タリバンになりすました政府側の仕業だと気づいた
カルザイ政権が腐敗していることでおこった事件だった
アフガニスタン北部を取材中に武装勢力に拘束され
9月4日 5か月ぶりに解放された常岡浩介さん
今回の入国はタリバンとアメリカの和平交渉を
タリバンが本当にそう思っているか真相の取材だった
そのさなかに誘拐されカメラも
取材記録も没収されてしまった
一般民家の客間でそこの家族と同じものを食べていた
はじめのうちは かくまってくれていると思っていた
常岡さんは18日後に初めて誘拐に気づいた
「タリバンに捕まっていると電話しろ」と脅された
タリバンを敵とする政府内にありながら
反政府活動をする組織だった
教育の崩壊ででたらめなことに違和感をもたない人々だった
地域格差の大きな所で起きうる事件でもあった
腐敗し無能で機能しない政府より
タリバンの方が一般市民に信頼されている
それの現実は日本までなかなか伝わらない
将来タリバンが政権をとることがあるかもしれない
その時に国際社会とのかかわりが問題視されてくる
アフガニスタンが孤立するようなことにならなければいいが