レストラン「ビオス」へ予約なしで行った
予約した客が来るまで時間があるということで寄ることができた
富士川スマートICを出て 狭い道を走り30分
迷いながらたどりついた 農村地域
西山本門寺の北域 富士宮市大鹿窪
畑の中のレストラン しかし内は都会だった
先客2組 着飾った紳士淑女が客
いや紳士はラフだった
後から次々来て11のテーブル10がすぐに埋まった
残席もセッティングしてある予約だろう
部屋の隅に ワインボトルに詰めた水を氷で冷やしてある
そこから取り出し 瓶の底を拭きながら傾けてコップに半分注いでくれた
車ではアルコールは飲めないその水を飲みながら料理を待った
向うの席 運転してきたご主人は水 奥さんはビールを注文した
白壁の店内は明るく 吐き出し硝子戸から見えるコスモスが風に揺れている
農道を時折軽トラが走る もみ殻を燃す煙も遠くに見える
ホールスタッフの応対が笑顔で感じが良い
程よい時間 大きな器で 洒落た料理が運ばれてきた
農業塾で有機農業を勉強したオーナーが
偶然訪れたこの地が気に入りオープンさせた
他に食事する所はないような場所
この店目当てでやってくる人ばかりだ
食の安全性が問われている今日
無農薬の食材を使ったレストランは人気があるのだ
帰りに2組の客とすれ違った これでちょうど満席だ
高速道を使えば近い 駐車場のオープンカーは品川ナンバーだった