【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

【イワナの昼下がり】

2008-08-01 | 雑記
先日、釣りのエキスパートであったテツさん(西山徹:にしやまとおる)の
書いた【イワナの昼下がり】という本を読んだ。
とても興味深い本で、読みやすくて面白い。

特に「家族で釣りをと考える」というところでは
テツさんと奥様との釣りの話しが
そっくりそのまま我が家でも再現されていたのに驚いた…

つまり、こういう事―――
釣りの楽しさを女性に教えようとする男性が
何とか女性に釣らせようと頑張るが、だんだん釣りの指導に熱が入ってしまう。
でも、その熱血指導こそが女性にとっては怒られているように思え…
せっかく“釣りを楽しもう”としている気持ちを萎ませてしまう。
さらに、雨が降ろうが雪が降ろうが
風が吹こうが釣りをやめない―――

これは本当に私も実体験している(-_-;)
今でこそ私が夫を師匠とし、自分から「釣りに行く」と言って
このブログも更新しているけれど
数年前は“釣り”を憎んでいた時期もあった…

朝早くから釣りに出掛ける夫。やっと連絡が入ったと思ったら
「ライズがすごいから、イブニングしてから帰るから!」
よっぽどすごいライズだったのか、あわてて電話を切る夫…
切れた電話の受話器に向かって
「何がライズやぁ~~~!!!知らんわ~~~っ!!!」と
怒る私…

まぁ、こんな事もあったけれど
今では一緒にライズを探し、川を釣り上がり、キャストをし、魚を釣っている。
人生、全くもってよく分からない(^_^;)

今回この本を読んでいて、当時のことを懐かしいなぁと思うと同時に
テツさんが若くして亡くなってしまったということに
今さらながら本当に残念でならない。
私も機会があるなら、テツさんに釣りを教えてもらいたかった…

うちの師匠は、ずーっと『テツベスト』愛用してます。