイングラスベイに下り、半島を横断してハザードベイにまわり海岸沿いのトレイルで駐車場に戻るコース(1周約11km)を行くことにしました。

行程:ワイングラスベイ駐車場14:02~ワイングラスベイ展望台14:25~ワイングラスベイ14:41~ハザードベイ15:11~ハザードベイからトレイルへの入口15:28~駐車場16:37



フレシネ国立公園ビジターセンター(13:22) ここでお土産買えます。この先にはもうお店はありません。

ワイングラスベイ駐車場から見たアモス山。こちらの山頂からのほうがワイングラスベイは一層美しく見えるらしいですが、ときどき山頂付近が雲で隠れていたので、一般的な展望台方面に行くことにしました。(※2019年にアモス山には登りました。その時のワイングライベイの画像は下に載せます)
(1年後、アモス山からのワングラスベイ。2019年12月撮影)



今回のコース。時計まわりに約11kmです。
北から南方向を眺めた図がこちらです。

登山口は明るい雰囲気(14:02)

ワイングラスベイまで40分かかります。



はじめは、一方通行で、上りと下りが別々になっています。


これはまだ展望台ではありません

しっかり整備された階段

ワイングラスベイ展望台。多くの人でにぎわっています。ここまで結構上るので、かならず水は持っていきましょう(14:25)

ワイングラスベイ方面に進路をとります

ぐっと人が減りました

ワイングラスベイ(14:41)

風がとても強かった

ハザードベイへ向かいます

両湾の間はほぼ平坦です

木道もあり

ハザードベイはとても穏やかでした(15:11)

どこまでも続くハザードベイ

やさしい波

結構歩いている人がいました(望遠撮影)


ビーチが長すぎてトレイルへの取りつき点を過ぎてないか途中、不安でしたが、ビーチの端がトレイル入口でした(15:28)

海は見えたり見えなかったりです

ちいさな登り下りが続きおもったより長いです

やっと戻ってきました

まだ多くの車が停まってました(16:37)

人に懐いてしまったワラビー。それはそれでかわいいです。かわいそうだけど餌はあげてはいけません。

(まとめ)
今回はスタートが14時だったので、トレラン風に走れるところはゆっくり走りました。すべて歩きだともっと時間がかかります。時間があってより自然に親しみたいかたはこの1周コースをおすすめいたします。

タスマニア旅行記5(クレイドルマウンテン~ローンセストン)

2020-04-18 14:12:21 | 旅行記
2018年12月12日 クレイドルマウンテンはこの日も快晴。マリオン展望台まで行き、そのあとローンセストンに向かいました。12月13日にカタラクト渓谷、ナラウンタプ国立公園を訪問した際の画像も載せてあります。


朝から今日も良い天気。

朝の散歩から戻るとワラビーがうろうろしていました。

ビジターセンターからバスに乗ってダフ湖へ 


今日はマリオン展望台(右上の矢印のあたり)に登ります。


ここから撮影するときれいに撮れるようです。

遙か下方に駐車場が見えます

マリオン展望台直下は少し急登です


リハビリエリアとは人にとってではなくて、土地の再生エリアという意味です


ドカーンと正面にクレイドルマウンテン

下りはローニークリーク方面としました


心地よい階段


ロングトレイル(6days trail)はローニークリークから始まります。


日中から食いしん坊のウォンバント^*^



その日の夕刻、ローンセストンに到着

タスマニアタイガーのモニュメント



翌日、ローンセストンの街歩きです

ローンセストンは坂の街です

人懐こいネコちゃんでした(ジグザグ保護区にて)。

カタラクト渓谷下流にあるキングスブリッジ

上流は山ではないので、水はあまりきれいではありません。

(上流から見て)右岸のきついコースで上流に向かいます。

カタラクト渓谷リザーブ。 売店、プール、リフトなどあり、渓谷の中心地。階段を迂回する無料の搬器もありました。

対岸にある心地よいテラス


リフト乗り場。歩かないなんてもったいないので、私は使いませんでした。

左岸はフラットな遊歩道です

ローンセストンの中心部

夕方、車でナラウンタプ国立公園に行ってみました。

キャンプ場があり、トイレ、水場は完備されています。

カンガルー、ワラビーがあちこちに。

ワラビーとツーショット

トレイルに入っていってみました。

ヘビと遭遇。毒蛇ですが、基本的に臆病なので、向かってくることはないようです。

ビジターセンター。もう閉館していました。

タスマニアの毒蛇に関する説明。ローランドコッパーヘッド、タイガースネーク、ホワイトリップドスネークの3種類です。どれも似ていて、私が出会ったヘビがいずれなのかはわかりませんでした。

12月14日、ローンセストンを離れ、フレシネ半島に向かいました。


スピード違反で警察に捕まりました(涙)。22キロオーバーでした。100キロ制限の道路でも集落直前で突然60km規制になるのでしっかり標識を確認するようにしましょう。