【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

年末の散歩

2019-12-30 | 保護犬ハッチ
昨日は、師匠も一緒にハッチの散歩へ。
年末の慌しい中、ハッチを車に乗せて散歩してきた。
到着するや、すぐさま歩きだすハッチ!↓

稲が刈り取られた田んぼ道を歩いて…

さらに歩く、歩く、歩く…

枯れたれんこん畑の横も歩いて、歩いて…

さらに歩く、歩く、歩く…!

止まった、と思っても…
ぼく、まだまだ歩くんだよ!の、ハッチ
さすが、健脚ハッチだ!笑

まだまだ歩くんだからね!の、ハッチ
疲れ知らずのハッチ、どこまで歩くのかい?笑

結局、たっぷり1時間、ハッチと年末散歩を楽しんだ。笑
ハッチは元気です!

『思い出のアンネ・フランク』

2019-12-30 | 本・映画
『アンネの日記』、『アンネ・フランクの記憶』
この本を繰り返し読んでいると、
“ミープ・ヒース”さんのことが気になって、気になって…
ついに、本を購入した。↓

『思い出のアンネ・フランク』文藝春秋

アンネの家族たちが隠れ家での生活を余儀なくされた時、
生きていくための支援(買い物をはじめ精神的な支え)を
惜しみなくしていた、ミープ・ヒースさん。

そして、ミープ・ヒースさんが日記を保管していたからこそ
『アンネの日記』が世に出ることになった。
言い換えれば、彼女がいなかったら日記は処分され、
アンネ・フランクという存在自体、葬り去られていただろう。
そうしたことからも、彼女なしにアンネ・フランクは語れない。

4歳の頃からアンネを知っているミープ・ヒースさんに
とって、アンネが大事にしていた日記を守ることは
彼女だからこそ出来たことだ。

『アンネの日記』では、アンネ・フランクによって
隠れ家の中での生活が書かれているが、
この『思い出のアンネ・フランク』では、
隠れ家の外の様子や
オランダの社会情勢、物資の不足状況、地下活動のこと、
そして、他のユダヤ人の状況について…など、
当時の様子が詳しく書かれている。
 
『アンネの日記』を読んだら、次はこの本を
読んでみることを薦めたい。

『アンネの日記』の中で、私が好きな出来事として
“イチゴジャムを皆でつくる”、というのがあるが
これについても鮮明に書かれていて、
戦時中の一時、ほのぼのとした様子が伝わってくる。

この本を読んで、
あらためて彼女の意志の強さ、たくましさ、
信念を曲げない精神力のすごさに感心するとともに、
ミープ・ヒースさん以外にも
少なくない数の人々が、ユダヤ人をかくまったり
戦争に反対するレジスタンスを支援するために
命懸けで毎日を過ごしていたことが分かった。
忘れてはならない過去だと思う。