祭りが終わり帰る人々 長年地域に貢献してきた人たち
地域の祭りはこの人たちのためにあるのかもしれない
神殿の外にゴザを敷きそこで少しのお酒と ささやかな肴
当屋組は この人たちの席を作り 取り持つ
派手に屋台を作って 引き回すこともない
にぎやかにやるのが祭りだともいえない
他所の大きな祭りをまねることもしなくても
ささいなことで笑いあう これだけで満足だ
最近は祭りだからといって家族全員で来る家も少なくなった
嫁いだ娘夫婦までやってきたのは18世帯中1軒だけだった
本来の姿が失われていくのは寂しいが
時代の流れで仕方ないことなのかもしれない
ちなみに私は神酒を飲みすぎた
お取り持ちが 取り持たれた
ハレの日や 後は任せた 先に行く