【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

『写真家たちの日本紀行』

2008-08-03 | 釣り関連
昨日、楽しみにしていた『写真家たちの日本紀行』を師匠と一緒に観た。
写真家の津留崎健さんが
宮崎県の美しい渓流、五ヶ瀬川を舞台に
写真を撮りながら日本の情景を映し出していった番組。

川の下流から上流へ移動しながら
霧に潤う谷間の風景、川の流れ
川を取り囲む木々や巨岩
葉っぱに滴るしずく、岩を敷き詰める苔などにアングルを向け、
シャッターを押して次々と写真を撮っていく。
途中、フライフィッシャーマンの姿を撮影する、という場面もあった。
釣りの時には“魚の目線で撮る”のだそうだ。
良い魚の写真が撮れた時には『カメラハンティング』つまり
“写真で魚を釣った”という気分になるという。

カメラの機材をリュックに背負い
山奥の絶景の場所へと歩き続けること6時間…
信じられないタフさだった…(^_^;)

ツルケンさんにとって“渓流”は希望・夢なのだそうだ。
そして、風景写真を撮る時に大事なのは
『悩んだら一歩前へ』だという。
さらに、自分の感じたものを引き出す―
それが大事なのだと。

被写体を定めたら、座ったり、しゃがんだり
時には枝に掴まりながらカメラを構えてシャッターをきるツルケンさん。
その姿には“迷い”がないように私には見えた。
最後に「未来に残したい日本の情景」としてツルケンさんが選んだ写真は
“渓流を優雅に泳ぐヤマメ”の写真だった。

番組を見終わった私の感想は「すごいなぁ!私も撮ってみたい!」と同時に
「写真家も大変だなぁ~」と…好きでないと出来ない仕事だ…

ちなみに、一緒に番組を観ていた師匠は川を見ながら
「あそこに魚がいると思うなぁ~」と
ひたすら釣りの事だけに没頭してました(^^;)やっぱり釣りキチだねぇ…