山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

社会的便益を最大限に引き上げるロードプライシング。

2012-08-10 23:42:27 | 日常活動
今日も暑いですね。天気予報によると明日の午後からは下り坂の模様です。

今日は10時から市会運営委員会が開かれ、もちろん出席をいたしました。来週、17日、1日だけの臨時議会の日程を確認をいたしました。
何のための臨時議会か?請願の採決と、京都市も正式に参加することが決定した、関西広域連合へ、京都市会を代表して派遣する議員を決めることになる予定です。

引き続き行われた、市会改革推進委員会の京都市会の在り方検討グループでは、この間検討を積み重ねてきた「京都市会の在り方」について、座長が提案している3次案について若干の文言修正を行い、検討グループとして成案を取りまとめることができました。

午後からは、梅田スカイビル36階で行われた、道路課金シンポジウムー効率的で持続可能な道路財源制度ーに参加をしました。



京都市におけるロードプライシングについて、先の代表質問で、推進の立場で質問をさせていただいた私としては大変興味深いシンポジウムでした。

名古屋大学大学院環境学研究科の森川高行氏による「道路課金の必要性とその効果」、国土交通省国土技術政策総合研究所の塚田幸広氏による「欧米の道路課金制度の動き」、三菱重工株式会社交通事業部の野口直志氏による「道路課金の技術動向とシンガポールでの実験」、そして、京都市交通政策監、堀池雅彦氏による「都市交通政策からみた道路課金」。
この世界では著名なリーダーによる講演と、パネルディスカッションは本当に面白かったです。

私の頭の中は、特に京都市に対する自動車の流入抑制であり、観光地での渋滞緩和による歩いて楽しいまち、にぎわいのあるまち京都をするということですが。

シンガポールの成功事例。プライバシーの問題による香港での失敗。超大型トラックの通過交通が原因でダメージをうける道路の維持管理費の捻出を念頭においたヨーロッパの事例。更には過積載の問題や、成功したところでは、当然のことながら住民理解があり、そのためには得られた財源の使途が理解されるかどうかがポイントであること。もちろん環境面に対する効果、経済に対する効果など、大変幅広い見地から、貴重なご意見をいただきました。

そして、今後の日本におけるロードプライシングについては日本の高速道路で用いられているようなETCシステムのようなもの(一般的にはDSRC方式と言うらしい)か、GPSの補足による自立方式と言われるような方式があり、もちろん、ケースバイケースではありますが、後者の方が、一般道路にはむいているのではないか?
今後のスマートフォン車載機として進化する可能性は、セキュリティーの問題から難しいのではないか?
プライバシーの問題もあるが、車のを動かす時は、常に繋がっているべきである。
道路課金の目的は交通マネジメントによる社会的便益の向上か?財源論か?いや、両者は両立するのではないか?

などの様々の提言もなされました。う~ん。難しい・・・

会場は36階の会議室、会議室や廊下からの眺めは絶景でしたが、実は私は、軽い高所恐怖症・・・


それではまた。


☆☆☆☆☆☆ 夕暮れバーベキュー大会 ☆☆☆☆☆☆

昨年初開催をし、好評をいただいたバーベキュー大会を今年も開催いたします。
ご近所、ご家族の皆様でどうぞど参加ください。

日時:9月2日(日)16時~18時
会場:寺内製作所
会費:男性2000円 女性1500円 中高生500円
※お申し込み・お問い合わせは下記山本事務所まで。


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