今日は朝9時にホテルを出発し、現地視察へ。
まずは蒲生搬入場へ。
搬入場とは地震、その後の津波で発生した廃棄物を集め、分別し、焼却、またはりさいくるを行う場所です。
仙台では、東日本大震災の際に、約135万トンの廃棄物が発生をし、「1年以内の撤去、3年以内の処理完了」を目指し取り組まれてきました。
そのため、海岸部に、蒲生、荒浜、井土の3つの搬入場が整備され、鋭意取り組まれています。
現在、135万トンのうちの約45万トンの処理が済んでいるとのこと。計画以上に順調に進んでいることから、仮設の焼却場に余力が出てくることが見込まれており、先月から石巻地区の可燃物の受け入れもはじめられているとの事でした。
阪神淡路大震災の教訓を活かし、搬入時点においても3分別を徹底した結果、最終処分が効率的に、迅速に行われているとのことでした。
搬入された廃棄物はさらに10品目に分別され、およそ60%がリサイクルされます。
津波堆積物についても、今後建設が予定されている防潮堤などに使われるとのことです。
仮設の焼却炉です。仮設と言ってもそのダイオキシン等の環境に対する機能は既存の施設と同等です。
仙台では、行政能力の大きさや、被害の量から廃棄物の処理は順調に進んでいますが、被害の大きい地域や規模の小さな自治体では、まだ街中の仮設置き場に廃棄物の山があるとのこと。本格的な復興はもちろん、復旧にもまだまだ時間を要します。
引き続き、隣接する南蒲生浄化センターでの視察です。
浄化センターとは、京都でいう水環境保全センター。平たく言えば下水処理施設です。
東日本大震災発災時の映像などを見せていただきながら、当時の対応をおうかがいました。東日本大震災では、市内の下水管の約2%しか破損をしなかったそうです。
屋上から見た南蒲生浄化センター。奥が太平洋。津波は右の白い建物を乗り越えてきたそうです。
南蒲生浄化センターから陸側を望む。当時は辺り一面み、水浸しだったとのこと。
当時は田んぼだった所も、現在は除塩作業中で耕作は行われておりません。
正午に仙台駅に戻り、協議会としての視察は終了。
午後からは、同僚の鈴木マサホ議員、松下真蔵議員と一緒にレンタカーを借りて、さらに被災地の視察へ。
仙台から、福島まで沿岸部を走りました。
児童が屋上に避難をし、ヘリコプターで救出された荒浜小学校。
荒浜小学校の向かいのガソリンスタンドは今もほぼ当時のまま。
そのまま南下し、名取川を渡って、名取市閖上地区へ。
大きな被害に遭った消防施設。
簡易修繕のみが行われた民家もまだまだ存在します。
お寺も大きな被害を受けています。(観音寺)
犠牲なった方々を追悼する碑が設けられています。
そこからさらに南下をします。
徐々に仮置き場が道路沿いにも散見されるようになり、作業が行われています。当然、大型のトラックが忙しそうに走り回っています。
甚大な被害を受けた山元町立中浜学校。
小学校はあれど周りに民家は見当たりません。その事実が被害の大きさを物語ってます。
学校の校庭は自動車仮置き場になっています。
道路も未だ復旧していない箇所もあります。
かつて電車が走っていたところです。今は線路も痕跡もありません。
国道沿いのコンビニも当時のまま残っています。
さらに南下をし、南相馬市へ。
17メートルの津波が押し寄せ、現在も工事中の原町火力発電所。
自然の猛威を目の当たりにしました。
整備された海水浴場の階段のコンクリートもめくれ上がってます。
これより先は放射能に汚染される危険性があるので入れません。
こちらも同様。
国道6号線の福島原発から10キロ地点での検問所。この先は許可証がなければ入れません。
そのまま西、福島駅方面へ。
途中、飯館村へ。
町内では、除染作業が行われています。
役場前には線量計も設置されています。
そのまま福島駅に向かい、新幹線に飛び乗りました。
新幹線から見える月は美しいのに・・・裏腹に自然は何と恐ろしいものか・・・
今回見て感じたこと、目と心に焼きつけた事を大切にして京都の方々に伝えながら復旧、復興に頑張ってまいります。
それではまた。
☆☆☆☆☆☆ 夕暮れバーベキュー大会 ☆☆☆☆☆☆
昨年初開催をし、好評をいただいたバーベキュー大会を今年も開催いたします。
ご近所、ご家族の皆様でどうぞど参加ください。
日時:9月2日(日)16時~18時
会場:寺内製作所
会費:男性2000円 女性1500円 中高生500円
※お申し込み・お問い合わせは下記山本事務所まで。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
Twitter 「yamamotohiro319」
Facebook 「yamamoto.hirofumi」
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まずは蒲生搬入場へ。
搬入場とは地震、その後の津波で発生した廃棄物を集め、分別し、焼却、またはりさいくるを行う場所です。
仙台では、東日本大震災の際に、約135万トンの廃棄物が発生をし、「1年以内の撤去、3年以内の処理完了」を目指し取り組まれてきました。
そのため、海岸部に、蒲生、荒浜、井土の3つの搬入場が整備され、鋭意取り組まれています。
現在、135万トンのうちの約45万トンの処理が済んでいるとのこと。計画以上に順調に進んでいることから、仮設の焼却場に余力が出てくることが見込まれており、先月から石巻地区の可燃物の受け入れもはじめられているとの事でした。
阪神淡路大震災の教訓を活かし、搬入時点においても3分別を徹底した結果、最終処分が効率的に、迅速に行われているとのことでした。
搬入された廃棄物はさらに10品目に分別され、およそ60%がリサイクルされます。
津波堆積物についても、今後建設が予定されている防潮堤などに使われるとのことです。
仮設の焼却炉です。仮設と言ってもそのダイオキシン等の環境に対する機能は既存の施設と同等です。
仙台では、行政能力の大きさや、被害の量から廃棄物の処理は順調に進んでいますが、被害の大きい地域や規模の小さな自治体では、まだ街中の仮設置き場に廃棄物の山があるとのこと。本格的な復興はもちろん、復旧にもまだまだ時間を要します。
引き続き、隣接する南蒲生浄化センターでの視察です。
浄化センターとは、京都でいう水環境保全センター。平たく言えば下水処理施設です。
東日本大震災発災時の映像などを見せていただきながら、当時の対応をおうかがいました。東日本大震災では、市内の下水管の約2%しか破損をしなかったそうです。
屋上から見た南蒲生浄化センター。奥が太平洋。津波は右の白い建物を乗り越えてきたそうです。
南蒲生浄化センターから陸側を望む。当時は辺り一面み、水浸しだったとのこと。
当時は田んぼだった所も、現在は除塩作業中で耕作は行われておりません。
正午に仙台駅に戻り、協議会としての視察は終了。
午後からは、同僚の鈴木マサホ議員、松下真蔵議員と一緒にレンタカーを借りて、さらに被災地の視察へ。
仙台から、福島まで沿岸部を走りました。
児童が屋上に避難をし、ヘリコプターで救出された荒浜小学校。
荒浜小学校の向かいのガソリンスタンドは今もほぼ当時のまま。
そのまま南下し、名取川を渡って、名取市閖上地区へ。
大きな被害に遭った消防施設。
簡易修繕のみが行われた民家もまだまだ存在します。
お寺も大きな被害を受けています。(観音寺)
犠牲なった方々を追悼する碑が設けられています。
そこからさらに南下をします。
徐々に仮置き場が道路沿いにも散見されるようになり、作業が行われています。当然、大型のトラックが忙しそうに走り回っています。
甚大な被害を受けた山元町立中浜学校。
小学校はあれど周りに民家は見当たりません。その事実が被害の大きさを物語ってます。
学校の校庭は自動車仮置き場になっています。
道路も未だ復旧していない箇所もあります。
かつて電車が走っていたところです。今は線路も痕跡もありません。
国道沿いのコンビニも当時のまま残っています。
さらに南下をし、南相馬市へ。
17メートルの津波が押し寄せ、現在も工事中の原町火力発電所。
自然の猛威を目の当たりにしました。
整備された海水浴場の階段のコンクリートもめくれ上がってます。
これより先は放射能に汚染される危険性があるので入れません。
こちらも同様。
国道6号線の福島原発から10キロ地点での検問所。この先は許可証がなければ入れません。
そのまま西、福島駅方面へ。
途中、飯館村へ。
町内では、除染作業が行われています。
役場前には線量計も設置されています。
そのまま福島駅に向かい、新幹線に飛び乗りました。
新幹線から見える月は美しいのに・・・裏腹に自然は何と恐ろしいものか・・・
今回見て感じたこと、目と心に焼きつけた事を大切にして京都の方々に伝えながら復旧、復興に頑張ってまいります。
それではまた。
☆☆☆☆☆☆ 夕暮れバーベキュー大会 ☆☆☆☆☆☆
昨年初開催をし、好評をいただいたバーベキュー大会を今年も開催いたします。
ご近所、ご家族の皆様でどうぞど参加ください。
日時:9月2日(日)16時~18時
会場:寺内製作所
会費:男性2000円 女性1500円 中高生500円
※お申し込み・お問い合わせは下記山本事務所まで。
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