山の休日トレッキング

近畿の山をメインにブラブラと歩いています。

里山ウォーク10(大文字山から如意ヶ岳をブラブラ)

2021-03-11 18:28:41 | 山歩き
山王美術館で開催されているルノアール展を予定していたのでかるが、
まだ大阪市内へは行かないほうがいいとの家人の助言を受けて断念!
それでは山へと・・・比良にはまだ体力、脚力不足があり、花もまだのようなので
そうだ火床を久しぶりに訪れよう。

歩いた日:2021年3月11日
天候:晴れ
メンバー:単独

火床

如意ヶ岳

テラスからの琵琶湖展望


歩いたルート
京阪神宮丸太町(10:27)→聖護院門跡→金戒光明寺→真如堂→安楽寺→霊巌寺→火床→
大文字山(12:30 12:35→如意ヶ岳(13:02)→灰山庭園跡地→長等山テラス(14:06 14:12)→
山上不動尊→皇子ヶ丘公園→京阪大津京(14:43)


ルート図1

ルーズ図2

歩行距離10.8km  行動時間4時間16分

京阪くずはに車をキープして、大文字へは霊鑑寺から登る予定で神宮丸太町で下車。
折角なので八ツ橋で有名な聖護院門跡、幕末に会津藩、京都守護職が置かれた金戒光明寺、
今はアフロヘアの石仏の方が有名かな! 紅葉では永観堂に勝るとも劣らない真如堂に寄って行くことに!
久しぶりの街歩きもなかなか楽しい!

聖護院門跡

金戒光明寺

今は此方が有名なアフロさん

真如堂


今日は山野草との出会いが期待できないので境内に咲く梅をパチリ.

金戒光明寺の梅

真如堂の梅


街中をテクテクと歩き火床を見上げて哲学の道を横切る。安楽寺門前を通過して霊鑑寺から鹿ヶ谷ルートへ。
坂道をしばらく登ると左手に火床への分岐がある。直進は楼門の滝経由大文字山四つ辻へと通じている。

火床を見上げる

哲学の道

安楽寺

霊鑑寺

火床へに取り付き


この道は火床への最短ルートで危険な場所もなく安心して歩ける。
取り付きに群生する水仙をパチリとして、木の根の貼り出した道を登る。
ちょっとしたロープ場より倒木の門をくぐると四季の彩りの森、火床下に着く。
おっとスミレ発見でパチリ。
木の根の道

ロープ場

倒木の門

火床(右流れ)への分岐

水仙

スミレ


右流れの階段を黙々と登る。
すぐ上に見える火床の中心部、先着者の声も聞こえてくるのであるがなかなか着かない。
3km程の街歩きが堪えているのかなあ!・・・いや本質的に脚力不足や!
何度か立止まっては息を整えてようやく到着。
そこにはすばらしい展望が待ってくれていた。

火床右流れ

火床中心

眼下に先程訪れた黒谷


展望に満足し、樹林帯をエイコラと登って今年3回目の大文字山頂を踏む。
山頂は穏やかな日に誘われたかのように大勢の登山者で満員状態。これは蜜だ!
ここでも展望をパチリとし、水分補強の休憩をとって5分程の滞在で雨社へと向かう。

賑わう山頂

山頂標識

三等三角点

春霞でハルカスは確認できず


四つ辻手前より雨社大神への縦走路に入ると行き交う人もなく静かな山歩きになる。
林道四つ辻を通過し、林道と平行して続く道をしばらく行くと前方左手下に雨社大神が見えてくる。

四つ辻手前を左折

林道四つ辻

林道と並行するコース

雨社大神


分岐より10分程樹林帯を気持ち良く歩くと金網に囲まれた人工物に突き当たる。
大阪空港の施設てここが如意ヶ岳の山頂である。当然頂を踏むことはできない。
前回は時計逆周りに施設を廻り込んだのであるが、今回は薄い踏み跡のある時計廻りで
山頂標識を確認する。

如意ヶ岳への分岐(右は三井寺へ?)

金網に突き当たる

山頂標識

施設正面


如意ヶ岳からはしばらく舗装道路歩きが続く。
途中からは琵琶湖の展望が素晴らしくパチリ! ついでに馬酔木も!
左に鉄塔、火の用心の看板がある所よりガードレールをくぐってゆくと如意越となる。

舗装道路歩き

大津市内展望

アセビも

ガードレールをくぐる

如意越


ルート脇にある灰山遺跡園地にて大文字山で採り損ねたランチを!
今日のランチはいつものようにサンドイッチとおにぎり。
お腹を満たして長等山、テラス、山科への四つ辻へと脚を進める。

灰山遺跡園地

長等山への標識

山科への下降路は通行止め?


今日はブラブラが目的で無理に降ることもないので。それではテラスへと。
テラスに歩きはじめてすぐに下方より見覚えのあるお姿が! なんとロングトレッカーのM2さんである。
久しぶりの再会でお互いにビックリ! しばしの立ち話で盛り上げる。
ちなみにM2さんは今日も軟弱な私の倍以上歩かれているようである。まさしく孤高の鉄人。
三角点を確認して、ゴルフ場の横を通過して長等テラスで琵琶湖の展望を楽しむ。

鉄人M2さん

テラスへの下降路

三角点

テラス標識


先日歩いた比叡山と琵琶湖の展望を堪能して山上不動尊に下山。
最後に皇子ヶ丘公園の梅でシメて京阪大津京より帰宅の途につく。

テラスより比叡山

琵琶湖展望1

琵琶湖展望2

山上不動尊

皇子ヶ丘公園の梅

























比叡山横川でバイカオウレンを愛でる

2021-03-08 18:35:35 | 山歩き
山仲間の皆さんより叡山のバイカオウレン便りが届き早速出かけることに!
枚方を8時過ぎに発進し、順調なドライブで坂本の大宮川観光Pに9時前に到着。
駐車場にはトイレが併設されており、なおかつ無料で大変ありがたい。
大宮谷林道より群生地の横川へ登る予定で登山口のある日吉大社へと向かう。
 *トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしています。

山行日:2021年3月7日
天候:晴れ午後より雲多し
メンバー:上り:単独 下山時:山仲間さんと
本日のお花

登山口のある日吉大社

歩いたルート
大宮観光P(8:54)日吉大社→本坂→東塔(根本中堂)→西塔(釈迦堂)→峰道(京都トレイル)
→玉体杉→競合い地蔵(トレイル分岐)→峰道→横川中堂→元三大師堂
→横川行者道→三石岳→日吉大社奥宮→東本宮→観光P(14:40)

ルート図

行動時間:5時間46分 歩いた距離14.6km

日吉大社横の長い階段を体調を確かめるようにテクテク登る。
この階段で息切れを起こすようでは先が思いやられるが、今日はいつもよりましか!
登り切ると大宮谷林道の入り口がある。
ここで思案! 林道を歩くと早く着きすぎるようなので本坂からの周回へと変更。

大社横の階段

大宮谷林道と本坂分岐(右:林道 左:本坂)


東塔への最短ルートとなる本坂は見どころが無くダラダラ上りが続く。
得意技のカメ足歩行を黙々と続け、路面とにらめっこしながら登るとやがて東塔界隈に着く。
まだ観光客も少なく水分補強と衣服調整をして根本中堂を通過してゆく。

本坂登山道

東塔手前ではコンクリート道に変化

根本中堂


境内をいそいそと歩きゲートで通過だけですと伝えると入山料は免除。
京都トレイルとなる陸橋を渡り浄土院御廟への長い参道を降る。
西塔のゲート手前でトレイル道へ入り釈迦堂へと抜けてゆく。

京都トレイルの陸橋

浄土院への参道

浄土院御廟

西塔ゲート手前で右のトレイルへ

釈迦堂


ご本尊の薬師如来様に外からコロナ収束の願いを込めて合掌!
トレイルに従ってドライブウェイのトンネルをくぐり峰通へと入ってゆく。
峰道はアップダウンも少なく快適なトレッキングとなる。
清流寺への分岐を過ぎ、奥比叡八景の二河の白道を気持よく通過すると
ランドマークの玉体杉について一息。

ドライブウェイのトンネルをくぐる

快適な峰通

二河の白道

玉体杉


行動食で少しお腹を満たした後、競合い地蔵よりトレイルと別れて横川への道へと進む。
そろそろバイカオウレンが顔を見せ始めるかなとキョロキョロしていると前方より
山仲間さんのヨネちやんとしーちゃんが登場、ラインで連絡をしていたので迎えに来てくれたようである。
三人でバイカオウレンを愛でながら横川へ。

横高山と横川分岐の競合い地蔵

久しぶりに再会の山仲間さん

峰通にてんこ盛りに咲くバイカオウレン








思い切りバイカオウレンを堪能して駐車場より横川中堂に向かっていると
なんとここでも山仲間さんの麻耶山さん歩さんにばったり!
はるばる神戸よりお越しである。一年ぶりに再会に思わず握手。
横川中堂から元三大師堂への参道にも花が咲き乱れており、マスクマン4人の撮影タイムが続く。

横川中堂

元三大師堂

横川に咲くバイカオウレン








元三大師堂前のベンチでランチタイムをして下山は啓恵心堂より行者道へ
麻耶山さん歩さんが登って来られた中尾坂分岐を過ぎて林道を黙々降る。
今の時期は見るものも無く退屈であるが、4人で下ると話が弾み結構楽しい!当然距離を取ってであるが!

記念撮影

恵心堂

中尾坂分岐


三石岳に寄り道をして、入山禁止になっている八王子山を時計逆廻りに巻いて奥宮へ。
東本宮に下山して本日の山行を終える。
ありがとうございました。

奥宮

琵琶湖展望

本日初お目見えのタチツボ

東本宮


















里山ウォーク9(交野山・アンテナ山をブラリ)

2021-03-04 17:32:05 | 山歩き
宣言が解除され当初は比叡山のバイカオウレンに会いに行く予定であっのだが
どうも天候が不安定のようでパスとなる。
昨夜ノルデック世界選手権を遅くまで見ていたこともあり、近隣の交野山をブラリすることに!

歩いた日:2021年3月4日
天候:曇り
メンバー:単独

今日のピーク 交野山

今日の花 スミレ

歩いたルート
津田サイエンスヒルズ(11:35)→国見山→新サンドイッチ山→白旗池→交野山→白旗池→
アンテナ山→森の休憩所→サイエンスヒルズ(14;15)
ルート図

歩いた距離:5.9km 行動時間2時間40分

登山口のアマビエさんに今年7回目の合掌! 
最近感染者数がだいぶ少なくなってきているのは私のお祈りのおけげかなと勝手に納得し、
さらななる収束を願う。

登山口

アマビエさん


登山口に咲くスイセンをパチリとしてスタート!
国見山への分岐より谷筋沿いを登り、尾根筋に出てJR津田への分岐を過ぎると展望デッキに着く。

登山口のスイセン

国見山分岐にかわいい登山者

谷沿いを登る

尾根筋

展望デッキ


デッキより比叡山を望むことができ、パスは判断ミスかと心が揺れるが・・・いや曇ってるで!
いいように納得して整備されたコナラの並木道を進む。

デッキより比叡山を望む

先週歩いた西山山系

コナラ並木道


さくらのデッキへ通ずる鉄塔をくぐると前方に国見山への斜面が見えてくる。
この急坂を登り切ると枚方八景の国見山山頂となる。

サクラのデッキへの鉄塔

国見山への斜面

国見山山頂


近畿自然歩道への四つ辻へと下降し、水平道との分岐を尾根道へと進む(ありじごくの道)
腰掛石を通過し、少し登って二股を右に下降。モチツツジ群生地沿いに新サンドイッチ山の標識がある。
脇道にあるので意識していなければわからずに通過してしまう。
今年ここを通過するのは5回目であるが確認したのは今日が初めて! でも頂を踏んだ感動はない!

近畿自然歩道四つ辻

水平道分岐・・・右へ

腰掛石

二股・・左は近畿自然歩道へ 右へ

新サンドイッチ山標識

標識をパチリとしてさらに下降するとふれあいセンターのある白旗池に着く。
今日はハイカーやトレランの方は少なく3パーティのみ。
シュンランの状況を確認して交野山へと向かう。

ありじごくの道出口

白旗池

ふれあいセンター

花はもう少し先のシュンラン

白旗池の堤を渡り、ゴルフ場の専用道路を横切って山頂への道に入る。
山頂まで続く長い階段を頑張って登り切ると観音岩がデーンと座る山頂となる。

白旗池の堤を渡る

ゴルフ場の専用道路

山頂まで続く階段

天狗岩


山頂からは雲は低いものの大阪のビル群がよく見えており展望はまあまあかな!
展望をパチリとして白旗池に戻る。
途中に今年はじめて遭遇するスミレさんと白旗池のスイセンをパチリ!
オオイヌノフグリが私も山野草やでと訴えるのでこちらもパチリ!

山頂の観音岩

大阪ビル群展望

スミレさん

白旗池のスミレ

オオイヌノフグリ


次はゴルフ場のトンネルをくぐりまだ一度も訪れていないアンテナ山の頂を踏むことに!
近畿自然歩道の三差路よりサンドイッチ山分岐を右に見て野外センターへと脚を進める。
今は閉鎖中の建物横よりちょこっと登ると小さなピークアンテナ山に着く。
林の向こうにはサンドイッチ山のこんもりが見える。

近畿自然歩道三差路(右へ)

サンドイッチ山への分岐(右)

閉鎖中の野外センター

アンテナ山

サンドイッチ山のこんもり


水分補給で3分程のみ滞在し、ショートカット道より近畿自然歩道に戻り、水平道を通過。
国見山四つ辻の森の休憩所で簡単なランチをしてサイエンスヒルズに下山。
交野山ちょこっとハイクを終える。

近畿自然歩道に合流(右より出てくる)

水平道

森の休憩所












小塩山からポンポン山竈ヶ谷再訪で花を愛でる

2021-03-02 00:42:16 | 山歩き
山仲間さんよりポンポン山竈ヶ谷にセリバオウレンが咲いているとの情報をもらう。
予定のない日曜日、さっそく出かけることに!
午前8時過ぎに発進し、小塩山登山口のある大原野神社に9時前に到着。

山行日;2021年2月28日
天候:曇り時々晴れ
メンバー;単独
*トレッキングレポートは山の休日ホームページにアップしてます。

本日のピーク;淳和天皇陵 小塩山

本日の目的花:セリバオウレン

歩いたルート:大原野神社(9:05)→(天皇陵道)→小塩山→大原野森林公園・森の案内所→(竈ヶ谷)→福寿草保護区
→西尾根→森の案内所→(東海自然歩道→金蔵寺→(天皇陵道)→大原野神社(15:05)
ルート図

歩いた距離14.3km 行動時間6時間
大原野神社を9時5分に出発。
正法寺の前を通り、竹林を抜けて天皇陵道に入る。まずは小塩山を目指す。
落ち葉の敷き詰められた緩やかな傾斜の続く道を登ると金蔵寺への分岐に着く。
ここで一息入れる。

スタートの大原野神社

橋を渡って正法寺へ

竹林を抜ける

天皇陵道

金蔵寺への分岐

分岐より得意技の亀脚で黙々と登り続けるとやがて管理道路へと飛び出す。
道路を二つ横切り電波塔前より時計回りで少し歩くと淳和天皇陵、小塩山となる。
頂は御陵があり踏むことができないので、西側にある仮の山頂標識にタッチ!

作業道路を横切る

電波塔

淳和天皇陵

小塩山仮の山頂


御陵正面へと戻り、森林公園・森の案内所への下降路へと入る。
ここを歩くのは初めてとなるが、馬酔木の目立つ樹林帯の中に遊歩道のような道が続き快適である。
以前の比べると降る脚もだいぶ衰えているのであるが、それが錯覚のように感じる下降となる。
関電の鉄塔を二つ通過し、最後に杉林の急坂を抜けると公園口に出て森の案内所に着く。

森の案内所への下降路

快適な登山道

鉄塔を通過

森林公園口

森の案内所


案内所からは小川沿いの道へ降り、竈ヶ谷へと入る。
老眼と近視の目をキョロキョロさせて目的の花を探す。
セリバオウレンは見つけるもセツブンソウはゲットならずでガク!

竈ヶ谷へ

コールポイントは11番

沢沿いに続く道

セリバオウレン


ちょっとだけ満足し沢沿いの道を何度か渡渉して先日歩いた東尾根口を左に見て通過。
沢沿いには小さく黄色い色の花を咲かせるヤマシロネコノメソウが見られるようになる。
何度かパチリとしてカメラにその姿を納め、コールポイント32番より保護区へと登ってゆく。

竈ヶ谷コース

東尾根入口

渡渉を繰り返す

コールポイント32番(保護区へ)


竈ヶ谷の名花・・・ヤマシロネコノメソウ




コールポイントより急坂を登ると保護区へと着く。
届に記入して福寿草鑑賞タイムへ。
今日は日差が弱く先日に比べると少し遠慮気味の開花である。

保護区へ

保護区

福寿草




観賞後西尾根ポンポン山分岐へと登りランチタイムへ。
サンドイッチとおにぎりでお腹を満足させて西尾根を森の案内所へと下ってゆく。
ここを降るのもはじめてであるが、よく整備されてとても歩き易い、
ツツジ丘分岐より川沿いまで下るとまもなく森の案内所に戻り着く。

保護区とポンポン山分岐

西尾根下降路

ツツジの丘分岐

川沿い


案内所には寄らず舗装道路を金蔵寺分岐までテクテク歩き、東海自然歩道より金蔵寺へ。
仁王門より境内に入らせてもらい、愛宕社横の小塩山登山口より天皇陵道分岐へと歩く。
天皇陵道を降り、正法寺の梅園を見学して本日の山行を終える。

舗装道路をテクテク

分岐より東海自然歩道

金蔵寺仁王門

小塩山登山口

天皇陵合流点


正法寺の梅園




大原野神社に着地

次は叡山のバイカオウレンかな! 完