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ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

文楽人形の膝は人の握りこぶしだった

2014-09-06 12:45:16 | 日記


                             写真は案内パンフから拝借

山川静夫の人形浄瑠璃文楽のみどころききどころがあった
近く公演があるための事前レクチャー 本公演の見どころを語った

人形遣いの吉田一輔さんなど3名が文楽人形を使って実演してくれた
客席に降りてきてサービス 滅多に体験できることではないので人形と握手した

人形は主遣い 左遣い 足遣いの3人の遣い手で操る その難しさは足遣いだけで15年かかる
手は左右違う遣い手のために拍手の動作など呼吸を合わせなければできない

主遣いの操る人形の体や顔のしぐさを見て左遣いが合わせる
女の人形には足がない あるように動かすのが足遣いの役目 

膝は握りこぶしで作るが 位置が違うとバランスが崩れる
人形は人が演じる歌舞伎よりも動きが自由になるので派手な演技が可能になる

太夫のできも人形の動きにも影響する 
人形遣いは世襲制ではないが若手のホープ一輔さんは三代目

祖父は桐竹亀松、父は桐竹一暢 高校生の息子も入門した
裏を知ると表も見たくなる でも本公演の日 ほかの用事が・・