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ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

拘束したのはタリバンではなかった

2010-10-19 22:22:03 | フォト日記

タリバンになりすました政府側の仕業だと気づいた
カルザイ政権が腐敗していることでおこった事件だった

アフガニスタン北部を取材中に武装勢力に拘束され
9月4日 5か月ぶりに解放された常岡浩介さん 

今回の入国はタリバンとアメリカの和平交渉を
タリバンが本当にそう思っているか真相の取材だった

そのさなかに誘拐されカメラも
取材記録も没収されてしまった

一般民家の客間でそこの家族と同じものを食べていた
はじめのうちは かくまってくれていると思っていた

常岡さんは18日後に初めて誘拐に気づいた
「タリバンに捕まっていると電話しろ」と脅された

タリバンを敵とする政府内にありながら
反政府活動をする組織だった

教育の崩壊ででたらめなことに違和感をもたない人々だった
地域格差の大きな所で起きうる事件でもあった 

腐敗し無能で機能しない政府より
タリバンの方が一般市民に信頼されている

それの現実は日本までなかなか伝わらない
将来タリバンが政権をとることがあるかもしれない

その時に国際社会とのかかわりが問題視されてくる
アフガニスタンが孤立するようなことにならなければいいが