朝、子どもを自転車に乗せて保育園に送るのが最近の日課です。
が、来週には9月市会が告示され、議案も出揃うので、朝の街頭活動もスタートさせます。
朝は天気がよく、今日も暑くなるのかな?と思いきや、現在、市役所周辺は小雨が降ってます。
今日は10時から市会改革推進委員会が開催されました。
今日は議会基本条例について、公明党が提案した素案に対し、各委員からの意見表明がありました。
要点だけ転記します。
○基本理念
1.地方分権と地方自治
地方分権時代にふさわしい地方自治の確立を目指す
2.議会の権能と役割
二元代表制の一翼を担う「議事機関」としての権能・昨日を最大限に発揮し、その役割を果たす。
3.市民と議会の双方向の関係
「開かれた市会」の更なる実現のため、市民と議会との双方向の関係を構築する
4.議会及び議員としての使命
市民の福祉の増進と京都市の発展に取り組むことをその使命とする
○基本方針(基本理念を実現させる為に取り組むべき基本事項)
1.議会の権能と役割の明確化
2.市民への情報発信の強化
3.市民の声の反映
4.議会運営機能の強化
5.多くの知恵を集め、生かす取り組みの推進
6.政策提言・政策立案機能の強化
7.議員の位置付け
8.議会活動の評価
各会派からは様々な意見が出されていました。
条例を作って終わりではいけません。作って、更に改革を推し進めるような条例にしたいと思います。
今日はまだ大きな対立はありませんが、今後、各論に入ってくると、会派ごとの主張がでて、対立する場面も出てくると思います。
現在の市会改革推進委員会は基本的に全会派の一致を原則にしています。
どうやって、対立の壁を乗り越えていくのか??熟議と論拠しかないでしょうね。
不安半分、楽しみ半分です。
更には「開かれた市会」についても議論されました。
○委員会のおける直接傍聴の実施について
現在、京都市会において、常任委員会の直接傍聴は出来ず、モニターによる傍聴のみです。ひとえに、委員会室が狭いという理由でこれまで実施できずにいました。各会派の意見を聞いていると、基本的にはやってもいいけど、狭いからなぁ・・・という内容のものが多かったと思います。
私も、もちろん実施すべしと考えていますが、狭いのも事実です。
私からは、これから始まる9月市会において実際に何人くらいが入れるのかを調べていただくよう要望し、次回の委員会では報告されると思います。
○本会議場における市民に分かりやすい質問・質疑のあり方について
現在、各議会では一問一答方式が主流になってきていますが、京都市会においては現在、一括質問一括答弁方式です。これを一問一答方式にしてはどうかという議論です。
物理的な問題や、時間の問題、テレビ中継の問題について議論がありました。
○代表質問項目の事前公表
○傍聴希望者に対する質問要旨の配布
現在行われている代表質問の質問項目については、公式には事前に公表されていません。(私は個人的に公表していますが・・・)これをネットなどを通じ、興味をもってもらおうというものです。賛成の意見が大方でしたが、「以前に公表したときに圧力をかけられたことがある」という衝撃の意見もあり、その辺への配慮の必要性は感じました。
また、傍聴希望者への配布についても賛成の意見が多数であり、来週告示される9月市会本会議での代表質問においては項目のみ配布されることになりました。今後も、要旨・内容については議論をしてまいります。
○正副議長・委員長による議会活動・委員会活動等の情報発信
市会だよりやホームページ、記者会見等を通じて議長や副議長が積極的に議会で行われている内容を発進するという取り組みです。
これも賛成の意見が大勢でしたが、公平性などの取り扱いについての懸念も少しあるようでした。
○議案に対する議員個人の賛否態度の公表
現在、議案に対する議員個人の態度は公表されていません。(所属する会派の態度が公表されています)これを議員個人の態度を公表しようというものです。
個人的には賛成なのですが、会派によって賛否両論って感じでした。これはまとめるのが難しいかも・・・
○傍聴希望者に対する審査内容の事前告知
代表質問と同じく、常任委員会での審査内容の事前告知は行われていません。
賛成が体勢を占めておりましたが、その方法ややり方について、意見が出されました。
○常任委員会のネット中継の実施
現在、代表質問、と予算・決算における市長総括質疑はインターネットで中継されていますが、常任委員会や予算・決算委員会は中継されていません(市役所でのモニター傍聴はもちろん可能です)。これを常任委員会や、予算・決算の特別委員会まで拡大しようというものです。
これまでの課題と大きく異なるのがそれなりの費用が発生するということ。
事務局の見積もりでは初期経費で約174万円、維持経費で年間約150万円の費用が必要になるとの事です。私は基本的に賛成ですが、費用対効果の面から少し懸念する意見も出されていました。今後も引き続き議論します。
○出席者が和服を着用する「きもの議会」の開催
和装振興やきょうとらしい議会の為に、出席者が和服を着用する「きもの議会」を行ってはどうか?という提案でしたが、「議会改革」の議論にはなじまず、もっと他の場所で議論すべきとの意見が相次ぎ、委員会として、そうように決定をされました。
○その他
最後に、その他開かれた議会に関する提案をする時があり私からモニター傍聴しつの委員会資料の配布方法について、もっと充実させるべきとの提案をさせていただきました。
今後、議論されることになります。
市会改革推進委員会は、基本的に議員同士のやり取りで議事が進みます。
結論がどう出るのか、発言がどう転ぶのか、出たとこ勝負で、スリリングです。
これからも市民の為になる議会改革に取り組んでまいります。
そして、第3回目となりますUSTREAMによる市政懇談会「京都の未来を語ろう」を来る9月21日(水)19:00から1時間程度行います。
ゲストに
ゆうの恵長岡京市議会議員をお招きし、議会改革について懇談をします。
長岡京市議会では、現在、議会基本条例の策定に向けた取り組みが佳境に入ってきていると聞きます。京都市会の取り組みに参考にさせていただくとともに、真の議会改革とは何かについて議論をしたいと思います。
是非、ご参加をいただき、皆様のご意見もお寄せください。
それではまた。
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